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溶存酸素を減らす方法とは?
2023/10/19 07:32
- 循環水の溶存酸素を減らす方法について悩んでいませんか?現在は3mg/Lまで下げたものの、さらに低下させる方法が知りたいですよね。
- 循環水の溶存酸素を減らすためには、錆を利用する方法が有効です。しかし、既存の方法では溶存酸素が低下しなくなってしまいました。
- ためしに切粉を入れて錆させてみましたが、結果は思わしくありませんでした。2以下の溶存酸素濃度を実現する方法はないのでしょうか?
溶存酸素を減らしたい
2014/11/28 16:00
装置の錆に因る浸食穴に困っており、循環水を交換しない様にして配管で発生する錆を利用する方法で循環水の溶存酸素を8~9mg/L程度入っておりましたが、現在は3mg/Lまで下げる事が出来ました。しかしながらここから全然溶存酸素が低下しなくなってしまいました。「0」とは言いませんが、2以下程度に出来る方法はないでしょうか。ためしに切粉を入れて錆させようとしましたが、錆が発生せず数値も下がりませんでした。
回答 (3件中 1~3件目)
< 循環水のパッファー用(温度変化用)タンクは有りますが、密閉式の膨張タンク(日立製)を
使用しているので外気との接触は有りません。
ですが、全てが水ではなく、循環水のパッファー用(温度変化用)タンクに空気が介在して
いますよね。
そしたら、その空気の20%程度は酸素ですよね。
溶存酸素を低下させる手法が脱気なら、酸素を含んだ空気を取り込み安くなります。
ですから、溶存酸素を0%に近く、溶存窒素を100%に近くする手法で水を作ると、
お腹一杯なので、周辺の気体を取り込み難くなります。
脱気は、お腹が空いた水なので、周辺の気体を取り込み溶存気体100%で安定化しようとします。
だから、溶存酸素の量が、その空気の酸素量で、低めに安定しているのだと思います。
それと、循環水のパッファー用(温度変化用)タンクに空気が介在していたら、
それを、酸素フリーの気体である窒素(N2)にしたら、酸素供給源がなくなり、更に
酸素量が低めに安定しますよ。
脱気装置の限界能力??
それなら、もっと良い機械を使用するか、借用するですね。
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循環水のパッファー用にタンクを有する構造が多いので、そのタンクで空気から、
酸素が取り込まれているのでしょう。
そして、そのタンクに、温度変化に対応した、息抜き穴があるので、常に酸素が分子運動で、
タンク内に供給される。
以上から、
? 溶存酸素を低下させる手法が脱気なら、酸素を含んだ空気を取り込み安くなります
ですから、錆の原因である溶存酸素を溶存窒素に替えるやり方の方が有効です
? 循環部分を密閉にする、そして、タンク等のオープン部分をN2で密閉又は、濃度を
高める(危険なので、充分に気を付けてください)
与圧バリアで、密閉と同じ効果をさせることも有効です
で、検討してみてください。
また、“装置の錆に因る浸食穴に困っており”は、エロージョン&コロージョン効果
が原因とも考えられます。
因って、その特性と防止内容をネット等で学習し、対策に取り入れてみては如何でしょう
お礼
2014/12/01 08:33
ご連絡ありがとうございます。循環水のパッファー用(温度変化用)タンクは有りますが、密閉式の膨張タンク(日立製)を使用しているので外気との接触は有りません。他に可能性が有ればご教授お願い致します。
素人なので詳細は判りませんが、ご参考まで。
お礼
2014/12/01 08:37
ありがとうございます、参考になりました。
お礼
2014/12/04 08:22
お教え戴いた内容は理解しました。特に「周辺の気体を取り込み溶存気体100%で安定化しようとします。だから、溶存酸素の量が、その空気の酸素量で、低めに安定しているのだと思います。」は納得です。密閉式の膨張タンクには空気は介在していないのでそれ以外の箇所で空気と触れている箇所を探します。