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エンドミルでのバリ発生と除去方法について
2023/09/06 14:27
- エンドミルを使用したSS400の5mm厚プレートの加工において、面取り仕上げの過程でバリが発生してしまう問題が発生しています。バリの原因やその除去方法についてご意見をお聞かせください。
- バリ発生の抑制方法として、(1)ステップ加工時の切込量を小さくする、(2)切削条件を下げて工具の熱を抑える、(3)バリ発生後の穴加工でバリを除去する方法が考えられます。これらの方法の効果や実施の可否について教えてください。
- また、穴加工後のバリ除去でバリが発生する理由や、バリを完全に除去する方法についてもご教示いただきたいです。
エンドミルでのバリ
2018/04/20 18:22
マシニングでSS400の5mm厚のプレートを加工しています。
皆様のご意見を頂きたく投稿しました。
径6の貫通穴をエンドミルで仕上げた後、チップ式面取工具で面取加工をします。
面取深さは1.5mm程度で、チップ寿命を持たせたいので、
荒加工専用チップで大きく削り、仕上げ用チップで0.1mmの取代で仕上げてします。
加工後の製品を見ると、面取の小径側にバリが、たまに発生します。
おそらく荒加工でバリ発生し、仕上げ取り代が0.1mmなのでバリ根本を除去しきれて
いないのだと思うのですが、仕上げ代は変えたくないです。
そこで
(1)面取り荒加工はステップ加工ですが、切込量を小さくして何回も送る動作にすると
バリ発生を抑えられる方向になるのでしょうか。
切込量が小さい=切りクズ厚みが小さいのでバリの厚みが小さくなり、
面取り仕上げ加工でバリをとりやすくなるのでしょうか。
(2)工具の熱を抑えることでバリ抑制につながるとのことなので
切削条件を下げてトライを考えていますが、効果は期待できるのでしょうか。
発生率が少ないので、なかなか効果確認に時間がかかるため、
見込みの有無だけでも知りたいです。
(3)バリが発生しても、2次加工での除去も考えています。
穴加工の仕上げで使ったエンミドルを再度入れて、仕上げ動作より
0.02mm程度径方向内側を旋回させる=空回転をさせることで
バリがエンドミルに当たって除去という方法を考えていて、
トライしてみましたが、穴径が0.05mm程度大きくなってしまいました。
空回転なのに、穴径大きくなったということは削ってしまったことに
なりますが、何故なのか分かりません。
理論上は刃物があたらないはずなのですが。
さらに内側を空回転させれば、バリ除去できそうですが、
理論から外れているのでスッキリしません。
ぜひ、ご教授頂きたいと思います。
質問者が選んだベストアンサー
(1)ドルサイクルですね、円弧補間で取るのも切粉厚みを抑えられると思います
バリが減るかもしれません
(2)熱を抑えるだけでは厳しいでしょうね
(3)エンドミルの振れが違ったのでしょう
垂直送りの時と円弧補間/」側面切削では切削抵抗が違います
そもそも穴あけにエンドミルは向いていません
ドリルで開けましょう
ちょうど良い記事見つけましたので添付します
うちはブラシ使っています
https://jp.tech.misumi-ec.com/categories/machine_processing/mp01/b0084.html
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