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SS400(SGD400)の調質について
2023/10/19 14:25
- SS400(SGD400)を調質する際に注意すべきポイントは、炭素量が0.2%以下であることです。熱処理はこの条件を満たさないため、調質はできません。
- SS400(SGD400)を調質することは可能ですが、注意すべきポイントは炭素量が0.2%以下であることです。この条件を満たさない場合は熱処理ができません。
- SS400(SGD400)の調質においては、炭素量が0.2%以下であることが必要です。熱処理はこの条件を満たさないため、注意が必要です。
SS400(SGD400)の調質
2016/08/26 10:52
客先図面でSS400又はSGD400を調質するとあります、
HB200以上。
炭素量0.2%以下で熱処理は出来ないと文献に記載あります。
調質は可能ですか。
質問者が選んだベストアンサー
JISの特性保証がなく通常はやらないが、可能です。
但しSCに比べて成分のバラツキが大きいので焼入性が不安定、不純物量が高いので靱性が低いという問題点があり、寸法や用途が限定される。それを理解した上で適用することは可能。
熱処理を依頼するときは鋼種を明記。熱処理屋は焼戻温度を慎重に選ぶはず。
ただSGD400については調質前よりも表面硬さ、強度ともに低下する可能性があり、調質の目的を明確にしておく必要があると思われる。
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その他の回答 (10件中 1~5件目)
まさかとは思いますが。
冷間加工の変質組織微細化の為の焼きならしを調質と言っている可能性とかないですよね。
普通はSS400だと焼きは入らないものとして扱うと思います。
硬度について
バルクの焼き入れだと打痕が大きくて深いブリネルも有りでは?
よく見るのはロックウェルCな気がしますが。
愚痴
うちの業界も鉄=SS400になってて困ってます。
設計担当は仕様書になんでもSS400って書きといて、受注業者も平気でSTKとか鋳物とかつかってくるので頭抱えてます。
密度だけが重要でSPHCとかで十分でも、ミルシートが出ないからSS400が必要とか訳わからん事いう奴までいるしorz
お礼
2016/09/01 17:44
回答有難うございました。
投稿と外れますが客先図面でBossの材料を
STKM11Aとか書く人が殆どです。
試作に毛生えた数量でSTKMなんか使えません。
1tonを発注すると死蔵在庫になること間違いないです。
STKMと書く理由は内径、端面2箇所加工だけですので。
SS400の加工費よりSTKMの加工費のほうが安いのは明らかですが
材料代が合いません。
と言うことでSS400を使ってます。
弊社の見積りを書いてる奴の馬鹿さ加減が良く判ります。
余談
>果たしてブリネルは適切なのだろうか
汎用性は薄いのです。欠点
・低温焼戻の高硬度は厳しい。
・大物は試料を切取らないと装置に載らず、薄物小物は無理。
・測定痕が目立つから製品では嫌う。
利点は軟らかい範囲では他より確度か高く、それで深さ分布を云うことも稀。なので <大手製鉄所> では心置きなく使うが加工屋は嫌う。
硬さも <大手製鉄所> では規格されないものを測らないから嘘と断言できるのです。
SPCC?
規格に調質記号はあるが大量特注を要求(今は小メーカで小ロット可もあるみたいがやはりトン)。
は日本の話だけど、中国粗悪鋼は日本に入ってないし、韓国に数百回出張してでも入手すれば・・
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=310912&event=QE0004
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=269489&event=QE0004
>バルクの焼き入れだと打痕が大きくて深いブリネルも有りでは?
鋼球は潰れてしまうので超硬球を使うとあるが、それが無い。
ロックウェルで測るから他でも持ってないのでは。
表層の加工硬化を測るのに、果たしてブリネルは適切なのだろうか。
あほたれの場合、換算してしまえば何でも一緒なんでしょうけど。
再出、
質問者さんは誤解してないとは思いますが、
◆ SPCC 冷間圧延鋼板 カバーや外装類、等々の外力が左程かからない物に使用
◆ SS400 一般構造用圧延鋼材 名の如く、一般的な構造物に使用
◆ S45C 機械構造用炭素鋼 名の如く、機械的な構造物に使用
と、使用目的は明白。
ですが、SPCCの使用目的である、
カバーや外装類、等々の外力が左程かからない物
から推測できない、URL内容の“SPCCの調質記号と硬度、伸び”が記載されているが、
これは絞り加工等の負荷力計算が主のもので、硬度とか引張強さを主としての記載ではない。
URLでの記載の如く、ショットブラスト等で、表面を加工硬化させ(SPCCのダル仕上げや
ブライト仕上げと同じように)、HB200以上させるのではないでしょうか?
以上が、前出の意味合いです。
では、SS400を訂正し忘れで、S45C調質条件をCADコピーしたですか?
それなら、閉じましょう。
再出
>回答(3)
※加工硬化から、恐らく生材の換算式とは合わないのだろう
その通りです。加工硬化は内外不均一
http://www1.doshisha.ac.jp/~tkatayam/kakou2/matproc2Y0812V1.pdf
冷間引抜き:加工硬化が進行
硬さ分布:表面ほど硬い
残留応力:表面に引張応力があると疲労強度低下
調質もS45Cでは明確に中軟であり、非調質も同傾向。
http://www.jfe-steel.co.jp/products/bousen/catalog/h1j-004.pdf
3.鋼材の特性 図2 非調質鋼断面内鋼材特性(φ38mm)
硬さ―引張強さ換算式は、設計者が大凡を知るに限って使うもので、規格の埒外であって <大手製鉄所> は関わらぬ。。。
硬さ測定法も形状によって制限あり、
JIS G 3141 冷間圧延鋼板及び鋼帯
径又は対辺距離25 以下のみがき棒鋼の硬さ測定には,HBを使用しないことが望ましい。
なおSS400は成分規定が無いも同然、溶接性も不問でC量が多いものでもパスするため、焼入性ゼロとは言えない(過去調査したハズ)
しかし大サイズ不可と硬さが不安定。
お礼
2016/09/01 17:33
回答有難うございました。
材料やさん、熱処理やさん等々に確認しましたが
出来ませんとの回答でした。
多分S45Cの記載間違いかと思います。
このような図面を発行してる某企業
その業界でダントツに離された2番手です。
1強4弱。
でも1強も気分の悪い会社です。