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油圧作動油についての注意点とは?
2023/10/20 15:20
- 油圧作動油についての注意点や問題をまとめます。
- 同じメーカーの製品であっても、異なる粘度の油圧作動油を使用した場合には問題が生じる可能性があります。
- 機器の稼働効率が下がったり、パフォーマンスが低下したりする可能性があります。
油圧作動油について
2020/09/14 16:31
油圧作動油について質問させていただきます。
(1)同じメーカーの製品で、
(2)且つ同じ用途であり(油圧作動油)、
(3)同じシリーズ、ブランドの商品で、
(4)粘度だけが異なる油(例:VGO15と32)
上記条件ですと、油圧作動油同士であれば
例えば普段15を使っているものに一時的な
代替として32を使ったりする場合、問題が
生じるとしたらどんなことがあるでしょうか。
(機器類の稼働効率が下がりパフォーマンスが
落ちるなど)
質問者が選んだベストアンサー
同じメーカの同じシリーズの物なら粘度が違っても使用できるかも。
作動油の15とか32は、温度40℃の時の粘度の数値で表しています。
(ちなみに、15と32の粘度の物を混ぜることは問題ありません。同量混ぜたら粘度は23.5になります。)
VG15からVG32にして、一番の問題は粘度が高くなり抵抗が増えて動力源(モータや発動機)の負荷が大きくなることです。起動しなかったり、モータならサーマルトリップやブレーカが落ちるなどの問題が発生します。
私の経験ですと装置にもよりけりですが、周囲温度が10℃以上なら問題なく使用できると思います。
また、逆にVG32からVG15にした場合は、負荷が少なくなり効率が良くなりますが、
潤滑性が悪くなる。漏れが発生しやすくなる。
場合によっては引火点が低くなり消防法による規制が発生する。
などを考慮します。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
用途、粘度が同じでメーカーが異なる油を使うとどうなるか、の質問なら多分大丈夫と答えるが....
粘度が全く異なる物を使うとどうなるか・・・壊れる
お礼
2020/09/15 16:32
ご回答ありがとうございました。
VG15とVG32では粘性が倍ほど違います。
本来ならさらさらな粘度が要求されているところに粘性の高いオイルを入れる訳ですから、潤滑不良、シールからの漏洩、油圧ポンプでオイルを圧送しているのであればポンプの吸い込み不良、粘度が高いことによる冷却能力不足から起こる発熱、等さまざまな要因が想定されます。
稼働効率が落ちる、等だけで済めば良いですが、機器そのものの故障要因に繋がりますので極力使用しない方が良いでしょう。
以上、ご参考まで。
お礼
2020/09/15 16:32
ご回答ありがとうございました。
お礼
2020/09/15 16:30
大変参考になりました。ありがとうございます。