このQ&Aは役に立ちましたか?
ハイエースの車載製品におけるイグニッションエラーの解決方法とは?
2023/09/06 17:29
- ハイエースに取り付けられている車載製品のイグニッションエラーについて報告がありました。
- 委託先からの報告によれば、エンジンがスタートしているのにキーから手を離すとエンジンが停止してしまう現象が起きています。
- このエラーの原因として、ACCやイグニッション回路の配線にミスがある可能性が考えられます。
イグニッションONしてキーを話すと0Vになる。
2018/07/24 10:38
ある車載製品で、ハイエースに車載されていて、パスワード認証しなければイグニッションONをできないようにする製品の取り付けの委託をお願いしていたのですが、委託先からIG ONでエンジンがスタートしているのに、キーから手を離すとエンジンが停止したというエラー発生判定を表示してしまうという現象が起きていると報告を受けました。
今まで、ハイエースへの取り付けは他の委託先では実績があるのですが、今回は新規の委託先であったため、ACC電源やイグニッション電源などの回路からの取り付けにミスがあるのではないかと思っています。
私は、この車載製品のACCやイグニッション周りの回路を正直あまりよくわからないので、質問されている委託先の方に直接指示ができない状態なのですが、なるべく具体的なことも知っておいて今後に生かしたいと思っています。
この車載製品を設計したという人に話を聞くと、
”パスワード認証後、スターターの回路がループ(閉)するようになり、キーを回してイグニッション スタートさせるとエンジンがかかるという仕組みになっている”
とのことでした。
”このエンジンがかかっている最中に、この車載製品は、キーがイグニッションの位置にいる際の回路から出てくる+12Vを検知して、エンジンがONのしている状態と判断している”
とのことでした。
また、
”エンジンを切るためにキーをOFFの位置に回すと回路も0Vになり、エンジンが停止と同時に、その0Vを検知してパスワード認証でループ(閉)したスイッチ回路をオープン(開)の状態にして、再度パスワード認証を通過しないとエンジンがかからないようにする”
とのことでした。
”ハイエース ACC IG 回路”でググって見たところ
http://syuuri2012.web.fc2.com/toyota/hiace200/hiace-8.html
このようなサイトを見つけたりもしたのですが、具体的にどのように配線したら良いのか、ご教示頂きますよう、よろしくお願い致します。
質問者が選んだベストアンサー
>Tr2がONの時には、GNDに接続されるようになるため、バッテリー警告灯が表示されると思うのですが、イグニッションスイッチは開の状態なので、VCCはIGの端子から出力されているということでしょうか?
イグニッションスイッチがON(閉)で、且つエンジンが回っていない時に、Tr2がONになりバッテリー警告灯が点灯します。
キーを更に回すとセルモーターのスイッチが入り、エンジンを始動します。(イグニッションスイッチはOn のままです。)
エンジンが動き出しオルタネーターが発電し始めると、Tr2がOFFになり、バッテリー警告灯は消えます。
ご質問の話に戻りますが、バッテリー警告灯が消えると警告灯のマイナス側(=L端子)に+12Vが出てくるので、これを検出すればエンジンが動いていることが分かるという事です。
このQ&Aは役に立ちましたか?
この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
その他の回答 (3件中 1~3件目)
No.1です。年式は車検証を確認して下さい。
型式に書かれている記号をネットで検索すればグレードもわかると思います。
提示いただいたサイトにある回路でLという端子がありますが、トランジスタ(図ではTr2)のコレクターに繋がっています。
これはオープンコレクタ出力です。
始動前(キーを一段階回した状態)はTr2はON(導通)の状態で、バッテリー警告灯が点灯します。
エンジンが掛かりオルタネーターが発電し始めるとTr2がOFF(絶縁)になりバッテリー警告ランプが消え、そのランプを通してL端子に12Vが出てくるはずです。
補足
2018/07/27 09:24
回答頂きありがとうございます。
回路の詳細な説明を頂きありがとうございます。
前回のオルタネーターの回路で、まだ疑問に思うことがあるのですが
http://www.asahi-net.or.jp/~rp8m-kb/explanation_ic-regulator.html
”始動前(キーを一段階回した状態)はTr2はON(導通)の状態で、バッテリー警告灯が点灯します。”
この動作を回路で考えてみたところ、Tr2がONの時には、GNDに接続されるようになるため、バッテリー警告灯が表示されると思うのですが、イグニッションスイッチは開の状態なので、VCCはIGの端子から出力されているということでしょうか?
また、昨日車に乗った際に、キーをアクセサリーの位置に回した際にバッテリー警告灯が点灯することを確認しました。キーを最後まで回すと、確かにバッテリー警告灯は消灯しますね。
このアクセサリーの位置に回した際にバッテリー警告灯へのVCCの供給というのは、上記のURLにあるオルタネータの回路では想像が難しいのですが、ご教示頂けませんでしょうか?
もしよければ引き続きよろしくお願い致します。
その製品の詳細はわかりませんが、エンジンが掛かったことを検出できるのはオルタネーターから出ているL端子です。
通常はバッテリー警告灯につながっています。配線の途中で取り出すか、ヒューズボックスに来ている場合があります。
お乗りのハイエースの年式グレードの配線図を探してL端子の位置を確認してください。
お礼
2018/07/25 09:41
回答頂きありがとうございます。
大変恥ずかしいことなのですが、オルタネーターという装置を初めて知りました。キーを回してエンジンを始動させるための発電機の役割をする機械なのですね。
現場の車両は”HIACE”とボディに書かれていて、”最大積載量1050kg”という表示を確認できましたが、年式とかは確認できませんでした。
実際車両にどのように配線されているかというのはわからないのですが、オルタネーターを検索してみたところ、次のような回路が出てきました。
http://www.asahi-net.or.jp/~rp8m-kb/explanation_ic-regulator.html
このサイトに掲載されているオルタネーターの回路をパッとみて正直どんな動きをするのかほとんど全くわからなかったのですが、電気に強い方にこの回路を聞いてみたところ、最初はイグニッションスイッチをONすることでバッテリーの電圧で回路左側のモーターを回して、エンジンが動き出すとオルタネーターを回し初めてB端子から電圧が出てバッテリーの充電や各装置への電圧を供給し始めるという回路なのですね。
現場の方の車両で現象を確認した際に、暗証番号入力して認証してアクセサリー位置にキーを回して12Vの電圧が出てこないといけないのに、出なかったことから推測すると、上記の回路の場合、IGの端子のところに配線したのかな?
という感じがします。
私どもとしてはイグニッションスイッチとVCC側の間に配線してもらう必要があるように気がしています。
今問題なのは、エンジンがかかっている最中は必ず12Vを検知していないといけないのに、エンジンがかかっているのに、0Vを検知しているので、上記の回路図からだと、IGスイッチをONでエンジンがかかった時に、IGスイッチをOFFに戻ったと同時に、IG端子は0Vになるため、これで今回の現象が起きているのではないかと感じました。
とにかく、具体的な回路の動作がわかってきたので大変助かりました。
お礼
2018/08/09 10:31
回答頂きありがとうございます。
少し勘違いしてしまっていた箇所がありました。
オルタネーターというのはセルモーターと同じ意味のものという考えを持っていました。色々調べた結果、車両には
・オルタネーター
・セルモーター
この2つが存在しているのですね。
それで、キーをアクセサリーの位置に回すと、イグニッションスイッチがONの状態になり、それでバッテリーランプが点灯して、キーを全部回すとセルモータースイッチがONしてセルモーターが回転すると同時にエンジンがスタートして、その動力でオルタネーター側回り始めて発電するので、それを整流しながらバッテリーを充電していくという感じなのですね。
そこらへんの知識がいい加減だったので、色々とよくわからない質問をしてしまっていました。
詳細ありがとうございます。