シングルポジションクラッチとは？

↓のツースクラッチも使った経験があるが、用途や伝達能力などの使用環境に
よって選択されるべきものと思いますが、ツースクラッチは結構高価ですし
噛み合わせは電気的にソレノイドを動作させて動作させる必要がありますから
必然的に小さな移動ストロークとなり、爪の部分も微細な機械加工がしてある

一般産業用でトルク大の場合、私は↓のようなモノかみあいクラッチ（つめク
ラッチ）：スパイラル形をも自作したこともあります・・・色々経験だけは多い

当然サイズが大きくなれば空気圧か油圧で大きなストロークを動かして爪同士
を噛み合わせる必要が生じて来るので強度や耐久性などを考えれば、ある程度
の知識と経験が必要になってきます。近年で既製品で安く入手できれば良いが

SPO ツースクラッチ（シングルポジション・コイル静止形）

・歯面の噛み合いでトルクを伝達する、噛み合い式電磁クラッチの代表的な製品です。
・噛み合い式電磁クラッチ本来の特性（小形・高トルクで確実伝達）に加え、独自の
　構造により他に見られない高性能化を図っています。
・噛み合い式の生命である歯形は特殊加工されており、確実なトルク伝達と極めて
　シャープな切離し特性を実現しています。
・独特な歯面構造により、円周上の1点でしか噛み合わない『シングルポジション
　タイプ』は、正確な定位置連結や同期運転を極めて簡単に実現することができます。

・小形ボディで大きなトルクを伝達。
・ノンスリップの確実なトルク伝達。
・ドラグトルクは零。
・回転中でも連結が可能。
・確実な定位置連結や同期運転が可能。
・湿式・乾式いずれでも使用OK。

http://www.asahiseiko.co.jp/catalog/c15/#page=1
シングルポジションクラッチ　　エアクラッチType

回答（１）参考の詳細版

　　http://www.mikipulley.co.jp/data/pdf/jp/cb_ts_ct.pdf
　　歯形・構造

歯形状に並歯／鋸歯の分類。それとフルポジション／シングルポジションの形状。
歯が１周で不均一、１箇所でのみ合うようにしたものがシングルポジション。とくに右端の写真が判りやすい。

他にシンフォニア。構造図はＨＰに無い。
この部類、ツースクラッチは他にもあるが（手動レバー切換も）、大凡の歯形では特許にならないはずで同じと思います。

欠歯歯車と同じ考えかたです。

　　http://www.kumagaya.or.jp/~tarai/camtoy.htm

フルポジションの歯から、一方は除去し他方は埋めるとシングル、ダブル、トリプル、ぐらいは出来るのでは（保持力は弱くなる）。

「シングルポジションクラッチ」という言葉は、どんな分野の言葉として
お探しでしょうか？ 　自動車、産業機器、その他？？


WEBｗｐ検索すると、次のような情報がヒットします。
全周にわたりどこでもかみ合うフルポジションと１回転中１個所でしかかみ
合わない定位置連結のシングルポジションがあります。

１回転中１個所でしかかみ合わないクラッチという意味で、疑問が解消する
でしょうか？