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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:電解脱脂のときの条件)

鋼板の電解脱脂における陽極と陰極の電流密度の設定方法と影響

2023/10/19 12:27

このQ&Aのポイント
  • 鋼板の電解脱脂において、陽極と陰極の電流密度の設定方法について説明します。一般的には3~10 A/dm^2で設定することが多いです。
  • 電流密度が大きいほど洗浄効果は高くなりますが、大き過ぎる場合には弊害があります。リスク面を考慮しながら、問題がない範囲で電流密度を上げることを検討してください。
  • もし問題がなければ、電流密度をさらに大きくすることも可能です。ただし、洗浄物の被処理面積を考慮して、40 A/dm^2程度を目安に設定してください。
※ 以下は、質問の原文です

電解脱脂のときの条件

2015/05/19 13:46

鋼板の電解脱脂を行なっているのですが、
陽極と陰極のそれぞれの電流密度はどのように設定したらよいのでしょうか。
調べてみたところ3~10 A/dm^2と書かれていました。

電流密度が大きいほど洗浄効果は高くなると思うのですが、
電流密度が大き過ぎる場合の弊害はあるのでしょうか。
トラブルが起こらなければどんどん電流密度を上げるように支持を受けていますが、単発的に問題が起こらなかったとしてもリスク面に疑問を感じています。

問題がないようであれば電流密度をもっと大きくしたいのですが。
40 A/dm^2くらいを考えています。

洗浄物の被処理面積は1 dm^2くらいです。

間違いの訂正:
支持を受けています→指示を受けています

質問者が選んだベストアンサー

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2015/05/19 23:10
回答No.1

>電流密度の設定
確かに、参考資料のp.46/56には、3~10A/dm2と記載されています。

電流密度を高くしたら、どのような不具合があるか具体的な記載は明確では
ありませんが、一般論として、電流密度を上げた場合の不具合としては、
素地の荒れ、投入電力に対する脱脂効率の低下、浴の劣化加速などが
考えられそうに思います。

浴の劣化に関しては、p.50,51/56(電解脱脂の浴管理)に老化判定基準が記載
されていますので、電流密度を高めた際にどの程度劣化が加速されるか実験
的に確認なさっては如何でしょうか?

客先に、電流密度をどこまで高めてもよいか問い合わせることも一つの方法
ですが、納入価格の低減と抱き合わせとしないと、条件緩和を引き出すことは
難しいでしょう。納入価格低減の可能性追求のため、共同実験を行いたいと
申し込むことができれば好都合のように思います。

浴の劣化によるコスト増は、処理時間短縮によるコスト削減額を勘案して
御社独自で決断なさればいいことです。これに対して、素地の荒れ等
被処理対象物の品質問題は、顧客の価値評価が加わりますので、より慎重に
判断なさることがよさそうに思います。

ご所望の答えになっていないで、申し訳ありません。

お礼

2015/05/22 11:59

ご回答ありがとうございます。
やはり浴の劣化が一番の問題でしょうか。

いえいえ丁寧にご回答いただきありがとうございました。
ご指摘の内容は私も納得しております。ご助言をいただき、非常に助かりました。

質問者

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