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切削加工品の歪みと焼き付け塗装熱
2023/10/20 01:17
- 【タイトル1】切削加工品の歪みと焼き付け塗装熱による寸法変化の可能性
- 【タイトル2】切削加工品の公差範囲内外と焼き付け塗装熱の関連性
- 【タイトル3】切削加工品の歪みを引き起こす要因とその解決策
切削加工品の歪みと焼き付け塗装熱
2019/03/09 16:22
SS400材で内径φ170 外径φ200 長さ250mmの円筒型で片端面の外周に20mm厚の縁があります。 縁形状は350mm角で4隅にφ20の穴があいています。6F材から加工しました。内外径切削していますので、切削量は多くとっています。
内径の寸法が公差内に入っていないとの連絡を受け、内径をシリンダーゲージで測定しました。縁のある近辺は+0.03~0.05、 縁の無い近辺で-0.02~0.05程度の公差はずれが確認されました。但し、工場加工時、出荷時には公差範囲内でした。
確認した製品は縁周りを焼き付け塗装しており、 全体表面(裏表)が薄いネズミ色になっていました。溶剤の垂れたような跡も確認されました。 納品時は切削面のままです。
焼き付け塗装の温度または 何らかの溶剤での寸法変化、切削の残留応力が、焼き付けの熱(140℃~200℃)で解放など、歪みが生じる可能性があるのか立証したいと思い投稿させていただきます。前記いたしましたが製品の両端面の形状が違う事で歪み方が±引っ張られることが考えられますか?また、今回の加工品は溶接構造はありません。
ご教示の程宜しくお願いいたします。
質問者が選んだベストアンサー
>焼き付け塗装の温度または 何らかの溶剤での寸法変化、切削の残留応力が、焼き付けの熱(140℃~200℃)で解放など、歪みが生じる可能性があるのか立証したい
難しいですね。
確認の方法とすれば、前回とまったく同じ条件で加工して測定データを残し、
納品先の二次加工も、前回同様で処理してみて、結果を比較するしかない
と思います(再現実験)。しかし、それは出来ないでしょう・・・?
こういったトラブルを防ぐには、納品先の受入検査が必要です。
これも、相手次第の所もありますが、実施しない場合は、保証しない旨の
契約を取り交わしておくなどの処置が必要だと思います。
今後のために、納品先と話し合いをしてみて下さい。
尚、以下は参考です。
https://mori.nc-net.or.jp/qa9474866.html
https://www.toishi.info/sozai/ss/ss400.html
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お礼
2019/03/10 10:40
ありがとうございます。受け入れ検査などの条項は本当に必要だと思います 今後見積もり時に必ず明記していきます
ありがとうございました