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でんでんボルトの破断について
2023/10/19 23:40
- でんでんボルトの破断について知りたいです。
- でんでんボルトの破断の原因と対策について教えてください。
- M16ナットの長さを変えることで、でんでんボルトの破断を防ぐことができるのでしょうか?
でんでんボルトの破断について
2019/01/02 20:48
添付の写真のようなお釜の中に砥石が入っており、この上部には蓋がついています。蓋の両側には、でんでんボルトM16を2コ使い、常に開け閉めできるようにしました。お釜の蓋中央にはM45の押さえつけボルトが、その周りにはM10の押さえつけボルトが6本円周方向についています。
砥石を抑えるべく、このボルトを締め付けて行った処、締めすぎたせいか、でんでんボルトが破断しました。
M45とM10(x6)のボルトの軸力が350000Nとした時、M16のでんでんボルトを破断させない為には、M16ナットを長くすれば良いでしょうか?
※M16を太くできません。
質問者が選んだベストアンサー
M45とM10(x6)のボルトが発生することのできる力の方が、M16(×2)が耐え得る力よりも圧倒的に大きいので、締めすぎればM16ボルトが破断するのは必然です。
ナットを厚くすればねじ山の破断は防げるでしょうが、その次には頭が飛ぶか、軸が千切れる現象が起こるので、大幅な改善は望めないと思います。ボルト及びナットの材質を通常のSUS304ではなく、より耐力の大きな材質に変更すれば、材質変更分だけは確実に改善できます。とはいっても、締めすぎた場合の破断は防止できません。
でんでんボルトを使っているということは、頭の穴の中にピンを通して、ピンを介して力を伝えているように想像します。そうであれば、ピンの材質及び径を適切に設計して、ピンをメカヒューズとすれば、締めすぎた場合は、ピンがせん断することでM16ねじの破断を防止することができるでしょう。
メカヒューズについては、次の資料を参照してください。
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
>※M16を太くできません。
M16を太くできないならM45を細くするだけですね
M45を細くできないなら
手っ取り早く トルクリミッタをM45に付ける
https://www.sankyo-seisakusho.co.jp/product/torque_limiter/index.html
https://www.mikipulley.co.jp/JP/Products/TorqueLimiter/TorqueLimiter/index.html
https://jp.misumi-ec.com/vona2/detail/221005134008/?bid=bid_basic_shape_template
ぶっちぎれるまで力任せにレンチを回すような事はこれで回避可能
トルクレンチと言う選択肢もあるが
設定トルクを無視してぶん回すヤツが出て来たら回避できない
補足
2019/01/03 19:23
すみません。単位間違えていました。
そうです。T=2500Nmです。