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油圧シリンダーの選定方法
2023/10/20 08:28
- 油圧シリンダーの選定方法について質問します。
- 35φの面積に直線往復運動で2.5t~3tの力をかけるためにはどの油圧シリンダーを選べば良いのでしょうか?
- 16Mpaの油圧シリンダーで該当の力を生み出すことができるのかについて知りたいです。
油圧シリンダーの選定
2020/03/27 16:02
勉強不足で恐縮です、
35φほどの面積に、直線往復運動(ストローク15mm程)で2.5t~3tくらいの力をかけたいのですが、(3t=29.4kgfという力は16Mpaの油圧シリンダで生み出されるのでしょうか)
どの油圧シリンダーを選定すればよいのでしょうか?
TAIYOとかの呼び圧力16Mpaで(16MPa用薄形油圧シリンダ)先端にS45Cの分銅みたいなものをつけて、架台をしっかりしたものをつくれば3tくらいでおせるのでしょうか?
お分かりになる専門の方よろしくお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
圧力=荷重÷受圧面積ということは良いでしょうか?
そうすると必要シリンダー断面積=荷重÷油圧圧力ということになります。
また、1MPa=1N/mm^2です。
なので、荷重3t=29,400Nを16MPa(=16N/mm^2)で出そうとするれば、29,400N÷16N/mm^2=1837.5mm^2のシリンダー断面積が必要になります。
この値を円の直径に換算すれば2×√(1873.5mm^2÷π)=48.4mmとなります。
なので、Φ50以上の油圧シリンダーであれば16MPaのシステムで3tの荷重を出せることになります。
ただし、Φ50だと15MPa以下に油圧が低下すれば、発生荷重は3tを切ります。
しかし、油圧シリンダの摩擦で0.3MPa相当、チェックバルブで0.2MPa相当の圧力損失が発生するとみなせば、15.5MPaのポンプ出口圧力確保必須となります。
油漏れ等での圧力低下を考慮すると、若干心許ない気もするので、空間的制限が無ければΦ63にした方がよさそうです。
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