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L1端面のテーパーを確認し、L2加工時の高さの変化について
2023/10/19 10:39
- 質問者は材質SUS430φ75全長46の棒材を加工しており、L1で端面を仕上げ、L2で外形φ70、内径φ67の加工を行っている。
- しかし、L1での端面にテーパーがないことを確認し、L2加工後に外から中心にかけて0.05ほど高くなっていることが分かった。
- 質問者は問題の原因が段取りや材料にあるのか疑問を抱いており、この問題についてのご教授をお願いしたいと述べている。
端面がテーパーになってしまいます。
2014/01/15 18:27
いつもお世話になっております。
材質SUS430φ75全長46を2M棒材から切断し、
L1で端面、下穴をあけ、ボーリングバーでφ30を仕上げます。
L2内径をチャックし、外形φ70、内径φ67(長さともに38)を加工します。
そこでタイトルの件ですがL1で端面のテーパーがないことを確認し、
L2を加工し、ダイヤルゲージで確認した所、
外から中心にかけて0.05ほど高くなっています。
以前から加工しているのですが問題なく、前回からこのようなことが起き、
仕方なく掴み直して端面を修正しています。
L2加工時で変形しているような気がするのですが…
この問題は段取りが悪いのでしょうか。
それとも材料でしょうか。
材料は前回のロットと同じ棒材を切断しているので
そこも怪しいなと思うのですが…
お忙しいとは思いますがご教授お願いいたします。
回答 (4件中 1~4件目)
参考までにお聞きしますが、チップの登録はきちんと入力されていますか?
されていないとプログラム通りに動かない場合がありますよ。
内径Ф67から深さ38Lまで行かずにそこからФ30までテーパで切り下げたり、またその逆の動きをする。三角チップの場合は、切込角は93。刃先角は60。
ひし形のチップは切込角は95。刃先角は80。工具経路チェックを拡大して
刃先の動きを確認してみて下さい。
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
材料効率を優先しすぎになってます。それと加工順は大径→小径が原則です。
チャックの貫通穴が通れば切らずに掴む。無理なら対向2個イチにする。
1個だけでは掴みシロを余分に設ける。
全長46、内径φ67深さ38→壁厚さ8
薄いので無理がきかない。従来はギリギリで変形しなかったが切味が落ち切削力が増して変形したと考えれる。
小径なφ30を仕上げて内掴み基準とするのがイマイチ。壁厚さも8だから。
外形φ70、内径φ67の両方を仕上げていずれかを基準にする。φ30はその折の副次的加工。
外掴みで薄さが気掛りなら芯ガネで補う。
他端面仕上げは切落としたあとで加工する。
応用問題として、基準面、掴み面も完成図形状にある箇所だけで考えずに、作りにいくべきです。
外径について素材のままとなっていても、一発削って基準面にすることがあります。
>そこでタイトルの件ですがL1で端面のテーパーがないことを確認し、
>L2を加工し、ダイヤルゲージで確認した所、
>外から中心にかけて0.05ほど高くなっています。
ご記載の内容は、素人には理解困難です。
大変ご面倒掛けますが、製品の形状と加工手順についてもう少々補足をお願い
できないでしょうか。
L1、L2とは、図面上に記載された長さ寸法のことでしょうか?
もし可能でしたら、概略の形状をお示し頂きたいと思います。
L1、L2とは、長さ寸法ではなく、チャッキングに関連する工程を表す記号で
しょうか?
>L2内径をチャックし、外形φ70、内径φ67
内径をチャックとは、先に加工したφ30をチャックすると考えて宜しいでしょうか。
そのようにチャックして、外形φ70・内径φ67を加工することは、おぼろげに
わかるのですが、その際の端面とはどの部分を指すのでしょうか?
外形φ70・内径φ67であれば、端面の幅は1.5mmと思います。この程度の
小さな寸法に対して、中高になることが問題なのでしょうか?
素人が、トンチンカンな質問をしているかもしれませんので、そのように
お感じであれば、ご遠慮なく指摘して下さるようにお願いします。
重ねて素人の書き込みで失礼致します。
製品形状は、下図のように考えて宜しいでしょうか?
┏┓ ──
端面→┃┗━━━━━━┓─── ↑
┃┏━━━━━━┛─ ↑ │
┃┃ ↑ │ │
───┗┛ │ │ │
↑ ││
φ30 ││ φ67 φ70 φ75
↓ ││
───┏┓ │ │ │
┃┃ ↓ │ │
┃┗━━━━━━┓─ ↓ │
┃┏━━━━━━┛─── ↓
┗┛ │ ──
→││← 38 →│
厚さ?
丸棒の切断長が46mmとすると、“厚さ?”の寸法は、8mm以下と思いますが
実態はどれ程でしょうか? この寸法が薄い場合は、端面が中高になる可能
性がありそうに思います。
念のためお尋ねしますが、中高となって問題の端面とは上図に“端面→”と
記した面と考えて宜しいでしょうか?
考え違いしていれば、ご指摘下さるようにお願いします。
回答(3)さんのお示しの内容で決着したように思います。
素人の戯言が多少でもお役に立つことができたなら幸いです。
お礼
2014/01/18 09:33
とんでもございません。
ありがとうございました。
補足
2014/01/16 08:56
ご回答ありがとうございます。
乱文でご迷惑をおかけしています。
>L1、L2とは、長さ寸法ではなく、チャッキングに関連する工程を表す記号で
しょうか?
その通りです。
>その際の端面とはどの部分を指すのでしょうか?
1工程の端面です。
当社で加工後客先で追加工するのですが、その際1工程の端面を当て、
φ30を内径チャックするので、精度が出てないと具合が悪いのです。
ここまでお伝えしないといけないですよね。
申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
お手数をおかけしまして申し訳ございません。
ohkawa様の追記の通りです。
よろしくお願いいたします。
状況が今一つ理解できておりませんがL1工程での掴みが怪しいです。
・素材の外径は黒皮ですか?それとも1発加工済みですか?
・機械をぶつけたり切りくずを噛み込んだりしてチャックが
傷んでませんか?
補足
2014/01/16 09:06
ご回答ありがとうございます。
説明不足で申し訳ございません。
>素材の外径は黒皮ですか?それとも1発加工済みですか?
素材はピーリング材というのだと思います。2工程で内径をチャックするので外形は加工していません。
>機械をぶつけたり切りくずを噛み込んだりしてチャックが
傷んでませんか?
毎回爪を削っていないので多少痛んでいます。
次回は爪を削ってみて加工したいと思います。
ありがとうございました。
お礼
2014/01/17 13:04
いつもお世話になっております。
>小径なφ30を仕上げて内掴み基準とするのがイマイチ。壁厚さも8だから。
仰るとおりだと思います。
確かに不安定な掴みで内径もバリバリ削りますから少し怖いなと
思っていました。
この工程は客先で次工程で内径φ30を掴み外形φ70内径φ67を追加工するとき
同軸度が必要になるからと、検討した結果今のような加工方法になりました。
当社加工機の貫通穴では入らないので、掴み代を余分に取って外径φ70
内径φ67を仕上げてから2工程目で問題の端面を仕上げたほうが
良さそうな感じがします。
とても参考になりました。
また何かお気づきのことがありましたらよろしくお願いいたします。
追記ありがとうございます。
とても勉強になりました。