AC16Vについて

恐らくトランスＡＣ２００：１６Ｖで落として居るのでしょうが
このＡＣ１６ＶをＡＣのまま入力しているのでしょうか？
もしかしてブリッジダイオードで整流して更に電解コンデンサが入ってませんか？
何故なら
１６ｘ１．４１４＝２２．６２Ｖ
ちょっと低いけどＤＣ２４Ｖ仕様

これが入力電圧がＡＣ２２０Ｖなら１割り増しで２４．８８Ｖ
安定化電源でなくトランス降圧だけなら誤差の範囲内


ＡＣ１６Ｖのまま使ってるとして
その回路は何故ＡＣ１６Ｖなのでしょうか？
逆に言えば、ＡＣ１６Ｖでなければならないのでしょうか？
つまり、入力回路ごっそりＤＣ２４Ｖにしてしまえば？
ＤＣ２４Ｖに出来ない理由はなんでしょう？　＜ご予算？

接続先が接点出力ならＡＣでもＤＣでも関係ない
ＡＣ入力なのでトランジスタ出力と言うことは有り得ない
もしかするとサイリスタ出力かも知れないが
サイリスタ出力ならＤＣ入力に変更できない
でも、ＡＣ２００Ｖならともかくとして
ＡＣ１６Ｖサイリスタ出力と言うのも考えにくい
不思議な仕様ではある

>あまり改造等をしたくないため、出来ればリレー等でDC24Vにしたいのですが、
最低限の改造が許されるなら
普通にＤＣ２４Ｖスイッチング電源を追加するのが一番簡単安価！
http://www.fa.omron.co.jp/products/family/807/lineup.html
ＤＣ２４Ｖ１５Ｗ　定価で６１００円
もちろん、入力回路１６点分まるごとＤＣ２４Ｖにして問題ない事を確認後になりますが
接続相手先を調査すれば簡単に終わる話

それともエイヤで実験　＜恐らく相手機器を壊す事はないであろう
仮にサイリスタであったとしても
ＡＣ１６Ｖ出力のサイリスタであるならば定格３０Ｖ以上はあるだろうから
少なくとも壊れる事は無い　＜誤動作するかも知れないが
それで誤動作しなかったらそのまま使える
誤動作したら諦めて戻すだけの話

>相手側は、電磁弁とランプ出力につながっています。
ランプはともかくとして電磁弁にＡＣ１６Ｖ仕様があるとは知りませんでした
念のためＣＫＤとＳＭＣとコガネイのサイトで再確認したけれど見つかりません
そっちの方が重大では無かろうか？

太古の昔は存在した旧規格なのか？
それとも海外製品なのか？

客先に電磁弁を現在入手可能な機種に交換する事を提案しては如何？
電気部品に関してはＤＣ２４Ｖに交換することは容易いことではあるが
電磁弁でＡＣ１６Ｖと言う入手困難なものを使ってるのは問題と思う

>AC16V仕様のランプは余りないものなのでしょうか？
白熱ランプの場合はＤＣ２４Ｖ仕様のものをＡＣ１６Ｖで使っても
少々暗いと言う以外の弊害は無い
それよりもランプ寿命が延びると言う効果が期待できます

でも電磁弁はＤＣ２４Ｖ仕様のものをＡＣ１６Ｖで使えない

DC/AC入力ユニット AX31の製品情報をみると、お問い合わせに記載の通り
　定格入力電圧 DC入力 DC12V／DC24V　
　　　　　　　 AC入力 AC12/24V，50/60Hz となっています。

さらに仕様を確かめると、
　使用電圧範囲 DC入力 DC10.2～26.4V（リップル率5％以内）
　　　　　　　 AC入力 AC10.2～26.4V（50/60Hz±5％）と書いてあります。

定格は、標準電圧の12V又は24Vと宣言していても、その電圧の範囲では
問題なく動作することを意味していると考えていいと思います。

そのような仕様を考慮して、昔の設計者さんが、16Vを使ったのだと想像
します。

後半のお問い合わせについて回答していませんでしたので補足します。

AC16VからDC24Vを作る方法は各種あると思いますが、
AC16Vをダイオードブリッジで整流し、平滑コンデンサで直流化した場合、
DC24には不足します。変動の少ないDC24Vを得たいのであれば、DC-DCコン
バータを使ってDC24Vを作ることが良さそうです。市販品で適切なものが
あるかは、申し訳ございませんが情報を持ち合わせていません。
DC12V→DC24VのDC-DCコンバータであれば、実力としては使用可能なように
思います。ご検討なさってみて下さい。