ヘルメットの利用

Question

登山用のヘルメットは災害用のヘルメットとして有効利用可能でしょうか。また、これ等のヘルメットの材料は合成樹脂で出来ていますが、耐用年数はどれ位でしょうか。お教え下さい。

Answer

「災害用ヘルメット」とはこういう物という規定があるかどうかよく知りませんが耐用年数はどっかに書いてあると思います。
物は工事用のものと同じでしょう。
よく使われている「ミドリ安全」の場合「装着帯」（中にある帽体を吊り支える布製ベルト類）の耐用年数が一年になってるのでそれだけを換えるのでなかったら一年ですね。
https://www.midori-helmet.jp/dictionary/6-6/
https://www.midori-helmet.jp/dictionary/6-2/
樹脂部分より布部分の年数が短い。

ぺツルのヘルメットの場合10年と書いてあります。
https://www.alteria.co.jp/download/pdf/ifu/A48.pdf

まあでも信用しないで点検すべきだし、逆に年数を過ぎても無いよりマシとかメーカーは保証しないだけで問題無い場合も多いでしょう。

主に落下物に対して有効だと思うので機能的には大差無いと思います。
工事用ヘルメットは案外性能は悪くないです。比較的重いけど。
どっちも転落時の想定やテストもしてるようです。

工事用ヘルメットを登山で使ってもいけないわけではないし、効果はあるでしょう？スポーツ用だからと言って（軽くはなるけれど）それほど安全性が高くなるわけではないし、逆も言えるのでは。
私はヘルメットにはそれほど幻想は無いですが、あって助かったという場面も聞いています。（自転車で轢かれたけどちょうどヘルメットの上をタイヤが通ってなんともなかった）

Answer

バイク用のヘルメットや、工場、はたまた兵士が戦場などで使用するヘルメットには必ず安全基準をみたすヘルメットでなければなりません。バイクの場合法律で定められていますし、労働で使用するヘルメットも労働安全衛生法で厳しく規定されています。

日本の場合、登山用というカテゴリでの法律や規格は存在しませんが、そういった安全基準は世界に存在していて、その中で日本でよく見かける規格にEN規格（主にヨーロッパで使用さている規格）やUIAA規格（国際山岳連盟規格）などがあります。ちなみに、UIAAの方がENよりも厳しい規格とは聞いたことがあります。

それらを満たしているヘルメットであれば、5kgの落下物が2m上から垂直落下してきても強度を保っています（横方向は50cmと強度が弱くなったりするものが多い）ので、災害用にもと思うのであればそういった安全基準内の場合は大丈夫であると言えなくもないです。

ただし、ヘルメットが大丈夫でも、5kgが2m上から落ちてくると首をやられたりするので、絶対安心安全なんていうヘルメットはありません。

対応年数は、商品によりにけりなのでなんとも言えません。また、安全を考慮するのであれば、保存している環境での経年劣化（日本の場合、高温多湿）が必ずありますので、メーカーが言う対応年数を満たしていなくても不具合が出てくることがあります。災害用に常備しておくのであれば、必ず半年に1回、または、1年に1回程度は眼視で状態を確認することをオススメします。

Answer

災害の種類にもよりますが・・・ 。

一般の登山用ヘルメットは、バイク用ヘルメット以上に「熱」や「火」についての耐性は考えていないものと思います。

噴火によって火山弾や火山灰が降ってくるなどということまで考えて作っていたら、おそらく非常に高価なものになるので、そういう想定で作ってはいないと思います。

しかし、地震のときに柱が倒れてきたり、ガラスが降ってくるなどという災害の場合は、有効だと思います。

バイク用のヘルメットの場合、５・６年だったと思いますので、登山用もそれくらいではないのかなぁと思います。

もちろん、ないよりはマシ、ただの帽子よりはいい、という程度の覚悟なら、もっともっと使えますが、衝撃の際脆く割れます。

Answer

まさか防災頭巾に劣るって事は無いでしょう
https://kakaku.com/houseware/ss_0025_0011/0005/

ヘルメットの利用について知りたい