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ピンゲージ検査の判定基準とは?
2023/10/20 06:20
- ピンゲージ検査の判定基準について詳しく教えていただけませんか?
- ピンゲージ検査での判定基準について教えてください。
- ピンゲージ検査での上限値判定について知りたいです。
ピンゲージによる検査の判定基準について教えて下さい
2019/11/25 17:36
Φ14(+0.04,+0.02)穴のピンゲージにる検査について
加工としてはΦ14.02で加工後、手加工による磨き工程があります。
Φ14.02のピンゲージが通り、Φ14.04のピンゲージは通らなかったため、合格と判定しましたが、客先から穴が大きいとのクレームが入りました。
問い合わせるとΦ14.04のピンゲージが貫通はしないが、2~3mm程度入るため、
NG判定としたとのことでした。
ピンゲージ検査の上限値判定として、
全く入らないものがOK、少しでも入ったらNGなのでしょうか?
ピンゲージ検査の判定基準を詳しく教えていただけると助かります。
よろしくお願いします。
回答 (4件中 1~4件目)
NOGOの判定は、"入らないこと"ですが
汚れや突起物が原因で入らないこともあるので
少し無理して差し込みます。
結果、NOGOゲージは、先が摩耗して細くなります。
>全く入らないものがOK、少しでも入ったらNGなのでしょうか?
その細くなった部分が入ったから不合格、は
科学的でない、自己を顧みない、人を疑う、常識外の判定です。
そんな担当者を相手にしなくてはならず
ガッカリで、情けなくて、困った事なので、その顔で
御社で使っている出荷検査NOGOゲージと、新品NOGOゲージを
客先に持参して説明しましょう。
新品NOGOゲージは、客に提供しますが
[〇〇社 出荷検査NOGOゲージ] ラベルを貼り、刻印もして
頻繁に使われない様にしながら、原理を徹底させましょう。
本来、シリンダー検査基準は
あるゲージを使うと XX kgの摩擦力で通過する、です
製品の故障や寿命を考慮して、経験の中で大きさを微調整して
製造での最適値を設定します。
逆に
故障や寿命に問題がない部分は、バリ取りだけで良いのです。
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前の方の回答がもっともです。
その上で、そもそも質問者の教えてもらう人に言われなかったのでしょうか?
使い方や測定での判定とか。
それとは別に機械加工後の手での加工に問題があると思います。
今回のΦ14mmと比較的に小さくはありません。
その上で入口がだれて径が大きくなっているのでしょうし、磨き方を工夫させないと今後もこのような事はおきてきます。
また、元の図面上に何も精度的に無いのであれば相手側にも問題はあります。
それと、加工での測定方法も考え直しをしなければいけないかもしれませんよ。
今回の質問では「問い合わせるとΦ14.04のピンゲージが貫通はしないが、2~3mm程度入るため、NG判定としたとのことでした。」というのであればそれを引き取って加工者へと持っていき現状にならない工夫をいわないと再発しますよ。
また、Φ14.04が「全く入らないものがOK、少しでも入ったらNGなのでしょうか?」でいえば。。。
基本概念はそうですが、前の方が色々書いている通りですね。
そもそも14.04がしっかり入るまでが寸法ですが、今回ではその製品的に入っては困るのかそもそもだれているからNGなのかしっかり検査や検証しなくては再度NGになるし加工の方法や検査の仕方も多少かわるでしょ。
今回2~3mmも入っているので内径は入口がラッパ上で中間や先がどうか不明ですが、テーパー気味になっているかもしれませんし入口だけが広いだけなのかもしれません。
使う用途や製品とかでも多少変わって来るので、今後その製品については図面や社内用図面とかに追加で上限は「14.03をねらい」とか14.04はNGとか書いておかないとわすれちゃうよ。
ゲージ判定は曖昧な部分が多々あるので、そういったところは客先との合意が全てです。本来は事前合意されるべき部分ですが、それがなかったのなら後は「お話し合い」になりますね。
例えばAというお客さんは「貫通しなければOK」かもしれませんが、別のお客さんは「少しでも入ったらNG」でしょう。また、そもそも別の客先では「ゲージ判定不可」かもしれません。
この辺りは一般的な基準というものはないのです。客先がOKと言えばOK。NGと言えばNGです。
だからこそ、事前に合意されるべき部分なんですが・・・まあ、客先とやりとりする立場の人間(営業とか)が細かい部分も理解していないと、往々にしてそうなりがちですね。
『貫通しないが2~3mm程度入るためNG判定とした』という事であれば、穴の入り口辺りは広がっている可能性はあります。
ただその場合も、幾何公差で縛られているのか? 円筒としての最小径で見てはいけないのか? などなど、考慮すべき部分は多々あるわけです。そもそも図面としての指示によっては、加工方法(=工数=原価)すら変わってきかねないわけですし。
貴方がどういう立場なのかは分かりませんが、もし今後もゲージ判定を行うようなら、そうした部分には気をつけた方がいいです。
例えば今回のケースでも、納品後に判明するのと、出荷前に発見して客先と折衝できるのとでは対処も信用度もかなり変わってきますので。
お礼
2019/11/26 15:46
回答ありがとうございます。
私の認識としてピンゲージによる検査は曖昧さを省くため、貫通する/貫通しないで判断しておりました。
ですので、今回のように少しでも通ればNGというのが一般的な基準なのか知りたかったわけですが、
客先やその使用方法などによって異なるため明確な基準は無く、製品ごとにその都度基準を設けないといけないのですね。
前任者は手加工がある為、ある程度のダレが発生すると客先に説明はしていたみたいなのですが、
細かく取り決めをしていなかったようですので、客先と認識のズレが発生したのかもしれません。
私のほうで再度客先担当者と詰めた打ち合わせを行いたいと思います。ありがとうございました。
お礼
2019/11/26 15:54
回答ありがとうございます。
仰る通り、現状の加工方法が十分とは思えないので今後見直しを図る予定ですが、まずは客先との認識違いの是正、及び検査方法の整合性をとるため打ち合わせを行いたいと思います。
今回私が知りたかったのは、ピンゲージによる検査の一般的な基準でした。
他の方のご意見から見ると、明確な基準らしきものはなく、客先との取り決めによって決まるものなのですね。
そのあたり客先担当者と詰めた打ち合わせを行いたいと思います。
ありがとうございました。