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ベストアンサー
※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:TIG溶接100%ヘリュウムガスNG)
TIG溶接においてヘリュウムガスの使用はNG?
2023/10/20 03:19
このQ&Aのポイント
- TIG溶接でヘリュウムガスを使用するとアークが出ない問題が発生します。
- 高周波しか出ないのはなぜでしょうか?アルゴンに替えるとアークが出ることから、ガスの粒子の違いが影響している可能性が考えられます。
- アメリカではヘリュウムガスで溶接をしていると聞きましたが、これはどうしてでしょうか?
※ 以下は、質問の原文です
TIG溶接100%ヘリュウムガスNG
2019/07/02 08:42
ヘリュウムガスが余っているから、TIG溶接につなぎ換えたらアークが出ない。
高周波しか出ないのは、何故
アルゴンに替えると出る。
以前もアルゴンと水素ガスの混合ボンベをつないだ時も、アークの出が悪いと感じた。
ガスの粒子の違いでの影響ですか、アメリカではヘリュウムガスで溶接してると聞きましたが、分かる方宜しくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
理屈っぽい話ですが、参考文献の図2をご覧ください。
各種ガスのE/pの値がプロットされています。
ここで、Eは、電位傾度、pは圧力です。
アルゴンに比べ、ヘリウムの方がE/pの値が高いことが読み取れると思います。
お尋ねの場合、アルゴンとヘリウムは、どちらも大気圧でアーク放電を発生させることを考慮すればいいので、pの条件は共通と考えられます。
結論として、ヘリウムの方が、より高い電圧を加えないと、放電を維持することができない性質のガスであるとご理解いただくのがいいと思います。
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お礼
2019/07/03 08:53
メーカーの人も分からない事を、答えてくださってすごいですね。
私が試した溶接機は中国製だったので、この事も関係してるのかと思い、国産の溶接機で試してみました。
1)、中国製は高周波は飛びますが、アークが出ない。タングステンを母材にタッチしてもアークが出ない。
2)、国産製は高周波はとびますが、アークは出ないがタングステンを母材にタッチするとアークが出ます。
この事が新たに分かりました。
日本ではTIG溶接に高価なヘリウムガス使いませんが、またひとつ勉強になりました。本当にありがとうございました。