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ナイロン繊維の手袋における白い糸くずの謎
2023/10/20 15:19
- 弊社ではナイロン製の手袋から発見される白い糸くずの原因について調査しています。
- 疑問点として、グレーのナイロン糸が色落ちして白くなるのか、または手袋には白い糸も含まれているのかです。
- 繊維に詳しい方、アドバイスをお願いします。
繊維に詳しい方教えて下さい。
2020/09/11 09:55
弊社では糸くずが原因による不良が発生しており、この度分析したところナイロンであることは分かりました。そこで製造現場にある繊維(作業着、帽子、手袋、ウエスなど)の成分を調査したところ、手袋がナイロン製で一致しました。しかし、疑問に思うのが発見される糸くずは白がほとんどですが、手袋はグレーです。
グレーのナイロン糸は色落ちとかして白くなるものなのでしょうか?もしくは、グレーの手袋は見た目はグレーですが白い糸も含まれているということでしょうか?
繊維に詳しい方アドバイスをお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
すいません、繊維に詳しいわけではありません。異物に苦しめられている経験だけあります。
異物として捕まえる繊維は製品と異なる色に見えること多いです。
理由はさまざまですが、グレーの布は白い繊維と黒い繊維でできていることあります。
また、拡大観察で繊維の色と製品の色が一致しないことあります。光源の影響もあるし、濡れた繊維は乾かしても同じ色、形状に見えないことあります。
繊維の色落ちは余り経験がありませんが、現場でアルコールなど溶剤、熱、紫外線などがある場合は変色、変形します。
手袋を疑いつつ他の見落としも警戒が必要。
異物がナイロンで繊維状でも、発生源が繊維でできているように見えないモノであることもあります。
異物の媒体になりう空気、人、モノをもう一度確認を。
当面の方針は現時点での異物の頻度を押さえる。例:1ヶ月に○件
手袋を検査グレードに変更、すでに検査グレードの場合は、メーカーを変える、交換タイミングを短くするなど、対策を実施します。
対策後の異物の頻度を把握しクロスチェックとするのですが・・・
繊維系の異物は収束まで時間がかかることが多いです。
手袋交換で一時的に頻度が下がっても終息宣言は危険です。数ヶ月のスパンで再発することも・・・
分析レベルで繊維を判別できる可能性もあります。顕微FT-IRラマンシステムによる精密な分析、また、手袋に帯電防止処理がされているときは無機成分が指標になることがあり電子顕微鏡のEDXが使用できることがあります。
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その他の回答 (3件中 1~3件目)
現場から使い古したナイロン手袋をもらってきて調べたらいかがでしょう。
こんなところで、仮に「グレーの手袋には白い糸が使われていることもあります」というようなコメントを得ても、それで社内での説明ができるとは思えませんが。