ガラスに印刷後の処理方法とは？

御社で印刷をしたいわけは何ですか。
ネットで「ガラス　印刷」で調べると業者のコマーシャル？が出てきます。
インクジェットでは無理でしょう。ＴＲＹしなくても想像つきますよね。駄目と。
餅は餅屋に依頼したら如何か。
良く見かける例；自動車のガラス窓。飲料水用瓶。化粧品等々沢山ありますよ。

一般的な紙に印刷することを目的とした、インクジェットプリンターを
ガラスに転用なさっているのでしょうか？

特別な工業用プリンタを除き通常使われているインクジェットプリンターは、
オンデマンド方式であって、水溶性インクが使われているようです。

この場合、ガラスなどに印刷したものについて、こすりとることに対する耐
久性を求めることは、一般論としてとても困難なことのように思えます。

一般的なインクジェットプリンター（及び適合インク）を前提とするので
あれば、印刷前にガラス面に対して親水性の処理を施し、印刷後、十分乾燥
させた後に、保護コーティングを行うなどの方法しかなさそうに思います。
UV硬化タイプのインクを使って、UV硬化させるなどの方法が採用できれば、
格段耐久性を上げることができそうですが、制約条件を満たすことができる
か、難しそうですね。



前のご質問と質的に異なる回答をご期待であれば、前のご質問に対する検討
結果をご呈示頂ければ有難く思います。

条件の詳細が判りませんが
基本的には力学的に弱い皮膜の上に保護層を載せてもダメなことが多いです。

もともとの印刷層を低融点ガラストナーなどを含んだインクで印刷し
焼き付けるなどの処理を行って印刷面の物理的強度を向上させるか
ガラス層自体をレーザー加工などで処理してから印刷することにより
耐久性をインク皮膜の物理的強度に頼らない設計をするしかないと思います。

小手先の回避手段としては、印刷ドットやライン幅を小さくして
保護層とガラス基板が直接喰い付くように印刷パターンを考え、
ポリシラザンやゾルゲル法でシリカ皮膜を形成したり、
エポキシやノボラック樹脂をコーティングすることにより
保護層に物理的強度を受け持たせることで回避できる可能性もあります。