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ワイヤーカットでの腐食について疑いがあります
2023/10/20 14:33
- ワイヤーカット加工中に加工槽に落ちている断線した電極線が浮遊して加工中の製品に接触した場合、どうなるのでしょうか?
- 今まで錆だと思っていたものの原因がわからず困っています。製品に小さいクレーターみたいな凹みなどがある場合がチラホラ。
ワイヤーカットでの腐食について疑いがあります
2020/08/17 16:46
ワイヤーカット加工中に加工槽に落ちている断線した電極線が浮遊して加工中の製品に
接触した場合、どうなるのでしょうか?
今まで錆だと思っていたものの原因がわからず困っています。製品に小さいクレーター
みたいな凹みなどがある場合がチラホラ。
回答 (2件中 1~2件目)
浮遊する場所によっては二次放電を起こす事もあるかもしれませんが、よくわかりません。
弊社でも古い水の加工機で加工すると錆や電解腐蝕が進行してピンホールのように成長することがあります。小さくて黒いクレーターのようになります。それと同じ現象だとしたら以下の対策が有効かもしれません。
〇比抵抗が低くなると電蝕が起こりやすくなるので比抵抗を高く設定する。100000Ω・cm以上がオススメ。
〇ワークコートやメカPコートといった類のスプレーを塗布してから加工する。金属表面を保護してくれますが、加工した面の腐蝕は防げないので加工液中に長く放置しないようにします。
〇加工面も含め錆や電蝕を抑えたい場合はサビーナ等の防錆水変換装置を使用するのも有効かもしれません。
〇材料を変える。ステンレス系の材料にすると錆や電蝕はかなり抑えられます。
似たような材料でもピンホールの出来やすさにはかなり差がある場合があります。
〇最近はあまりないと思いますが、材料そのものに最初からピンホールがある場合もあるので材料を確認してみる。
〇最新の加工機にするとかなり抑えられると思います。
〇油の加工機にするとだいぶ抑えられると思います。
黒いクレーターではない白いというか素材色でのプツプツのようでしたら、加工屑による二次放電かもしれません。スプレーによるコーティングである程度抑えられます。
ですがどの対策も抑えることは出来ても完全には防げません。
もっと良い対策ご存知の方いたら私も教えていただきたいと思ってます。
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お礼
2020/09/15 08:20
回答ありがとうございます。
弊社での加工で歯車の歯研が行われた後にワイヤー加工する場合があり
錆に非常に厳しく、困ってました。
やはり、限界はあるようで出来る限りのことはやりつくしたと思いました。
油の加工機も検討しましたが、加工スピードが極端に落ちるので見合わせていましたが
検討必要ですね。