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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:酸化チタンの発ガン性リスクについて)

酸化チタンの発ガン性リスクについて

2023/10/20 04:24

このQ&Aのポイント
  • 酸化チタンの発ガン性リスクについて日本と欧州の規制の違いがある
  • 酸化チタンの安全データシートには発ガン性リスクの記載があるが、実際の印刷材料としての安全性は不明
  • 酸化チタンの微粒子を大量に吸引するとリスクがある可能性がある
※ 以下は、質問の原文です

酸化チタンの発ガン性リスクについて

2019/08/22 11:49

製品の安全データシート作成において発ガン性リスクの記載について
日本では化審法の規制物質とされており、厚生労働省のレポート
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/risukomi29_3_siryou3.pdf
でもナノ粒子とそれ以外に分けて記載があります。
一方欧州ではREACHの規制物質ではなく、Titanium Dioxide 13463-67-7を
ECHAで検索してもリスクの記載はありません。
製品の酸化チタンを使用している以上リスク記載をする必要があると思いますが
実際問題、印刷材料としては、安全なのでしょうか?大量の微粒子を吸引すればリスクがある程度でしょうか。それとも将来的には欧州でも規制物質になるのでしょうか
詳しい方、宜しくお願いします。

回答 (1件中 1~1件目)

2019/09/01 08:34
回答No.1

回答つきませんね。詳しい者ではありませんが参考までに。


資料[2]が作成された時点で、吸入ばく露でかつかなり大量の場合にはがんを引き起こすという実験結果はありました。
> ナノサイズのみに特化した有害性については、調査の段階
とのことでした。

> 印刷材料としては
インキ調合のような粉末を取り扱う作業では対策が必要でしょう。粉末を扱う時点で何らかの防護措置はとっているでしょうが、長期に亘り従事することを想定するならウィルス(これもナノサイズ)を除去できるレベルが望ましい。
一方、一度溶いてインキにした後は、その中の顔料が人体に触れる機会がどれだけあるかと考えると基本的に有害性を考える必要はないでしょう。
紙に使われるものについても同様です。塗工用や填料として使われているようです。紙の製造工程と裁断工程では粉末の飛散があり注意が必要ですが製品から脱落する量はわずかです。(なくはない。パウチするなどしないとクリーンルームに持ちこめない)

フランスではナノ粒子のため生体組織を通過しやすいことを危険視し食品用を予防的に規制するようです。[3]
お口でとろけて手にとけないチョコは糖衣表面への印字に使っているようですが、そういう経緯で規制されてしまうことはありそうですね。

印刷関係よりは、
人体に触れる化粧品(ファンデーション・日焼け止め等)、食品(に混ぜこむケース)のほうが潜在的なリスクがあるように思います。


以下参考

https://ja.wikipedia.org/wiki/IARC%E7%99%BA%E3%81%8C%E3%82%93%E6%80%A7%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%AF%E4%B8%80%E8%A6%A7
IARC発がん性リスク一覧 - Wikipedia
IARC発がん性リスクでは、グループ2B。
同グループのものはマゼンタ・ニッケル・ガソリン・印刷作業に従事など。
出展
https://monographs.iarc.fr/
 IARC Monographs on the Identification of Carcinogenic Hazards to Humans ? INTERNATIONAL AGENCY FOR RESEARCH ON CANCER
 ┃
 ┗https://monographs.iarc.fr/cards_page/publications-monographs/
  Publications ? IARC Monographs on the Identification of Carcinogenic Hazards to Humans
  ┃
  ┣https://monographs.iarc.fr/wp-content/uploads/2018/07/cumulative-cross-index.pdf
  ┃CUMULATIVE CROSS INDEX TO IARC MONOGRAPHS VOLUMES 1 TO 123
  ┃
  ┗https://monographs.iarc.fr/monographs-available/
   Monographs available ? IARC Monographs on the Identification of Carcinogenic Hazards to Humans
   ┃
   ┗[1] http://publications.iarc.fr/111
    IARC Publications Website - Carbon Black, Titanium Dioxide, and Talc
    IARC Monographs on the Evaluation of Carcinogenic Risks to Humans Volume 93
    PDFで本文が取得できます


チタン 発がん性 - Google 検索
┗[2] http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/2r9852000001adsq-att/2r9852000001adxe.pdf
 有害性総合評価表 物質名:酸化チタン
 和文。
  https://h-crisis.niph.go.jp/?p=51164
  【政府情報】 平成22年度化学物質のリスク評価検討会(第2回有害性評価小検討会)(平成23年4月25日)2011/04/25
  上のpdfのURLにリンクを張っているページ。2011年。


チタン 規制 - Google 検索
┗[3] https://www.jetro.go.jp/biznews/2019/04/e76813f0a19fd209.html
 食品添加物の二酸化チタン(TiO2/E171)を2020年から禁止 | ビジネス短信 - ジェトロ


紙粉 原因 - Google 検索
https://www.daiso-net.com/success_collage/online-dsc/die-kaizen/sihun
 「紙粉トラブル」原因と除去対策とは?~板紙編 | サクセスカレッジ | 抜型・トムソン型・打ち抜き資材の大創株式会社


酸化チタン 塗工 - Google 検索
https://www.mhlw.go.jp/file/05-Shingikai-11201000-Roudoukijunkyoku-Soumuka/sochi29_2_siryou2.pdf
 塗料で使われる酸化チタン(IV)について 2017年
 酸化チタン(IV)のリスク評価。[1]の内容についても解説あり。画像資料多数。

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