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ドッグボーン鋼材の形状の決め方について(角の曲率)
2023/10/20 02:45
- ドッグボーン鋼材の形状はどのような根拠の元で決まるのでしょうか。
- 中央部の断面性能を落としたいということから中央の幅が決まると思いますが、くびれが始まる部分から最小幅部分に向かう形状(曲率)はどのように決まるのか知りたいです。
- 質問の要点は、ドッグボーン鋼材の形状における角の曲率についてです。中央部の幅は断面性能の要件によって決められますが、くびれが始まる部分から最小幅部分に向かう曲率はどのようにするかが知りたいです。
ドッグボーン鋼材の形状の決め方について(角の曲率)
2019/06/26 18:13
ドッグボーン鋼材の形状はどのような根拠の元決まるのでしょうか。
中央部の断面性能を~くらいに落としたいということから中央の幅が決まると思うのですが
くびれが始まる部分から最小幅部分に向かう形状(曲率)はどのように決まるかが知りたいです。
質問者が選んだベストアンサー
補足でご紹介頂いた文献を興味深く拝読しました。
塑性変形能力を向上させる工法として、最も良好な結果が得られた「孔あきフランジ工法」であっても、設計パラメータの最適化には、実験的手法を採用していることから推測すると、「ドッグボーン工法」においても、1) フランジ巾をくびれさせる程度、2) くびれの位置、3) くびれの曲率半径 などのパラメータは、完全に設計手法が確立されたものではなく、最適化には実験やFEMによる解析が必要と想定されます。
どこの馬の骨が集っているのかわからないQ&Aサイトに質問を投稿するのではなく、文献の著者に直接問い合わせた方が確実な答えが得られると思います。
文献の文章を読み、図6 各試験体端部仕様を眺めた印象では、3) くびれの曲率半径は、比較的ラフに決めても問題なさそうに思いました。重要なのは、1) フランジ巾をくびれさせる程度の方ですね。こちらは、「孔あきフランジ工法」と同じく、応力比γが1.07以上を目安とすればよさそうに思います。
いずれにしても、この工法の採用は、梁断面を減少させる設計ですので、構造計算書をどのように作成して承認を得るかが課題になりそうですね。ご健闘を期待します。
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補足
2019/06/28 19:44
建築の接合部に使う鋼板を対象としており、
鋼板での先行降伏を狙うため中央部がくびれたような鋼板を指しています。
http://www-it.jwes.or.jp/rumpes/rumpes026-02.pdf
こちらの図6に示されたドッグボーン工法のイメージが近いです。
このように一部を欠損させるときに長方形の欠損ではなく曲線を描いて緩やかに欠損させるものが多いと思うのですが
このときの曲率がどのように決まるかの質問でございました。
応力集中を防ぐためのカーブだと思うのですがカーブの決め方や発注時に図面で指定する方法なども知りたいです。
応力度分布から考えているのかとも思いましたがよくわからなかったです。