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電磁弁の使い分けとは?
2023/10/19 22:39
- 直動弁とパイロット弁の使い分けについて教えてください。
- 内部パイロット弁と外部パイロット弁の使い分けについて教えてください。
- 電磁弁について詳しく教えてください。
電磁弁について
2018/11/03 12:57
(1)直動弁とパイロット弁の使い分け(口径?圧力?どこで分けるのですか?)
(2)内部パイロット弁と外部パイロット弁の使い分け
以上2点をご教示下さい。
回答 (6件中 1~5件目)
直動弁はパイロット作動圧力が得られない(低圧、負圧)を開閉する時に使用します。
内部、外部パイロットは十分なパイロット作動圧力があり、電気的に省エネを目的とする
(PLCのI/Oで直接駆動する等)時に使用します。
その中で外部パイロットは電磁弁の発熱を流体に影響させない目的、あるいは
防爆環境での使用を目的とします。
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直動式:電磁石の力のみで弁を駆動
長所:高速応答、単純構造
短所:強力な電磁石が必要、よって消費電力が大きく、発熱も大きい、価格も高いことが多い。
PLCなど制御機器での直接制御はまず不可能で、別途リレーなどが必要。(制御系複雑化)
内部パイロット式:小型直動電磁弁で通過流体自身を使って弁を駆動
小型直動電磁弁で通過流体自身を使って弁を駆動
PLCなど制御機器での直接駆動可能な時もある。(制御系単純化)
短所:直動式に比べると若干応答が遅い。
通過流体に異物があると弁駆動流路が詰まるので、滞留許容可能な清浄流体にしか使えない。
パイロット流体(弁駆動に使う分)が外部に放出される。
外部パイロット式:小型直動電磁弁で外部からの圧力流体を使って弁を駆動
長所:小型電磁弁を使うので比較的省電力、清浄流体でなくても利用可能。
短所:外部からの圧力供給が必要なので、設備所コスト・初期コストが大きく、配管が複雑化。
使い分けの条件も多岐にわたります。
1.まず、使用流体です。圧縮空気や油圧回路なら内部パイロット式、他(水など)の場合は直動式を考慮します。
2.次が圧力・口径の考慮で外部パイロットになるか考慮ですが、ほぼ住み分け状態なので要求仕様で大体決まります。
3.後は、応答速度、清浄性の考慮でより良いものがあるかの考慮を行います。
電気制御の都合で言わせて
いただきますと
plc駆動の場合
電磁弁コイル電圧はDC24V
PLCの出力ユニット
最大0.1Aタイプの物で
駆動出来るパイロット式
コイルにサージキラー付き
動作表示ランプを付けて
いただけますと
設計から動作確認までが
スムーズに行き回路の部品
と工賃がかなり安くすみます。
また、ノイズも最小限に抑えられる
ため周りへの電磁パルスの影響も
少なくてすみます。
ユーザー様もメンテナンスが
しやすいと思います。
出来ればこれを標準として
いただけますと助かります。
>そもそも内部パイロット式はどういう時に使用するのか
https://www.smcworld.com/products/ja/directional/
https://www.ckd.co.jp/kiki/jp/product/category/4
https://official.koganei.co.jp/image/03000000
直動式、外部パイロット式と明記してないのは
基本的に全て内部パイロット式です
外部パイロット式
https://www.ckd.co.jp/kiki/jp/product/list?cid=43&sid=0
多くの場合単体の機器でなくて
エアオペレート式と内部パイロット式バルブを組み合わて作ります
https://www.ckd.co.jp/kiki/jp/product/list?cid=41&sid=0
蛇足
ボールバルブ、バタフライバルブ
https://www.kitz.co.jp/kiso/type_index.html
電動式
https://www.kitz.co.jp/kiso/operation_electric.html
エア作動ボールバルブ
https://www.valco.co.jp/product/pneumatic-ball/pneuH_HH.html