100v 50hzの地域で100v 60hzの機器を使う方法

機器によって対処方法が異なります。例えば誘導モーターを使った洗濯機などなら、モーター側のプーリーと駆動ベルトを交換することで行いますし、チョークコイルを用いた蛍光灯器具ならチョークコイルの交換になりますねぇ。どのような危機についての質問かわからないのでは回答のしようがないでしょう。少なくとも何を移したいのだが、方法はあるのかというくらいのことは書かなければ正確な答えなど得られるはずがありません。まぁ、最近の家電製品であるなら多くの場合は電源周波数には依存しないでしょうし、電子レンジなどなら、改造に要する費用と買い替えの費用が大差なくなってしまうでしょう。家電製品なら何か特殊な機器（例えばアンティークの一点ものとか、高級品）でもない限り買い換えてしまったほうが安くつく場合が多いでしょう。とにかく、あまりにも漠然とした質問で正確な答えは期待できないでしょうねぇ。

100v 60hzの電力を提供できる機器を用意すればいいです
発電機・変換器その他

CVCF(一定電圧／一定周波数電源装置)と称する電源装置があります。
電源の周波数に関係なく半導体により一定電圧と一定周波数(50Hz
または60Hz 、その他の周波数)を作り出す装置です。
これらの電源装置を購入して50Hzの電源に接続し、出力周波数を
60Hzに設定して接続しますと容易に60Hzの機器を稼働することが
できます。
ただし、60Hzの機器の容量や仕様により適切な容量(VA,kVA)を選定
する必要があります。
なお、似たような装置としてUPSがありますが、通常は使用できない
と考えた方が良いでしょう。
CVCFの例については下のURLをクリックして参考にしてください。

「交流安定化電源装置／RE100FW2／オムロン(例)」
https://www.oss.omron.co.jp/ups/cvcf/re60-100fw2/re60-100fw2.html

機器によっては、100V 50Hzに直結して使える場合もある。
周波数低下によって、入力電流が大きくなる機器は、ある程度の特性変化を覚悟すれば、電圧を数％低下させて入力電流の増加を抑制すれば使える場合もある。

いずれにしても、メーカーの仕様を外れる使い方なので、自己責任であり、個々の機器の回路構成や動作原理などを十分に把握したうえで選択・判断する必要がある。

常時インバーター型のUPSを噛ますか
https://kakaku.com/pc/ups/itemlist.aspx?pdf_Spec102=3&pdf_so=p1
CVCF装置をつける。