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黄銅(C3604)の成分について
2023/10/19 17:37
- 黄銅(C3604)の成分について調査します。銅合金成分内のFeとSnの役割について知りたいです。
- 黄銅(C3604)の成分について調査したところ、製造元の規格外品になってしまいました。そのため、継手として使用する際の不具合についても知りたいです。
- 黄銅(C3604)の成分による配管継手の使用上の問題について教えてください。腐食や強度への影響などはありますか?
黄銅(C3604)の成分について
2017/03/31 09:09
C3604のJIS規格の成分表の含有率に、
Fe:0.5%以下
Fe+Sn:1.0%以下
との決まりがありますが、銅合金成分内の
Feの役割とSnの役割は何でしょうか?
なぜ、上記内容をご質問したかというと、
海外製の黄銅材料(C3604)を日本で成分分析
したところ、Fe:1.0%、Sn:1.0%(Fe+Sn:2.0%)
という結果になり、C3604の規格外品となってしまいました。
(もちろん製造元には指摘します)
このまま配管(最高使用圧力:0.6MPa程度)の
継手(ニップル)として使用する場合、
何か不具合は発生しますでしょうか?
(例えば、腐食が速くなる/強度が下がる等)
どなたか分かる方ご教示ください。
回答 (4件中 1~4件目)
黄銅に添加する元素の役割
最初の参考資料のp.26を参照してください。
電気抵抗、熱伝導率に対する影響
2番目の参考資料には、黄銅に含まれる不純物が電気抵抗や熱伝導率に
与える影響が示されています。通電部品として黄銅を利用する場合は、
Feには電気抵抗を上げる作用があるので、制限を設ける必要があることが
わかります。
おまけ
3番目の参考資料には、黄銅に含まれる不純物が管楽器の音色に影響を
与えることが記載されています。
ご質問者さんも、web検索したことと思いますが、快削黄銅に対するFeや
Snの影響に対する情報は思うように得られませんでした。
次は、一般論です。
銅合金は、比較的リサイクル率が高いと考えられますが、不純物の含有率
は、原料の管理が適切に行われていることの指標と考えられます。
材料を、JIS H 3250に規定する C3604と指定したのにもかかわらず、
Fe:1.0%、Sn:1.0%との結果だったとすると、原料ばかりでなく、製造工
程、営業体制まで含め管理が不十分である可能性が推測されることになる
と思います。
Q&Aサイトで得た情報を示して、客先に特別採用を認めてもらうのは
少々苦しいように思います。
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一体何をしたいのでしょう、そのまま使用したいのであれば材料を指定した顧客
の了解をとるしかない。
顧客に説明する資料がほしいなら材料メーカに保証させるしかない。
此処の回答は正しいとしても問題が起きた時だれも責任を負わない、負えない。
指定材料を購入後に成分分析しなければならない様な所から購入した様に感じる
が、信頼おける所から分析表付きで購入すべきだっただけの事では、安物買いの
銭失い、足掻くほど泥沼にはまる。
海外の黄銅材料メーカはJISの認証を受け(C3604)である事を保証していたので
しょうか、していないから分析したのでしょうが、規格内ならコストパホーマン
ス非常に良かったんでしょうけど思惑外の結果、良い勉強と諦める。
お礼
2017/04/03 08:49
ご意見ありがとうございます。
どちらにしろ、製造元へ問い合わせ
正直に客先へ報告するつもりです。
回答(1)さん
今日はどうしちゃたんでしょうか。
私にはどう考えてもアドバイスになってないように思えるのですが。
逆の質問、
鉄、SUSを使用しない理由は如何に。
補足
2017/03/31 16:16
ご質問ありがとうございます。
<黄銅の理由>
?お客様指定
?加工のしやすさ
以上です。
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お礼
2017/04/03 08:49
ご意見ありがとうございます。
どちらにしろ、製造元へ問い合わせ
正直に客先へ報告するつもりです。
参考資料ありがとうございました。