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ボーリングバーが安定しない!初心者の質問
2023/10/20 07:37
- マシニング初心者が初めて外径のボーリングバーを使用。チップ交換や切削調整を行いながら製品を作成するが、安定した直径にならない。
- 使用する材料はs45cで大きさは消しゴムくらい。製品の数は100個、ブラザーのタッピングセンタを使用。
- 繰り返しの作業ながら外径のボーリングが安定しないことに困っている。寸法は7.99±0.005を狙っている。
ボーリングバーが安定しません。
2020/02/24 12:16
マシニング初心者です。初めて外径のボーリングバーを使いました。
質問です。チップ交換して削り代を残して切削してマイクロで測定しダイアルで調整し、切削して図面どおりの直径になったら製品をバイスから外して次の製品を固定し、今度はダイアルは何もいじらず切削して、マイクロで測定しても同じ直径になってくれません。これの繰り返しで全然量産出来る状態でありません。外径のボーリングってこんなに安定しないものですか?材料はs45cで大きさは消しゴムくらい。製品の数は100個、ブラザーのタッピングセンタを使用しています。狙う寸法は7.99±0.005です。よろしくお願いします。画像みたいな感じです。
回答 (5件中 1~5件目)
機械の精度や作業環境などによりますが、
切削抵抗や遠心力によりボーリングバーが逃げる
切削熱によりワークやチップが熱変位する
外気温で主軸やボールねじ、治具が熱変位する
等の理由でミクロン代の精度は安定しません
ミクロン代の精度でなくとも
毎回、ボーリングバーでコンマ数ミリ程残して中仕上し、測定後、
同じボーリングバーで狙い寸法に仕上げる。
という工程が必要だと思います。
7.99±0.005の精度であればボーリングバーや旋盤のような切削加工でなく、
円筒研削盤などの研削加工をおすすめします。
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調整して寸法になった場合と、仕上げ代から一回で仕上げた場合では残り代が違うので、
同じ寸法にはならない場合があります。
戻りも同じ径を切削送りなら同じ寸法になりやすいですが、
S45Cの場合は取り代が少なすぎる場合や径が小さい場合は荒れる傾向になるので±0.005は厳しいですね。
S45Cはチップはサーメットでφ7.99のように小径の場合は残り代は径で1.0くらい多めにして、
回転は周速200くらいで送りは指定面粗度がわからないのでなんとも言えませんが、早い方が綺麗になります。
戻りは回転を止めて逃がして戻る方がいいと思います。
回答(1)さんは、バニシングロールを想定なさっているようですが、ご質問者さんの記載なさっている内容は、切削加工のようです。
切削加工と想定して、もう少々条件を教えてくださるようにお願いします。
>外径のボーリングってこんなに安定しないものですか
目標:7.99±0.005に対して、実態はどの程度でしょうか?
加工前の外径(又は取り代)はどの程度に設定なさっているのでしょうか?
>バイスから外して次の製品を固定
ワークは、丸棒状のようですが、どのようなバイスとジグを使って固定しているのでしょうか?
加工前のワークの大径部と小径部(7.99±0.005に仕上げたい部分)の同軸度はどの程度確保できているのでしょうか?
加工前の小径部の位置の再現性はどの程度確保できるのでしょうか?
切削じゃないので寸法安定は良いですね
https://www.sugino.com/site/roller-burnishing-tool/sp-type-csa.html
補足
2020/02/29 17:32
旧JISで申し訳ないですが、指定面粗度は▽▽▽です。