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ボルトにかかる荷重の計算方法とM6サイズの検討
2023/10/19 21:23
- ボルトにかかる荷重の計算方法を教えてください。
- L金具(板厚:3)をM6のボルト2本で固定しています。
- M6のサイズが適切であるか検討したいです。
質問者が選んだベストアンサー
回答(1)再出です。
仮に、L金具の板厚が十分で、変形しないとした場合に、M6ボルト2本が適切であるか検証しましょう。
先ほどの回答で示した通り、L金具の曲げ部に加わる曲げモーメントは、3000N×200mm=600N・m
この曲げモーメントは、同じ値を保ち、L金具の水平部に伝達されます。板の右端とボルトの距離50mmで、ボルトに対する引抜き力に変換されます。ボルトの引抜き力(2本分)=600N・m ÷ 0.05m=12000Nと求まります。
M6ボルトの有効断面積は、20.1mm^2程なので、応力は、12000N÷(2×20.1mm^2)=298N/mm^2
SUSボルトにも種類があるようですが、SUS304の軟質ボルトの場合、耐力は210N/mm^2程度のようですので、計算上の応力は耐力を超えるので、ボルトのサイズは不足との判断に至ると思います。
実際の設計では、安全率をどの程度に設定するか、2本のボルトに加わる力が均等に分配されるか、せん断力をどのように考慮するかなど、もう少々検討した方がよい事柄がありそうです。
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その他の回答 (4件中 1~4件目)
>3000N(約306kgf)の力を加えるのでしょうか?
まぁ、定石的解釈としては
3000g < 3kgf
3000mN < 0.3kgf
(ミリニュートン)
のいずれかの誤記でしょうね
そんなことよりも
3kgfの誤記だったとして
3kgfの力をどのように加えるのか?
この図の通りに横方向から3kgfの力を加えるには
例えば質量3kgの物体を右方向から衝突させるのか?
だとするならば衝撃力は3kgfを遥かに超えるであろう
この構造からはそのような衝突させるのは考えにくい
まぁ、定石的解釈としては
図を左に90度回転して左側が下面として質量3kgの物体を支える
と、するのが妥当では?
そうであれば見た目3tくらいの板厚にM6ボルトの選定で妥当なんだが
そうであったとしても
質量3kgの物体を上から落下させて受け止めるには無理っぽいけど
お礼
2018/08/25 19:06
すいません、条件を写し間違えたかもしれません。
求め方は分かり易く回答してもらい、理解できました。
ありがとうございました。