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瞬間接着剤で接着した金属部品の剥離
2023/10/19 15:20
- 瞬間接着剤を使用して接着した金属部品を剥離する方法について
- 剥離剤の浸透が難しい場合は、150〜200℃に熱したり、衝撃を与える方法が有効である
- 過去の経験では、お湯で加熱する方法が効果的であったが、熱による変形に注意が必要
瞬間接着剤で接着した金属部品の剥離
2016/04/21 11:09
隙間のない2つ割のリング形状の部品が必要なので、 外径φ20、内径φ9、長さ20?の部品を粗加工し、縦に2つに割り、かまぼこ状のものを瞬間接着剤(アロ***)でくっつけました。
そのものを旋盤で仕上げました。S25C 径の公差0.026
これを二つに分割したいのですが、接着剤が強力で分割できません。
接着剤のメーカーに問い合わせたところ、剥離剤に浸すのもよいいが、なかなか浸透しないでしょう。150~200°Cに熱するか、衝撃を与えるのがよい。とのことでした。
本サイトの過去ログNo.31508(2009年)では、お湯で加熱するとよい。となっています。
200℃程度に加熱しても変形はしないと思いますが、変形させずに剥離させるよい方法があればご教示願います。
質問者が選んだベストアンサー
S25Cは天ぷら温度180℃まで加熱しても変形や変色無。家庭用ホットプレートが活躍。
それを超えると変形の怖れあるが程度問題で、旋盤加工精度の0.0Xなら3、400℃でも大丈夫。
低い温度で剥がせても、こびり付いた接着剤を取るのが面倒で、焼トバシしするのが手っ取り早い。
なのでガスバーナーで炙ることが多いです。試してみて変形具合を確認すれば
焼入れするなら焼トバシも不要ながら、メッキ、クロゾメでは接着剤が残ると問題になります。
量産ならワックス
http://www.nikkaseiko.co.jp/products/solid.html
熱で軟化するので加熱して冷して固めて加工、そのあと加熱軟化してバラシ。温度は湯温から天ぷら温度まで様々あり。
少量でも使えるが、接着剤と同じで、軟らかくと完全に取除くとは違うので、洗浄に苦労します。
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
あっためなくてもバイス咥えて
プラハンでどつく
旋盤の三つ爪でつかんで
圧縮
内径9なので
ポンチの先端を内径に入れてどつく
お礼
2016/04/22 08:55
焼いてみようと思っていましたが、作業者が旋盤の芯押しを押し付けて分割してしまいました。その入口は凹みができていました。
瞬間接着剤というのはCMより強いものでした。
また、接着剤をはがしたら、外径が0.1?ほど小さくなっていました。接着剤の厚み分だと推測します。
2回目の試作は、あわせ面ではなく端面のみ接着剤をつけて加工してみます。
皆様いろいろご提言いただきありがとうございました。
>外径φ20、内径φ9、長さ20?の部品
ごく普通に鍋で煮る
普通の水道水かテンプラ油か?マシン油か?有機溶剤か?は置いといて
概ね瞬間接着剤は100度前後で急激に接着力が落ちる <落ちるだけでゼロにはならんけど
鉄は熱いうちに叩けと
熱いうちにプラハンマーでどつく
煮て叩いてを数回繰り返すとポロっと行くと思う
>こびり付いた接着剤を取るのが面倒で、
これも面倒ではあるが、やはり熱い状態でワイヤブラシでこすると取れる
接着した堺目が見えれば、安全カミソリを当てハンマーでコツンではどうでしょうか。傷がつくかもしれませんが。
後は、天ぷら油で揚げるか、魚を焼くようにオーブンに入れる方法かと思います。
ネジなどに永久固定の接着剤をつけて固定した後、どうしても外す必要になった時にはガスバーナで加熱します。
お礼
2016/04/22 08:45
アドバイスありがとうございます。
湯中で十分に加熱した後に、かまぼこの一方をバイスで咥えて、
もう一方をハンマーでせん断方向に叩く
それでも外れない場合は、接着し過ぎなので、点接着でもう一度
再製作する
悩むよりも行動を起こした方が得策と思います
>>2つ割の上下に互い違いにシムをいれてバイスで挟みせん断の力をかけて
>>みます
素晴らしい名案ですね
接着剤は衝撃にも弱いので、ハンマ叩きと併用してみては如何でしょう
>>プラハンでどつく
ワーク保護の観点から小生もプラハンを考えましたが、衝撃を与えた
方がより良いと考え、銅などの金属棒+ハンマで叩くとしました
ステンレスの丸材をφ9に加工したものをワークに挿入し、
一緒に加熱してみては如何でしょう
熱膨張の違いで、内側から力を均等に加えることができる
かもしれません
お礼
2016/04/21 15:41
ご提言ありがとうございます。
力づくで、壊す前に、経験された方がいらっしゃるのではないかと思い、掲載させていただきました。
明日は、加熱、それでもだめなら、2つ割の上下に互い違いにシムをいれてバイスで挟みせん断の力をかけてみます。
メーカーに確認した内容となるでしょう。
瞬間接着剤を溶かす溶剤に付けて溶かしていく。(金属部品も溶ける場合がある)
瞬間接着剤の熱劣化特性を生かし、温度を上げて剥離する。(接着剤の一部が部品に残る)
瞬間接着剤の衝撃劣化特性を生かし、衝撃を加えて剥離。(接着剤の一部が部品に残る)
残るは、金属部品と瞬間接着剤の強度の差を利用し剥離。(接着剤の一部が部品に残る)
最後が、一番変形する確率が高いですが、金属部品のホールド法を考慮すれば可能でしょうし、
お湯に付ける等で100℃弱や油に付けるで200℃弱までは簡単に加熱できるので、併用も可能。
お礼
2016/04/21 15:35
種々ご提案いただきありがとうございます。
現在溶剤に浸して24時間経過。びくともしません。
明日、熱してみます。
お礼
2016/04/22 08:48
400℃でも変形の心配がないとの情報が助かりました。
試作品なので焼いてみます。