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深穴加工時の切粉詰まり
2023/10/20 08:21
- マシニングにてハイスのロングドリルでの深穴加工をしておりますが、切粉が底で詰まってしまいます。
- 切粉排出の方法を教えてください!
- ハイス限定で、溝以上の深さを入れることもあります。
深穴加工時の切粉詰まり
2020/03/13 19:20
はじめまして。
早速ですが、マシニングにてハイスのロングドリルでの深穴加工をしております。
ステップ時の浅いうちは良いのですが、深くなるにつれ切粉が抜けきらずに底で突いてしまいます。
早送りを遅くしたり、ペッククリアランスを広くしても頻度は変われど突いてしまいます。
切粉排出の良い方法、お知恵をお貸しください!!
工具はハイス限定で、溝以上の深さを入れる事もあります。
宜しくお願いします。。
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その他の回答 (8件中 1~5件目)
肝心のことを聞いてなかったです口径はいくらですか
補足
2020/03/14 09:45
径は様々ですが、6~25位までです。
深さは100~150位の加工が多いです。
ハイスドリルなのでセンタースルークーラント穴はついてなさそうですね。
外部給油で深穴加工されていると推測します。
クーラントノズルを刃先に向けると切りくず排出は改善されます。
1.切りくずが原因
https://www.sandvik.coromant.com/ja-jp/knowledge/drilling/pages/drilling-tips.aspx
切りくずがドリルから詰まることなく排出されるときは、切りくず生成は許容範囲内です。
これを確認する最適な方法は、穴あけ時に加工音を聞くことです。
異常音がする場合は、切りくずの詰まりが原因の可能性があります。
切りくずをチェックしてください。切りくずが長く、渦巻状ではなく曲がっている場合、切りくずの詰まりが発生しています。
☆切りくずの詰まりを避けるためのヒント:
切削条件が正しいか、適切なドリル/チップブレーカが使用されているかを確認する
・切りくず生成の確認– 送りと速度を調整する
・クーラントの量と圧力をチェックする
・切刃を確認するチップブレーカ全体が食いついていない場合には、切刃の損
・傷/チッピングにより切りくずが長くなることがある
・新しいロットのワークにより被削性が変化していないか確認する。変化がある場合は切削条件を調整する
2.溝長が原因
ドリルの溝は切りくずを排出するためなので、穴深さ以上の溝長を持つドリルを使用してみてはいかがでしょうか。
10D以上の深穴の場合は
同じ径の溝長の短いドリルで浅いガイド穴をあける
深穴用ドリルを穴に突っ込んでから回転を上げ、穴あけ加工を開始
G83の深穴ドリルサイクルのR点は穴の入り口付近にし、穴あけ加工中は穴から抜けきらないようにしてます。
穴加工完了後はG98でリファレンス点復帰。
上記の方法でも切り屑が詰まることはありませんでした。
長文失礼しました。
お礼
2020/03/14 08:57
ありがとうございます。
サイトを熟読し勉強したいと思います。
スタートホールは有効でしょうね。
R点は逆にキリコが抜けるようにとZ0.にしてました。
追加の質問です
切削速度はいくらですか
一回転あたりの送りはいくですか
ドリルのメーカー型式は何ですか
補足
2020/03/14 08:51
周速7~9位でためしてますが、12~3の方がイイ感じになりやすいです。
カタログ基準での微調整なので、周速12は早すぎるのか?と思います。
一回転は径の0.015掛けで調整しています。
ドリルはNACHIのロングドリルLSDかテーパーシャンクドリルで外部給油
四方から先端キツメで中腹、上部へとかけてます。
加工完了時に先端に切粉がこびりついてる事があり、それが悪さをしてるのかな?とも思います。
お礼
2020/03/14 12:41
一周送りは10パイ×0.015で一周0.15てな感じです。
周速は50Cや焼き前の生材なら25~15でいくのですが、材料がHRC36なので
NACHIのHPでの条件はHRC35~40の欄を参照してました。
まだまだ条件の見直しの余地がありますね。。
しかし穴あけは本当に難しいです・・・
ありがとうございました!
また何かあったときはよろしくお願いします!