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幾何公差について教えてください
2023/09/07 08:46
- 幾何公差(直角度)について知りたいです。面AをデータムA、面BをデータムB、面CをデータムCとして、それぞれの幾何公差について違いがあるのか教えてください。
- また、パターン1の場合、測定対象の面Aを定盤面に当て、定盤垂直面に面Bを押し当てると思うのですが、その時の面Cの位置についても教えてください。
- よろしくお願いいたします。
幾何公差(直角度)について
2019/08/27 11:14
幾何公差について教えて下さい。
面AをデータムA、面BをデータムB、面CをデータムCとします。
面A、面B、面Cは互いに垂直です。
データムCに下記3パターンの幾何公差を指定する場合、下記3パターンに違いはあるでしょうか。違いがある場合分かりやすく教えて頂けないでしょうか。画像添付
(パターン1)
――――――――――
_|_ | 0.05 | A | B
――――――――――
(パターン2)
――――――――
_|_ | 0.05 | A
――――――――
_|_ | 0.05 | B
――――――――
(パターン3)..... は空白
――――――――
.....| 0.05 | A
_|_|―――――
.....| 0.05 | B
――――――――
また、パターン1の場合、測定対象の面Aを定盤面に当て、定盤垂直面に面Bを押し当てると思うのですが、その時の面Cは、(1)、(2)どちらの解釈が正しいのでしょうか。結果的に同じになるかもしれませんが。
(1)定盤面と定盤垂直面の両方に垂直で0.05mm離れた平行2平面間にある。
(2)「定盤面に垂直で0.05mm離れた垂直な平行2平面間にある」かつ「定盤垂直面に垂直で0.05mm離れた垂直な平行2平面間にある」
よろしくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
違いの有無というか、たしかJIS的にはパターン1が正規の書き方ですね。そしてデータムの順番で優先度が規定されるはずです。直角度の場合は関係ないですけど。
パターン2はJISの書き方としては正しくないですが、時折見かける書き方ではあります。本来は別の幾何公差(直角度と平行度)などを入れる場合の記述方法なのですが、そのルールを理解しないまま書いたりしてるケースですね。
パターン3は見たことはないですが、通じるか通じないかで言えば通じる事が多いでしょう。
パターン2、パターン3とも、製造できるかどうか、という観点からすれば概ね問題にはなりません。ただし社外に出した際や保証範囲等々でトラブルの元になりかねないので、基本的にはJISに従って書くべきです。
そして2つ目の問いについてですが、数学的には同じになりますが(2)の「定盤面に垂直で0.05mm離れた垂直な平行2平面間にある」かつ「定盤垂直面に垂直で0.05mm離れた垂直な平行2平面間にある」と捉えた方が適切だと思います。
何故なら実務を考えた際、公差が満足できなかった場合「A面とは垂直だがB面とは垂直でない」のと「A面ともB面とも垂直でない」のとは明確に切り分けなければなりません。
なので思考法としてはそれぞれを別個として捉えるべきであり、そうした意味では(2)の方が適切であると思えます。
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お礼
2019/08/28 11:07
確かに(2)だと明確に切り分けられますね。
ありがとうございました。
パターン3をネットで見つけたので参考までに貼り付けておきます。
https://monoist.atmarkit.co.jp/mn/articles/1608/12/news016.html