湿度サイクル試験のサイクル数決めの基準は？

後は、実使用設定値と試験設定値から判断される、“加速試験”と云う考え方で、

サイクル数を決める基準ですかね。

“加速試験指数”でネット検索してみて、信頼性関連を確認してください。

それから、類似規格の確認が、妥当と考えます。

既成の同類製品に適用される規格を探して準用。
　　https://www.ricoh.co.jp/LSI/product_car/info/automotive_catalog.pdf
　　車載品用:AEC-Q100　　　-65℃から150℃　500サイクル
　　民生品　:EIAJ ED-4701　-65℃から150℃　100サイクル

自ら規格を創出。
　　https://www.jreast.co.jp/development/tech/pdf_17/Tech-17-07-12.pdf
　　故障に至る温度条件とサイクル数を試験で求め、Coffin-Mansonの修正式におけるnを求める。

MIL-STD-810Gをダウンロードしました。
英文で804ページもあります。
全部読むのは、ボランティアとしては無理です。

お問い合わせの湿度サイクル試験は、MIL-STD-810Gのどの箇条に対応する
ものでしょうか？
具体的に絞り込んで頂ければ、ある程度の回答ができるかもしれません。


なお、MIL-STD-810Gを斜め読みしたところでは、製品の必要とする環境に
応じて、試験条件と判定基準は幅広く選定できそうに感じました。




MIL-STD-810に基づかない一般論ですが、試験する湿度サイクルの範囲が
その製品に加わると考えられる範囲に合致すれば、その製品が曝されるで
あろう環境条件のサイクルの試験をすることが合理的と思います。
湿度サイクルの範囲がその製品に加わると考えられる範囲より広いのであ
れば、加速係数で除したサイクルの試験をすることが合理的と思います。

回答者からの問い合わせばかりで済みませんが、
私がダウンロードした、MIL-STD-810Gでは、ページが507.5から508.6に
飛んでいて、507.5の規定が入っていませんでした。
MIL-STD-810Gではなく、前の版のMIL-STD-810FやMIL-STD-810Eに規定されて
いた項目でしょうか？
ご面倒掛けますが、ご質問者さんも私のダウンロードした版の状況を確認
して頂きたいと思います。
どなたか、507.5消失（削除）の事情をご存じでしたら、情報提供頂けると
有難く存じます。