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設計図面の平行度及び平面度の公差指示について
2023/10/20 15:21
- 資材購入事務に従事している者がお客様から預かった図面の平行度や平面度の公差を忘れると、組立段階で不具合が生じる可能性があります。
- 図面の確認を怠ってしまった場合、出荷検査やお客様の入荷検査を通過してしまい、組立段階で不良品として判明するリスクがあります。
- 資材購入事務に従事したばかりの者は、リスクマネジメントの面でも、図面の公差指示について知識を深める必要があります。
設計図面の平行度及び平面度の公差指示について
2020/09/15 11:34
某企業にて、資材購入事務に勤務しているものです。お客様から図面をお預かりし、機械加工をしているのですが、時々記載されている平面度や平行度の公差を忘れ(もしくは見逃し)てお客様へ出荷してしまった場合、組立段階でどのような不具合がおきることが考えれますか?
(まずありえないですが、出荷検査、お客様の入荷検査を通り抜けてしまったとします)
必ず図面を確認し、絶対ありえないようにしていますが、資材購入事務に従事したばかりのため、もしかしたらと思うと・・・リスクマネジメントの面でも知っておきたい事案です。
よろしくお願いいたします。
回答 (5件中 1~5件目)
依頼された部品が何に使用されているか、公差が指定されているなら何のための公差なのかを考えることが公差から外れた場合にどういった不具合が起きるかを考える近道です。
組立のための公差であれば組み付かなかったり組み付いてもガタが出たりするでしょう。
性能のための公差であれば動作を確認した時に精度が出ないとか異音がするなどの不具合がでます。
ただし組立の人もプロです。特に公差指定があるようなものの組立をする人なら相応の技術を持ち合わせているので、大抵はすり合わせて何とかしてしまうと思います。
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リスクマネジメント云々というならば、貴方個人で思い悩むべき部分ではないですけどね。人間である以上、見落としやミスはゼロにはできないわけで、それをどうやって防ぐか、また後工程に流出させずに済ませるか、というのは組織単位で取り組むべき課題です。
そのあたりはさて置き、平面度や平行度の公差についてですが「どのような不具合がおきるか」というのは一概には言えません。その制作する対象物の用途によって大きく変わりますし、その公差を指定する理由によっても変わります。
例えばですが、機械加工用の治具類の部品などであれば、平面度や平行度、その他公差から外れていても大抵は『加工品の精度不良』に留まるでしょう。
しかしその製品が医療機器や車両のパーツだったりすれば、最悪の場合は人命にかかわる場合もありえます。そこまでいかなくとも、些細な部品不良が原因で数十万台規模のリコール・・・という話は車業界ではチラホラある話です。
最悪の最悪を考えれば、それこそ飛行機に関連する部品などだったなら、数百人単位の犠牲者もありえる話です。
ただまあ、基本的にはそうしたリスクに応じた品質管理がされているものですから「自社と客先のあらゆる検査やセーフティネットを潜り抜けてしまったらどうしよう」とまで考えるのは行き過ぎでしょうね。
組む上では中身が入り出すと平行が出てないとあるべきクリアランスが出ず調べ始める
平面度もしかりだが、こっちは稼働させると音、振動、オイル使ってるなら漏れるとか
そんな感じかな?