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絶縁抵抗計、漏れ電流計、絶縁耐圧試験機の違いとは?
2023/10/19 14:31
- 絶縁抵抗計、漏れ電流計、絶縁耐圧試験機のそれぞれの違いを教えてください。
- 絶縁抵抗計は制御盤内の機器やモータなどの絶縁を測定する測定器です。漏れ電流計は漏れ電流を測定するための測定器で、絶縁状態を確認することができます。絶縁耐圧試験機は絶縁材料の耐圧性能をテストするための機器です。
- 絶縁抵抗計と漏れ電流計は同じ目的・用途の測定器ですが、測定する点が異なります。絶縁抵抗計は絶縁状態を測定し、漏れ電流計は漏れ電流を測定します。絶縁耐圧試験機は絶縁材料の耐圧性能をテストします。
測定器について
2016/07/22 18:45
お世話になります。
絶縁抵抗計、漏れ電流計、絶縁耐圧試験機のそれぞれの違いを教えてください。
弊社に絶縁抵抗計があり制御盤内の機器やモータなどの絶縁を測定していたのですが、今回別に漏れ電流計も購入しました。
この2種類の測定器は同じ目的・用途の測定器の様な気がするのですが。
違いがあれば教えて頂きたいのですが。
また、絶縁耐圧試験機というものも世の中にあるようですが、それとの違いもた教えて頂けるいとありがたいのですが。
質問者が選んだベストアンサー
https://www.kikusui.co.jp/knowledgeplaza/?d=safetytest
Q1 耐電圧(耐圧)試験って、何ですか?
Q2 絶縁抵抗試験と、どう違うの?
Q3 なぜ、耐電圧試験を行わなければいけないのですか?
その他法令関連
http://www.jeea.or.jp/course/contents/04206/
電力ケーブルの耐電圧試験
http://www.jeea.or.jp/course/contents/02105/
絶縁抵抗と絶縁耐力
http://www.jeea.or.jp/course/contents/11102/
電気設備技術基準・解釈の解説〔その2〕
http://koukusu.com/japan/j_stand/iecj609501/j_stand_609501_elec.html
IEC-J60950-1(情報機器)電気性能の要求基準
よーするにお上の命令なので従わざるを得ない
しなかったら逮捕とか罰金とかまでは分かりませんが
もし、やらなかったのがバレたらネットで叩かれて
最悪会社倒産とか?
>ただ、それらすべてを測定しないといけないのでしょうか。
どんな業界で何を作ってるのか?で変わります
所謂、民生家電を作ってるなら耐圧試験は必須です
なので、
このような質問してくる事から御社の製品は民生家電でない事は判明しました
所謂、産業機械であっても国や地方公共団体に納入する場合は
「耐圧試験する事」と仕様書に明記してある <やらないと納入検査でハネられる
民間向け産業機械ならメガテスタだけで十分です
また、自社工場の保全課とかもそれで十分です
ただし、感電死亡事故とか漏電火災とか発生した場合はその限りではありません
労基は管理責任を追及してくる
逆に言えば
事故が無い限り問題なし
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その他の回答 (6件中 1~5件目)
絶縁抵抗計:
測定する2点間に対し、所定の直流電圧を加えて抵抗を測定する。
ピンポイントでの絶縁性能の測定と言えます。
漏れ電流計:
設計上の電流経路外へどれだけの電流が漏れているか計測する。
主に交流で測定する。
機器全体での絶縁性能の測定と言えます。
あとバイパスコンデンサが有る場合、電源へのノイズの乗り具合の判定の目安にもなり得ます。
絶縁耐圧試験機:
どのくらいの電圧をかけても絶縁破壊を起こさないかを測定する。(交直の両方有り)
サージ電圧とか静電気とかで壊れないかの目安とすることが多いです。
お礼
2016/07/25 11:28
ご回答ありがとうございました。
それぞれの測定の内容やポイントなど参考になりました。
現在は絶縁抵抗計と漏れ電流計はあるのですが、絶縁耐圧試験機はありません。
それぞれすべてを測定する必要があるのか、それとも兼用できるのかが判断出来ません。
漏れ電流計は、半導体機器が多くなったために、ON/OFFであるOFFが必ずしも
零電流値ではなくなったために測定するための物です。
その他は、既存機器なので、貴殿若しくは貴社の推測通りです。
お礼
2016/07/25 11:22
ご回答ありがとうございました。
大雑把にいえば、次のような意味合いと思います。
絶縁耐圧試験機:どれほどの電圧に耐えるか試験する。
→ 試験によって印加電圧に対する安全率がわかる。
絶縁抵抗計:直流を印加して、絶縁抵抗を測定する。
→ 絶縁物の善し悪し、吸湿の影響などが分かる。
漏れ電流計:通常使用する交流を印加して、漏れ電流を測定する。
→ アース接続が無い場合の感電のリスクが分かる。
お礼
2016/07/25 11:06
ご回答ありがとうございます。
測定する単位がそれぞれ 電圧V、抵抗Ω、電流A、ということが解りました。
また、それらはどういう意味の測定なのかも説明して頂きありがとうございました。
ただそれらは、感電とか火災とか機器の破損などの防止に全てやる必要があるのでしょうか。
原理としては電圧を印加して、電流が基準値内かを測るだけ
試験機には信号発生部があるのが違いでしょう。
印加する電圧波形や、印加するときのインピーダンスなどを変えて
試験仕様にそった試験ができるようになっています。
お礼
2016/07/25 10:45
ご回答ありがとうございます。
漏れ電流計は使用時電圧から上げない。
残る二つは印加電圧と電流計を試験条件に対応させれば使えるので両対応を掲げるものあります。
耐電圧試験+絶縁抵抗試験
https://www.kikusui.co.jp/catalog/?model=tos5300
絶縁抵抗試験+交直流耐圧試験
https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?product_key=803
とはいえ電圧は違いあり、別回路を使ってるかもしれません。
お礼
2016/07/22 19:37
早々、ご回答ありがとうございます。
添付された資料を参考にさせて頂きます。
お礼
2016/07/25 11:21
ご回答ありがとうございました。
それぞれ抵抗 電流 電圧を測定して漏電 火災 機器の破損等の防止のためのものという事はわかりました。
ただ、それらすべてを測定しないといけないのでしょうか。
いままでは、絶縁抵抗の測定だけでしたが、最近は漏れ電流の測定も出来るようになりました。
また、耐圧試験機は準備されていないので、必要になるのでしょうか。
再度の回答ありがとうございました。
色々なケースでの説明でよく理解できました。
民間向け産業機械がほぼ100%、時々100V仕様で身体障害者施設に納入することもあります。