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油圧シリンダの油漏れの原因と対策
2023/10/20 15:38
- 工場設備で使用している油圧シリンダのロッド側から連続的に油漏れが発生しました。恐らく、ロッドパッキンの劣化が原因です。
- 圧力を上昇させることで油漏れが止まったことから、油圧ポンプの圧力調整が油漏れの対策になった可能性があります。
- 油圧シリンダを扱う経験が浅く、漏れがなくなった原理についてはわからないため、詳しい方に教えていただきたいです。
油圧シリンダの油漏れについて
2020/10/15 10:14
工場設備で使用している油圧シリンダのロッド側から連続的に油漏れが発生しました。
恐らく、ロッドパッキンが劣化したことによって油が染み出て来たのではないかと思うのですが、油圧ポンプの圧力を7.0MPaから9.0MPaに上昇させたところ油漏れが止まりました。
最近 油圧シリンダを扱うようになったばかりなこともあり、どういう原理で漏れがなくなったのか、調べてもわかりませんでした。
詳しい方おられましたらご教授願います。
回答 (4件中 1~4件目)
ロッドの位置に関係なく漏れが出てくるならパッキンの摩滅などによるシール不良の可能性が大きいと思います。特定の位置に限定されるならその位置に傷などが考えられます。
水道のぽたぽた漏れているときにきつく増し締めすると止まるのと同じで、圧力を高くすればパッキンが相手側に強く押しつけられるので漏れが止まる可能性が高くなります。相手側に少しの傷があった場合でも傷に押しつけられることで隙間が埋まり漏れが止まることがあります。
パッキンの交換をするのであれば溝とかの傷も確認することと、作業中に傷を付けないように注意することも重要です。
あとは、保全用の資料を入手するなどしてそれにしたがった対応を行うことを勧めます。
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シリンダーのシール部分がリップシールを使用している場合は、圧が大きくなると、シールのリップ部分が油圧によって強く押し付けられるために一時的に止まることはあるかもしれません。あと考えられるのはシール部分に挟まってゴミが油圧を上げたことによって押し出されたというのも考えられなくはないですねぇ。まぁ、いずれにしてもシール部分は点検して交換が必要になるかと思います。
オーリング溝からはみ出して(リッピング)漏れが偶然止まった
https://catfood-tecsheet.ssl-lolipop.jp/ee03tm011.pdf
http://www.seal.valqua.co.jp/seal/gasket_detail_tech/076/
そのまま運転するとちぎれます