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撹拌容器の水落ち防止洗浄方法
2023/10/19 13:36
- 撹拌容器の水落ち防止洗浄方法についてご存知の方がいらっしゃれば教えてください。
- 撹拌容器の内面を洗浄する際、微小隙間から水が落ちずに洗うことができる方法はありますか?
- エアの入れ方や隙間構造についてのアドバイスをお願いします。
撹拌容器の水落ち防止洗浄方法
2016/12/02 17:22
固定筒の下端に、この筒と同軸芯で筒内径より若干小さい回転盤で構成された撹拌容器があります。
回転盤と固定筒との間には微小隙間があり、回転盤を回すことで内容物を撹拌させることができます。
この容器内に水を溜め、回転盤を回して内面を洗うことを考えています。
微小隙間から容器内に向けて加圧エアを入れてやると、微小隙間から水が落ちずに洗うことができると聞いたのですが、このときのエアの入れ方や隙間構造についてご存知の方がいらっしゃれば教えてください。
よろしくお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
再々出です。
単純なシール方法では、圧縮エア圧力を利用する方法があります。
これは、エアバルブのメタルシールと同じ原理で、エアの漏れを前提として、微小隙間からの
漏れなので、漏れ量は最小限度におさまるコンセプトのものです。
圧力も精密レギュレターにより低くし、漏れ量を最低限度にします。
精密レギュレターの圧力設定は、
│ │水の高さの水頭圧
│ │↓微小隙間 │
減圧した │ │┌───────────────・────
圧縮エア │ │└─┐ │
供給 │ │[Z]│ ・ 回転盤
⇒⇒⇒│ │⇒⇒│ │
│ │┌─┘ ・
└─┘└───────────────│────
↑微小隙間
大気圧
での、大気圧(0MPa)<圧縮エア設定圧<大気圧(0MPa)+ 水の高さの水頭圧が原則です。
ですが、回転盤が回転することにより、[Z]に回転気流が生まれ、相対的に圧力が下がるため
その分の圧力を前もって上げておく必要があります。
調整方法は、回転時に泡が出始める圧力から段々下げていき泡が出ないか、若干出る位に設定。
当然ですが、回転が停止中は泡がよくでるようになります。
回転停止中のエア漏れも低減するには、回転中と回転停止の圧力を切り替える必要があります。
高価なレギュレターでは信号で変わるものもありますが、バルブでの切り替えも可能です。
その場合、エアパイロット式バルブであれば切り替え最低作動圧力があり、今回の場合はそれを
下回る恐れがあるので、外部パイロット式ソレノイド式エアバルブを選択するとよいでしょう。
(SMCにもあります)
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その他の回答 (15件中 1~5件目)
回答(6)
>造粒終了後は、壁に張り付いた粉や液のカスを洗うため、洗浄水をためて洗います。
その際、上記加圧エアを再度吹くことによって、洗浄水の落水を防げるらしいものです。
洗浄機とは縁遠い、造粒機の洗浄と了解。造粒時は水でなく粘度高い液?
回転させない状態で洗浄だけやるなら簡単で議論を要せず。
回転続けて隙間からエアーを噴くと、気中に漂う塵芥の侵入は防げるが水(泥水)は別モノと考えるべき。水を噴射するとなおさらだが、水+気体でも静的に扱えない動的となり解析不能。
縁には泥がこびり付いた儘、しかもそれが成長していくのでは。
私の例も水+粉体ながら、粉体は僅か混ざる程度で性状は水と同じでまだ簡単な方。でも動作外の箇所では部分的に泥の塊が生じ大変に厄介。
>↓製作の実績あり
些細な1分野に過ぎぬ半導体洗浄を知れば何にでも応用聞くとの思い上がり。
アグリ分野の大根洗い、芋洗いの自動機械の方がまだ近い。アライグマ?
>既出のメーカーに聞いてみれば、例外なく無理と答え、誰もやろうとしないから
検索してみたら、それがあるみたいなんですよ(OoO)
まあ、回答(9)、回答(11)、回答(13)あたりの内容は
見当違いで全くトンチンカンですがw
お礼
2016/12/06 11:13
トンチンカン???
番外-2。
回答(10)URLに示す“ノンメタル・ノンコンタクトシール”に近いケミカル調合用撹拌機は
製作の実績ありなので回答(11)に記載。(塩酸、硫酸、フッ素硝酸、etc.で使用)
大がかりで、当該シール部分は、圧縮エアの微小リーク(なみだ洩れ)方式で、小生の示す
メタルシール方式と原理は同じ。(iwanaiこと岩魚内は被せ記載を嫌っているが、今回も
そうであるように、他人の記載のみきになり、iwanaiこと岩魚内自身が記載するはお構いなし)
さて、筒全体の洗浄性能はよくなるが、遠心力の影響を更に考慮が必要な、
圧縮エア│ │
供給 │ │
↓│ │
┌──┘ │水の高さの水頭圧
│ ↓ │
│┌──┐│
││↓ ││
└┘ └┘ ←微小隙間 │
┌───────────────・────
│ │
└───────────────・────
大気圧 │
のレイアウトもできます。
お礼
2016/12/06 11:11
ご回答ありがとうございました。
周囲の設計者に相談した結果、ラビリンスシールを検討することにします。
一度試作してみて、造粒時に微小隙間から粉落ちが無いか(これは特にラビリンスにするまでもなく問題なし)、造粒後に容器内壁に付着した粉や液のカスを取るため、(必要なら回転盤を回しながら)洗浄水を溜めて洗浄し、且つ落水がないか試してみたいと思います。
その際、貴兄ご提案のラビリンス構造を検討したいと思います。
ありがとうございました。
>小生が回答(7)で示す“オイルシールとは - NOK株式会社:停止時はゴムの弾性で、
動作時静圧&動圧でシールされる見本”を直接弾性体シールとして使用すれば、大半は使用できる
質問者さんは、それを望んでいるのだろうか?
望んでないでしょ。望みはあくまでシール無の非接触で天地逆。
シールの高安なんぞ些細な言いがかり。それを遥かに超える複雑さコスト高、かつ使い方に大制約。
結論。仕掛けを下にする天地逆での非接触は無理。
既出のメーカーに聞いてみれば、例外なく無理と答え、誰もやろうとしないから、カタログに天地不可と書かないのでは。
それよりなにより、“できると聞いた”お方に問い直すべきです。
出来るかのような論には誤解があるのです。
お礼
2016/12/06 10:56
ご回答ありがとうございます。
>>小生が回答(7)で示す“オイルシールとは - NOK株式会社:停止時はゴムの弾性で、
動作時静圧&動圧でシールされる見本”を直接弾性体シールとして使用すれば、大半は使用できる
質問者さんは、それを望んでいるのだろうか?
>望んでないでしょ。望みはあくまでシール無の非接触で天地逆。
はい、あくまでシール無が良いかと思います。
弾性体シールでは回転盤を回したときにどうしても磨耗したり、回転盤の直径が最大で1mほどになりますので、現実的でないと思います。
それから問題の装置は、基本的に造粒機として使用するもので、固定筒の下方に回転盤を設置することによって、核を遠心力で弾き飛ばし、固定筒内筒との摺接で転がしながら丸く造粒するものです。
このとき、上方から粉や液を噴霧して雪だるま状に膨らませます。
ですので、天地逆の構造も”然り”とだと思います。
「”加圧エアで水漏れを防ぐ”を聞いた方」とは、商社系の営業マンなので、勘違いもありうると思い、この場で現実的な回答を期待して相談しました。
ありがとうございました。
番外です。
回答(10)が示すシールに、目が飛び出る程高いカルレッツのOリングを使用している。
弾性体のシールを使用するなら、こんな難しい高反応仕様の撹拌する軸受けを使用するは稀。
小生が回答(7)で示す“オイルシールとは - NOK株式会社:停止時はゴムの弾性で、動作時は
静圧&動圧でシールされる見本”を直接弾性体シールとして使用すれば、大半は使用できる。
質問者さんは、それを望んでいるのだろうか?
お礼
2016/12/06 10:46
回答ありがとうございます。
上でまとめて返礼します。
お礼
2016/12/06 10:57
回答ありがとうございます。
上でまとめて返礼します。