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SUS304材料を切削する際の刃物の折れ問題
2023/09/07 07:00
- SUS304を切削する際に刃物が折れてしまう問題について説明します。
- 刃物が3回も折れてしまい、材料が動いてしまったため製品がダメになってしまいました。
- 加工方法を変える必要があるのか、専門の方からアドバイスをいただきたいです。
SUS304を切削すると刃物が折れてしまいます。
2018/05/29 21:56
金属をNCフライスで切削する仕事に就いております。
SUS304の材料を加工していたのですが、
普段より加工位置の高い物のせいなのか、刃物が3回も折れてしまい
その際材料が動いてしまったため、製品がだめになってしまいました。
もうワイヤーカットなどの方法で加工するしかないのでしょうか?
詳しい状況
材料は180x30x10の板で
立てた状態で漢字の「凹」の様に上の部分に
横幅18深さ13ほどの切削をしておりました。
当初Φ10刃長20ほどの超高のエンドミルで回転数は分速800回転ほどで
テーブルは手送りで削っておりました
13mmの深さまで掘って0.5mmずつ左右に振り分けながら切削していたときに
刃物が折れてしまい、材料が少しうごいてしまいました。
また固定し直してハイスのエンドミルで
0.3mmずつ切削を始めたのですが今度はすぐ折れてしまいました。
幸いまだ削り代があったため。今度はΦ12の超硬で
同じく回転数が分速800で少しずつ削っていたのですが
最後の仕上げで横と下で0.05mmずつ削ってるときに
また刃物が折れてしまい製品がだめになってしまいました
下手くそですが絵を書いて添付します、
加工の関係で、材料は少し斜めにして固定してあります。
もちろんバイスはこれ以上無い位締めており、
最後ハンドルをハンマーで叩いて固定しております。
バイスも50mmほどの高さしかないので、
130mmくらいの高さのブロックでクランプした上で
バイスに挟んでおります。
加工位置が高くなると、もうフライスでの加工は無理なのでしょうか?
経験あるかた教えていただけたら幸いです。
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その他の回答 (5件中 1~5件目)
かなりきつい段取りですね。みるからにワークが動きそうでこわいですf^^;
折損の原因はお察しのとおりワークの突出しの長いせいです。
横型の機械があれば簡単ですが、縦型しかないのですね?
わざわざ10x180の面をバイスの口金でくわえてるのは底の面を斜めに加工するためですよね?
エンドミルで加工するのであれば治具作ったほうがいいです。希望の角度に削ったブロック(ピンク色)とワークをシャコマン(青色)で挟んでそのブロックをマツバ(緑色)で押さえます。結構ごつい治具になりそうなので材料がないなら溶接構造物でもいいかも。
エンドミルはラッフィングのほうがいいですよ。でも私ならソリッドよりスローアウエイ使いますね。
あとせっかくNCがついてるのですからこういう時はトロコイド加工が適しています。どんな加工かはyoutubeとかでみてください。プログラムもそんなに難しくありません。
もう一つのやり方はサイドカッターです。バイスを斜めに設置して固定してワークの30x180の面をつかみ、横への突出しを最小限にしてサイドカッターで削る。
説明しにくいので絵見てください。
参考になれば幸いです。
切削条件から考えると、普通に加工可能なものに見えます。
故に、バイスの固定力が不足し、ワークが移動、食い込みでエンドミル折損と考えます。
折損発生時のワーク表面に食い込み痕跡はありましたでしょうか。
バイスはどのような製品を使っていますでしょうか。ガタの大きいバイスだとこういう細長いもののクランプでは口金が傾き、締め付けトルクを高めてもクランプ力に繋がらない事が有ります。
固定ジグの制作が必要かもしれません。
理屈はこれ
http://tumori-shop.com/blog/209/
SUSなそんなに削ったことないが
折れるから加工条件を下げるはナンセンス
参考URLにエンドミルの種類と用途 ~超基本ポイント~が纏められている。
エンドミルという刃物の種類と特徴と使い分け, 刃物の破損原因と対策などが書かれていますので, 熟読して 解決の糸口を見つけてください。
お礼
2018/05/31 23:53
ありがとうございます、以前もこの様な方法で固定していたのですが、
掴んだ面積が少なかったので多分動いてしまったのでしょう。
同じものを加工する機会があり
大きめの端材で全体を掴めるようにしてクランプしたら
今度は動きませんでした。
以前よりも削る量を減らしましたが。
一番参考にしたのがこちらの回答でしたので
ベストアンサーにさせていただきます。