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ポアソン分布の場合の工程能力、公差の決め方
2023/10/19 07:38
- ポアソン分布になった金属部品の寸法測定データから、工程能力の確認と公差の提案方法を探っています。
- 測定結果から分かったのは、規格外れの寸法が4個あり、工程能力は2.0以上です。
- ポアソン分布のため、工程能力は使えず、公差の決め方についてアドバイスが欲しいです。
ポアソン分布の場合の工程能力、公差の決め方
2014/10/29 17:40
金属部品の寸法を10個測定しました。
やりたいことは、
・工程能力1.33以上か確認すること
・1.33を確保できない場合は、1.33以上になる寸法公差を提案すること
です。
規格値は7±0.2mm
測定データは、
7.18~7.20 6個
7.20~7.22 4個
結果、極端に偏っており、4個が規格外れです。しかし、工程能力は2.0以上出ています。
ポアソン分布になり、正規分布でないため、工程能力は使えないと思います。
規格外れのため、公差を変更を提案したいと思います。公差は、どのようにして決めたら良いのでしょうか。
なお、公差は、広げることは可能ですが、狭めたくはありません。
また、サンプルは本当は30個必要なのは承知ですが、10個しかありません。
よろしくお願い致します。
回答 (2件中 1~2件目)
品質管理の経験は皆無に近い者で、恐縮ですが
n=30と仰っておられますので、小生よりはるかに御経験のある方と存じます。
極少数データの場合、CPKは1.33では無いと存じます。もっと大きな値にしないと、n少のデータ不足の危険を回避できないのでは? そうすると公差を厳しくさせなくてはならなくなるので、時間をかけてnを増やすのだと思慮します。
楽して、安価に物はできないと存じます。統計学は非常に大切です。
失礼ながらCPKが小さいから公差を大きくするのは、本末転倒では?製造側の仕事は、図面公差に入れることです。CPKが大き過ぎるのなら、CDが可能です。
公差は、設計者が決定することです。安易に変更すると、大きなクレームになりかねません。特に共通部品の場合、多機種になります。くれぐれもご留意ください。品質は関係者全員で造り上げてください。
下記検索され 第3-4図をご覧ください。(統計を取得出来なかった老人より)
QC7、QC七つ道具、事例解説(客観説TQM)
ご参考になれば幸いです。
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工程能力は2以上。
Cp値の結果ですよね。
Cpkで計算すると多分推定合格率0%じゃないですか。
公差を広げるにはCpkで計算し、公差は±4~5σn-1にしたら如何か。
申し訳ない訂正です。
例えば適当な数値の計算では
平均7.2。σn-1は0.017
となりますので
例えば5σn-1で計算すると0.085となりますので
公差は7±0.285以上では如何か。
お礼
2014/10/29 18:20
ありがとうございます。
Cpkでやってみます。