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高圧水素ガス用機器の接続部について
2023/10/19 13:48
- 高圧ガス用機器の接続部について、メーカの資料で9/16-18UNF等が記載されており、G1/2 or G3/4が存在しないことがわかりました。
- 配管の規定に関しては、高圧ガス保安法で9/16等の規定がある可能性があります。詳細はご存じの方に教えていただきたいです。
- 高圧水素ガス用機器の選定において、接続部の規格について検討中です。メーカの資料では9/16-18UNFが一般的なようですが、法律的な規定もあるのか知りたいです。
高圧水素ガス用機器の接続部
2016/10/05 16:57
高圧ガス用機器(バルブ、継手類)の選定のため、メーカの資料をネットで
見ると、接続部が9/16-18UNF等が記載されており、G1/2 or G3/4はありません。9/16等は高圧ガス保安法で配管の規定があるのでしょうか?
ご存じの方、ご教示下さい。
回答 (6件中 1~5件目)
> 9/16等は高圧ガス保安法で配管の規定があるのでしょうか?
は、高圧保安法ではなく、高圧ガス保安法ですね。失礼しました。
水素脆性化は、考慮が必要です。
炭素鋼では駄目で、通常のSUS316ステンレスでは炭素鋼より顕著に水素脆性化します。
ですから、SUS316、SUS316L であって、ミルシートにおける絞りが75%以上、かつニッケル
当量が、その常用の温度により下図のとおり、定められておりますと、URLに記載されています。
失礼しました、失礼しました。
年を取ると経験からくる固定観念で、処理してします癖が身に付き、先日もねじの並目と細目
を間違えて手配し、買い直しをしたばかりです。
ミスミでは並目と細目の明記があり、他社だったが細目の明記が無かったが、ねじサイズと
そのピッチ記載されていたので、通常はチェックするがしないでスル―し、担当者へ変換した。
認証だけですが、カタログコピー添付もあり、通常では考えられないことをしてしまった。
当該の確認も、上記URL上段“超高圧水素ガス適合バルブ機器 - フジキン”にて行ない、
SUS316使用で、“本カタログに掲載しているバルブ機器は、接液部品を腐食させないガス全般に
使用できます。”と注意書きがあったので、炭素鋼よりステンレスの方が水素脆性化が顕著である
内容の知識が、SUS316が使用できるので炭素鋼も使用できる誤った判断を誘発してしまった。
少し、浅墓であったと反省しています。
半導体では、フジキンさんのバルブをよく使用し、腐食性があるや浸透力の強いガスやリキッド
を使用し、常にチェック&チェックをしていたが、魔がさしました。
失礼しました。
高圧水素ガス保安法ですね、上記URL下段の内容は。
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回答(3)(4)のデマに対する警戒情報です。
高圧ガス保安法関連の規制で配管材質については規定があるようです。
詳細まで調べることはできないですが関連しそうな資料だけあげておきます。
水素は分子が2番目に小さい上に化学反応を起こしやすいです。
結果、配管に使われている金属や樹脂、ゴムに浸透し、原子配列を乱したり、分子の切断を行ったりする危険があります。
大気圧近辺では問題になるほどではありませんが100MPaクラスとなると浸透能力が増加し、さらに発生する応力が大きいのでわずかな脆化、劣化が致命的になります。
以上から回答(3)があげるような炭素鋼製の継手を流用した日には脆化破断・大規模漏洩・大爆発の大災害になることは目に見えています。
本当にご注意ください。
おまけ
コーンアンドスレッド継手でネットで見つかる信頼できそうなところは以下の3社でしょうか。
1.オートクレーブ
パーカー傘下、開発元
代理店:日本ハイドロパック株式会社
2.フジキン
国内メーカー、コピー継手とオリジナル継手開発の両方やっています。
3.Swagelok
高純度継手の有名どころ
ダブルフェルール継手とか二重リング継手の開発元で代名詞的存在)
コーンアンドスレッドそのものでは
油圧用高圧継手で有名なイハラサイエンスやフジトクは手を出していないようです。
お礼
2016/10/12 13:37
詳細なご回答有難うございます。ご教示頂いた3社の内、2社が米国系なのは
水素ガス用高圧継手はガス漏れの場合の大事故のリスクがあり、国内メーカが
開発するにはメリットが薄いからなのでしょう。大変参考になりました。
URLの図の如く、9/16-18UNF → G1/4 or G3/8 変換もあります。
接続アダプターの最小破損圧力表にて、高圧ガス保安法規定確認をしてください。
台風障害です。申し訳ない。
URLの図の如く、9/16-18UNF → G1/4 or G3/8 変換もあります。
接続アダプターの最小破損圧力表にて、高圧ガス保安法規定確認をしてください。
お礼
2016/10/07 18:09
ご回答(3)&(4)有難うございます。参考にさせて頂きます。
Gネジだとネジ形状の規格は有りますがシールに関する規格は無かったように思います。
一方でUNFネジの方はSAE規格でシール部形状まで含めた規格化がされていたはずです。
このため、機材互換性を考えたときに確実な組み合わせが可能なUNFネジの継手が多いものと思います。
高圧であってもR,Rc,NPTといったテーパーねじは普通に使っていますし、Swagelokなどのダブルフェルール継手だとGネジのラインナップも結構充実している様に思いますが…
高圧ガス保安法的な意味の1MPa以上の水素と思い、SAE規格を例に出しましたがひょっとして100MPaクラスの方の継手だったでしょうか?
その場合だとコーンアンドスレッド継手ということになり、アメリカのオートクレーブ社が開発ということでインチネジ(UNF)規格となり、メネジのせん断強度確保の面から細目ネジが採用されたのではないかと推測します。
参考にしたページ
http://www.klchem.co.jp/blog/2011/06/post_1495.php
こういった継手だと先行普及品のコピーが多いか様です。
先行品はパーカーだのSwagelokだのといったアメリカ企業初が多いのでインチ規格になることが多いのではないでしょうか。
回答(3)はガス用継手と油圧用継手の違いやテーパーねじのRねじと平行ねじのGねじの違いも判らない様です。
油圧用継手は許容リークレートが極めて大きいので高圧水素に使ったら大惨事を招くことになります。
過去にはグランドマスターの称号を得ている用ですが現在は危険なデマ発信屋に成り果てているので注意が必要です。
お礼
2016/10/07 18:06
詳細なご回答有難うございます。ご推察の通り、100MPaクラスの継手です。
コーン&スレッド継手ということは初めて知りました。リークのリスクを注意し、継手類の選定をします。
お礼
2016/10/12 13:39
詳細なご回答有難うございます。材質の件、大変参考になりました。