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金属ねじのかじりについて
2023/10/19 20:50
- M3のネジを4秒/1回転程度の回転速度で使用しています。ねじ側ナット側共に真鍮を使用した場合と、ねじはステンレス・ナットは真鍮で使用した場合、どちらがかじり易いか皆様の御意見をお願いします。
- ねじの全長は50mm以上、動作長も50mm程あります。
- 潤滑油も塗布します。
金属ねじのかじりについて
2018/08/06 15:23
リードネジのような使い方で、M3のネジを4秒/1回転程度の回転速度で使用しています。ねじ側ナット側共に真鍮を使用した場合と、ねじはステンレス・ナットは真鍮で使用した場合、どちらがかじり易いか皆様の御意見をお願いします。
・ねじの全長は50mm以上、動作長も50mm程あります。
・潤滑油も塗布します。
回答 (4件中 1~4件目)
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基本的に同種素材であるとかじりやすいと言われます。
「かじり」とは表面の微小凹凸の咬み込み(アンカー効果)や凸部通しの接合が原因と考えられています。
咬み込みでのアンカー効果発現抑制では高硬度材での変形抑制や大径化での面圧削減、潤滑剤での凹部充填などが行われます。
堅けりゃ良かろうと両方ステンレスにしたりすると、表面微小凹凸の凸部に大きな応力がかかり、摩擦熱や変形発熱で高温になります。そうすると拡散接合などの接合部現象が発生し、かじります。この抑制には、接合阻害の高硬度コーティングや異種材での接合阻止もしくは接合部生成合金脆弱化、個体潤滑剤での接触防止が行われます。
ですので、ステンレスー真鍮の組み合わせの方が良いと思います。
真鍮より青銅の方が対磨耗性が良いです。精密ねじではナット側に青銅がよく使われます。
また、潤滑剤も単純な油でなく、PTFE(テフロン)、二硫化モリブデン、窒化ホウ素など極圧用個体潤滑剤入りだとかじりにくいです。
補足
2018/08/06 16:12
負荷も非常に少ないので、真鍮ですが摩耗は気にしていません。