角度の一般公差について

昔は、ケガキで位置を出し、ポンチを打ち、穴明け加工等をしておりました。

また、図面も、三角定規、グラフ用紙、Ｔ定規、ドラフター等で描いていました。

さて、大昔は、NCマシーンが大変に高価だったので、ケガキ→ポンチ打ち→穴明け加工等
をしておりました結果、ねじに対しての穴は＋2mmや＋3mmでないと、ねじ穴がねじと被って
ねじ締めに支障を来たす場合がありました。
現在は、NCで+0.5mmでもラクラクで入りますがね。
そして、加工機は絶対値寸法（送り）加工しますね。
（昔は、図面の公差は、１級や２級の選択も気を使いましたが、今はNCで殆ど加工するので、
気を使っても、NC加工なので同じになるし、あまり安くならない ）

また、角度は、X-Y座標にて、加工機で加工されます。
前述と似た現象で、一般的にはポピュラーな加工機の精度になります。
精密な加工以外ではね。

ですから、加工機から判断をして、貴殿の経験値やノウハウにしてください。

お礼

2013/04/16 10:53

ご回答有難うございました。
参考にさせて頂きます。

質問者

たとえばフランジ穴などを分割角度で記入すると、角度およびピッチ円の径の両方(＝極座標)の公差を決めないと目的とするピッチ公差がうまく記述できない。

この場合、それをX,Yの直交座標に変換、そして幾何公差の?位置度?を適用するのが妥当。

このようなことを指しているのではと思います。

角度を精度良く測ることが不可欠な場合、へたなインデックスを持ち出しても分単位ぐらいまで。３次元測定機などで直交座標で計測し角度に換算するのが妥当です。

＞昔は、ケガキで位置を出し、ポンチを打ち、穴明け加工等をしておりました


加工実習だけでオシマイになったお方が、、、専門家？？？？

角度測定については、今はロータリーエンコーダの分解能が高いものが出現して容易になったと思いがちだが、ガタ無く滑らかな軸受があってこそのシロモノ。なので
　　測定精度＜分解能

この呪縛は逃れ得ず
　　http://www.aist.go.jp/aist_j/aistinfo/aist_today/vol07_09/vol07_09_p20.pdf

のような専門機関でなく、直交座標に変換して事足れりなものはそうすべきです。

お礼

2013/04/16 10:55

ご回答有難うございました。
正直XYが出ていれば角度は理論上成立するので
評価としてはXYのみのほうが助かりますね。

質問者

一般的には90度曲げ、±○。90度以外±○ですよね。
客先図面は角度の始点から終点のＸＹの長さがいくらで、この長さに一般公差を適用すると言うものでしょう。
でも直角曲げの場合どうすんでしょうね。
客先に確認するのが一番です。

お礼

2013/04/16 10:56

ご回答有難うございました。
いままでこのような評価の仕方はしたことが無かったので
確かに顧客に聞いてみるのが一番ですね。

質問者