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プレス金型 ダイ 内部 コーティング処理
2023/10/19 14:22
- 職場で行っているプレス業務の一環として、ダイの内部にもコーティング処理を行いたい
- コーティング処理以外にもダイとポンチの耐久性を向上させる方法を知りたい
- ダイの内部(ポンチ挿入部分)にもコーティング処理を行える会社や方法を教えてほしい
プレス金型 ダイ 内部 コーティング処理
2016/09/08 14:37
現在職場でFB抜きのプレス業務を行っています。
プレスの方式は順送型です。
現在ポンチにはTIN系のコーティング処理を行っていますが、ダイの内部(ポンチ挿入部分)にもコーティング処理を行ってみたいのですが可能でしょうか?
もし可能であれば、処理を行ってくれる会社等教えてください。
また、コーティング処理以外でダイとポンチの耐久性を上げる方法もあれば併せて教えてください。
よろしくお願い致します。
回答 (7件中 1~5件目)
>岩魚内さんへの回答
>>コーティングパンチはミスミにあってもダイ(ボタンダイ)は無し。
ということは世間でコーティングは稀と思われるが、その理由はお判りでしょうか?
理由ですか?
本当の理由はわかりませんが、経験上と予測だけでお答えします。
?耐久性に関してピアスパンチのダメージと比べてボタンダイのほうがダメージがかなり少ない。
ほとんどの場合、研磨だけで事足りる。
(製品に穴が開くということはピアスパンチが材料を貫通したからできる。
要はピアスパンチの側面が常に材料で擦り合わせている状態が常に続く。
そのためピアスパンチにコーティングをすることにより
少しでも側面の摩耗を減らし寸法を維持する狙いがあると思います)
?ほとんどの場合、ボタンダイの使い方は穴を開けるための台。
つまりスクラップがボタンダイの中を通るだけなのでコーティングは
必要なし。
(ただし、ボタンダイを通ったスクラップが逆に製品として使われる
ならばバリ等を考えコーティングをしたほうがよりいいとは思います)
まだ、いくつか考えられますが、これぐらいにしておきます。
>>私の所のメニューにはダイス鋼、ハイスの次はコーティングではなく超硬
ウチではハイスや超硬はほとんど使いません。(ほとんど自動車用金型)
そこまで必要なしです。
基本的にはダイス鋼の次にコーティングを考えます。
(コーティングは仕様に合わせて使い分けます)
>>ミスミはパンチにこう注意書するが、ダイに無い理由?
再研削にあたっては、コーティング層の剥離を防止する為、強研削は避けてください
答えが重複しますが、
ピアスパンチの場合を考えると材料に対して垂直に動きながら穴を開けます。
その時パンチの圧力のかかりかたはピアスパンチの角の部分が一番大きい
と考えます。
実演すればすぐにわかりますが、強研削をしてパンチの上面を完全に剥離した場合、ピアスの角からすぐにコーティングがめくれてくるのがわかります。
だからミスミは強研削は避けてくれと言っているではないでしょうか。
ダイにない理由はピアス加工をする際、ピアスは材料に対して可動していますが、ダイは停止(接触)しています。そのためダイの角はパンチの角と比べヘタリは少ない。結果として強研削してもダイの側面のコーティングがめくれれるほどにはならないので注意書きとして明記してないのではないのでしょうか。
長々となりましたが、っていうか、岩魚内さん、普通型屋ならばこれぐらいのこと知っていますよね。
参考になれば幸いです。
>>(2)で片道と往復による摩耗の違いと書いたのも少し疑問を持ちつつ。
後でちょっと思ったのですが、片道と往復によるとありますが、
もちろんそれもあると思いますが、
それよりも(たとえFBであっても)材料を抜く際、材料からパンチにかかる
側面の力とスクラップがダイの側面にかかる力とを比べると
パンチにかかる力のほうが強いとおもいませんか?(ダイにはクリアもありますし・・)
その上での往復ですから、パンチ側のコーティングもはげやすくなる。
経験上、そのようにおもいます。
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> NEWtara555 さんに質問
コーティングパンチはミスミにあってもダイ(ボタンダイ)は無し。
ということは世間でコーティングは稀と思われるが、その理由はお判りでしょうか?
(2)で片道と往復による摩耗の違いと書いたのも少し疑問を持ちつつ。
また私の所のメニューにはダイス鋼、ハイスの次はコーティングではなく超硬。
ミスミはパンチにこう注意書するが、ダイに無い理由?
http://jp.misumi-ec.com/maker/misumi/press/tech/8.html
再研削にあたっては、コーティング層の剥離を防止する為、強研削は避けてください
NEWtara555 さん ありがとうございます。全く同意見。
パンチの応力は縮む方向すなわち圧縮応力なのに対し、ダイは引張応力となり、コーティングが剥れやすいとは言えるが、実際にやってみないと判りません。
>内部へのコーティングが出来ない
プレス型ダイでは NEWtara555 さんとの議論の通り少ないが、モールド型、ダイカスト型、鍛造型、粉末型のダイではやっており、私も経験あります。
ネットで調べれば出てくるとおもいますが・・・。
ちょっと意地悪をして県名だけ紹介します。
(TD)滋賀県、兵庫県
(TIC系)福岡県、熊本県
多分、TDやTICと書いてもわからないかもしれませんね。
とりあえず調べてみてください。
全然、分からなければ御社と付き合いのある熱処理の業者に相談してみてください。
担当者が分からなければ普通その上司に聞けばわかると思います。
(TDやTICを取り扱っているかも・・)
>>コーティング処理以外でダイとポンチの耐久性を上げる方法
これこそ熱処理屋(熟知している人)に聞いてください。
書店に行って専門書を買ってくるのもありです。
脅かす訳ではありませんが、理解するのに結構時間がかかるとおもいます。
参考になれば幸いです。
↓多分、変なおじさん達が登場して、揶揄する記載がでますが、無視された方がよいですよ。
その代表格は、検索画面ペチャ貼りする、本サイトでは素人認定済みのヲタクじゃん。
DLCはまず候補に上がらない。
一度ミスミさんのWebカタログで、どんな表面処理をしているか確認してから、
その方面のメーカーできるできないやできるならその特徴を確認してみてください。
できない所が多ければ、地元の商社に問い合わせてみてもよいと思います。
設計初心者にもミスミ講座は利用するように指導していますが、
金型初心者にも有意義な情報が記載されているので参考にしてみては如何ですか?
今回は表面処理の内容ですが、金型構造の各部名称と働き、簡単な力学的考察、等々
おもしろい情報が満載ですよ。
多分、変なおじさん達が登場して、揶揄する記載がでますが、無視された方がよいですよ。
何故かミスミからの展開、コピペ?からの展開、ミスミ講座もそうですが、ミスミカタログ
からも多様な情報が読み取れます。(熱処理、硬度、仕上げ処理、等々)
列挙や貼付けを蔑ろにすると、前述のようになり、顔が真っ赤に。
初心者にとっては、使用するしないにしても、良き見本となります。