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車載向けLIDARの最適なレーザー波長
2023/09/06 16:05
- 車載向けLIDARに最適なレーザーの波長について知りたい。
- LIDARは光を用いたリモートセンシング技術であり、レーザー照射に対する散乱光を測定して距離や対象の性質を分析する。
- 自動運転や衝突防止のために車載LIDARが研究されており、主に905nmのレーザーが使われているが、なぜこの波長なのか知りたい。
車載向けLIDARに最適なレーザーの波長
2016/05/28 13:00
お世話になります。LIDARという技術に興味が有ります。
Wikipediaによると、「LIDAR(英語:Light Detection and Ranging、Laser Imaging Detection and Ranging、「光検出と測距」ないし「レーザー画像検出と測距」)は、光を用いたリモートセンシング技術の一つで、パルス状に発光するレーザー照射に対する散乱光を測定し、遠距離にある対象までの距離やその対象の性質を分析するものである。日本語ではライダー、ライダとカタカナ書きされることも多い。軍事領域ではしばしばアクロニム LADAR (Laser Detection and Ranging) が用いられる。」
要するに、レーザーで距離などを計測する技術の応用と理解しております。
興味があるのは、近年自動運転や、衝突防止の為にこの技術を使って、車の周辺状況を逐次モニターする研究が進んでいるようなのですが、各メーカー主に905nmのレーザーが車載向けとしては使われているようです。
基本的に、LIDAR技術自体には波長に関しては特に決まりや規格がなさそうなのですが、なぜ905nmなのか知りたいです。
ご存知の方がいらっしゃいましたら是非教えてください。
※今のところ、空気中の水分などに吸収されにくい波長という理解なのですが、905nm以外にも選択肢がありそうな気がしております。
パイオニアにて開発中
continentalにてTOYOTA向けに開発中
http://optronics-media.com/special/20151102/36688/
http://www.continental-corporation.com/www/pressportal_com_en/themes/press_releases/3_automotive_group/chassis_safety/press_releases/pr_2015_08_27_toyota_safety_sense_en.html
質問者が選んだベストアンサー
この森と個人的な用件を先に処理していたら、先を越されました。
自然現象の影響を受け難い、且つレシバーの感度効率が良いでしょうね。(漏れ聞く情報では)
あまり専門家ではないので、各社が同じ物を使用する、同じメーカーの車が多く同じ物を使用
すると、どんなことが発生するのでしょうね?
だから、種類が異なる2つのセンサで検知なんぞが出てくるのでしょうね。
さて、URLの初段は、Siフォトダイオード検出効率ピークが900nmです。
そして、URLの2段目は、Siフォトダイオード検出効率ピークが800nmです。
夕焼けに弱いってのは、赤外高感度…かな?
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その他の回答 (7件中 1~5件目)
Siフォトダイオードの検出効率のピークが900~960nmに有るからでは?
お礼
2016/05/31 03:44
返信ありがとうございます。
なるほど、受光側の都合も大きそうですね。
開発途中をよく見かけていたが
よく実用化したなという感じです
法律的には何も解決してないような気もするが
レーザー発振器から開発はしてないので
まあ、出来合い品といえば出来合い品
http://www.hikari-trading.com/lc/plsldlc.html
記憶によれば
ただ1波長だけじゃなかったはず
しかも前世期の話なんで(青色発光ダイオードが量産される前の話)
で
しかも
漏れてくるような話なんであてにはなりません
真髄は企業秘というベールの向こう側
お礼
2016/05/31 03:40
返信ありがとうございます。
安全規格をどうやって満たすのかという点がキーとなりそうですね。
905nmも色々なメーカーがやっているようですので、色々検討された結果なんでしょうね。
905nmレーザーが安いからじゃないかな。
赤外線フィルタの入ってない安物ドラレコのCCDカメラに写りそうでイヤだなw
お礼
2016/05/31 03:37
返信ありがとうございます。
Digi-keyなんかだとなかなか相場がわからないですね。
たしかに、そこら中にカメラがあるこのご時世、赤外光を飛ばしまくる状況になるとうっとおしそうですね^^;
http://repository.dl.itc.u-tokyo.ac.jp/dspace/bitstream/2261/19993/1/K-00539-a.pdf
マルチレーザースキャナーを用いた交通空間における移動物体の検
そのものの記述は少ないので、想像も加えて
・目で見えない近赤外線領域が好ましい。長波長の赤外線領域は分解能が低くなる。
・ O2 H2O の吸収率が高いところを避けたい。
⇒赤外線の反射、吸収、透過スペクトル
が理由と思います。
・905nm なのはレーザー発振子の都合⇒
車載用でなく機械装置用
http://jp.idec.com/ja/technology/safety/guide/safety09.html
セーフティ・レーザスキャナとは
検出範囲4? !。車載用には10倍でも不足なのに、現状と展望は?
衝突防止装置付けたが、作動して助かったこともあれば、誤作動でヒャッとしたことも。
昨日まで開催の『人とくるまのテクノロジー展』に行けなくて(6/E名古屋)
未体験で技術的な展示になってるか判りませんが。
スキャンするミラーの信頼性
機械パーツはまずダメであろうし、MEMSでも
お礼
2016/05/31 03:34
返信ありがとうございます。
パルスレーザーダイオードはDuty0.1%駆動前提ですが、100Wクラスまでのラインアップが有りますね。。正常に動作していれば問題ないのかもしれませんが、故障時が怖いですね。。
レーザー機器を選定するのに最優先は安全規格
http://kikakurui.com/c6/C6802-2011-01.html
http://www.fa.omron.co.jp/guide/technicalguide/43/6/
そして、周波数帯によってレーザー許容出力も違ってくる
憶測の域を出ませんが
>なぜ905nmなのか知りたいです。
905nmレーザーなら安全基準をクリアできてコスパの高い製品が作れる
じゃあないのかな?
>空気中の水分などに吸収されにくい波長という理解なのですが
何がベストな周波数かは知りませんが
仮に800nmレーザーとか1000nmレーザーとかの方が検出性能は良かったとしても
安全基準がクリア出来きないと製品化は不可能 <軍事用とか宇宙空間用とかなら違うかも?
安全基準がクリア出来たとしてもコストが掛かれば製品化はムリ
お礼
2016/05/31 03:29
返信ありがとうございます。
アメリカのFDA規格だと、可視光の方が比較的低いClassに分類されていますね。905nmだと人間側が感知できないからでしょうか。
いずれにしても、自動運転レベルだと安全規格をどうやって満たすのかという点がキーとなりそうですね。
お礼
2016/05/31 03:53
返信ありがとうございます。
なるほど、世界中の車が相互に検出しあう世界、、想像しただけで気持ち悪いですね^^;技術的にはどうにかクリアできるのかもしれませんが。。
フォトダイオードの検出ピークの違いについてもご教授有難うございます。