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ポンプの並列運転について知りたいことがあります
2023/10/19 22:38
- ポンプの並列運転時の回転数について理由を知りたいです。回転数を同じにしなければならない理由について説明します。
- ポンプを並列運転する際には、回転数を同じにする必要があります。回転数が違うと低い方のポンプが水を吸い込めず、真空状態になる可能性があります。
- ポンプを並列運転する際の回転数について説明します。回転数を同じにすることで、ポンプ同士の負荷を均等に分散させることができます。
ポンプの並列運転について知りたいことがあります。
2018/11/03 11:27
ポンプの並列運転について知りたいことがあります。
ポンプを並列運転する時、回転数を同じにしないといけないそうです。
これは何故ですか?回転数が違うと低い方は吸い込む水がなくなる感じがして、その結果?真空状態でポンプを動かす事になり焼け付いて壊れてしまうからかな?と考えます。
あってますか?もう少しアカデミックな説明で理由を知りたいです。
そもそも理由間違ってますか?
回答 (4件中 1~4件目)
>ポンプを並列運転する時、回転数を同じにしないといけないそうです。
>これは何故ですか?
ポンプの回転数だけでは判断できません。
ポンプの性能と配管系の組み合わせで総合的に判断しないと正しい答えになりません。
例えば同じ性能の渦巻きポンプを2台設置すると仮定します。
ポンプを吸い込み管は個別に1つのタンクへ接続し、吐出管をヘッダーで合流させて1本のにしてあるとき回転数が高い方は吐出圧力が高く吐出量も多くなります。
回転数が低い方は吐出圧力が低いので逆流してしまいます。
タンクがポンプより低い位置にある場合は吸い込み管の先端に逆止弁を付けますので回転が高い方のポンプの吐出圧力が逆止弁まで影響して吸い込みできなくなります。
その状態を回避するために吐出側へ逆止弁を追加すると出口側を塞がれて空運転になりますので並列運転でも回転が高い方の1台分しか送液できなくなります。
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標準的な(遠心式)ポンプですと流量Qは、回転速度Nに比例します。
また、圧力は、回転速度Nの二乗に比例します。
さらに軸動力Pは、回転速度Nの三乗に比例します。
ポンプ(遠心式)の理論式で表しますと、次の式で示すことが
できます。
Q=k1×N
H=k2×N^2
P=k3×N^3
なお、k1、k2、k3は比例定数とします。
このことからポンプを並列運転したい場合は同じ運転特性を持つ
ポンプで、同じ回転速度で運転する必要があります。
仮に片方のポンプの回転速度を高くなりますと、流量が比例して
増えます。
同時に圧力が二乗で高くなります。
結果的に、この回転速度を高くなったポンプの仕事量(軸動力)が
大幅に増加します。
回転速度の増加の程度によると思いますが、場合によっては
過負荷になることも予想されます。
どんな動力ポンプですか?。「電動・ガソリン・ジ-ぜル」など、
但し、「ガソリンやジ-ゼルの場合」は同じ回転数に同調させるのが非常に困難です。
ポンプの吸い込み口の位置をずらすコトで、並列運転は不要と思いますが。
補足
2018/11/03 15:08
電動で考えています。