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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:アルミ転造/切削の高速タップについて)

アルミ転造/切削の高速タップについて

2023/10/19 02:19

このQ&Aのポイント
  • アルミ転造/切削の高速タップについての質問
  • アルミ用高速タップの利点と注意点
  • アルミ転造と切削タップの使い分けについて
※ 以下は、質問の原文です

アルミ転造/切削の高速タップについて

2012/02/15 12:24

某大手のアルミ用高速タップを使用しております。

A5052にて基本的にアルミは転造といわれておりますが、
ごくまれにネジが入らない(未完成)ケースがあります。
何百穴の確率で発生し、裏バリがひどく穴が黒ずんだような感じであり、
おそらく下穴切粉を巻き込んだ為と思われます。

以前は高速ではありませんが、切削タップを使用しており
その時は、寿命折損するまでこのような事はありませんでした。
切削だけに下穴入り口に引っ掻かている切粉も切削していた為
だと思われます。

ですから高速の切削タップに変更しようか悩んでおります。
(M00でタップ前にエアブローするのも面倒なので)

*転造
・ネジ強度がある
・折れにくい

*切削
・軽負荷
・折損時、電極除去できる(修正可)
・サラエができる

この様な認識で使いわけております。
高速転造タップの場合、アルマイト処理後、穴から粉のような
カスが出る場合もありました。

内容がまとまってなく申し訳ありませんが皆さんの意見・
アドバイスを聞かせてください。

補足します。
タップサイズはM3~M8がメインです。

質問者が選んだベストアンサー

ベストアンサー
2012/02/15 16:46
回答No.2

参考になれば幸いです。

>A5052にて基本的にアルミは転造といわれておりますが、

そんなことはないですよ。切削タップでも十分です。
特にA5052であれば十分な強度あるでしょう。A6063や鋳造品のような柔らかい材質ならともかく。但し、客先要求事項であるならその指示に従わないといけませんが。

>ごくまれにネジが入らない(未完成)ケースがあります

溶着が考えられますね。これは転造であろうが切削であろうが発生します。
共に考えられる要因の一つが、下穴の出来具合です。先ずは下穴を疑ってください。次にタップの切れ味です。構成刃先(溶着)が始まっていないか、どこかのタイミングで調べる必要があるでしょう。これを煮詰めていけば、工具交換のタイミングを知る手がかりになります。

>おそらく下穴切粉を巻き込んだ為と思われます

勿論、ご自身で調査されておられる内容が要因の一つと考えることも出来ます。しかしA5052材でタップ加工に影響を及ぼすほどのキリ粉の発生は考えにくいですが、これが原因とするならば確実に下穴加工のドリルの切れ味に問題有りでしょう。

もう一つ要因と思われるのは、タップ加工が確実に同期しているかと言うことです。機械側の回転と送りの同期が少しでもおかしいと、高速タップは転造・切削共に成立しません。機械側の調査も合わせて必要でしょう。メ-カ-に依頼すれば直ぐに対応してもらえるでしょう。

他には切削液が確実に穴の奥に届いているかも重要です。
高速タップ加工用のホルダ-なんかも検討の余地有りですね。

>ですから高速の切削タップに変更しようか悩んでおります

どちらかというと、切削タップはキリ粉を排出して加工するので
キリ粉の影響を受けやすいと考えられます。そのようなことから転造の方が安全ではないでしょうか。

>M00でタップ前にエアブローするのも面倒なので

これはどちらにしても、避けられないでしょう。
確実に加工されたいなら、手間暇惜しまない。これ絶対です。
エア-ブロ-ではなく、切削油をかけながらテ-ブルを空送りして、
加工面のキリ粉を流してやることも出来るのでは?

>高速転造タップの場合、アルマイト処理後、穴から粉のような
カスが出る場合もありました。

これはアルマイト処理工程の封孔処理時に於ける、酸洗い及び止まり穴のエア-ブロ-が不足していたからではないでしょうか?

お礼

2012/02/16 10:36

まさに模範解答有難うございます。

切粉・下穴・同期がまれにクリティカルヒットを起こすのだろうと思います。
十数台まとめて転造に変更致しましたので、今更というのもありましたから
今後も転造で頑張っていきたいと思います。

質問者

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その他の回答 (2件中 1~2件目)

2012/02/15 16:24
回答No.1

質問を拝見しました。推察するに、貫通穴で下穴はドリル加工ということですかね。給油は外部からでよろしいでしょうか。

確かにアルミ加工では転造タップの方がよろしいかと思います。書かれている少量の問題については、私も同意見です。それくらいしか原因が考えられません。ただ逆を言えば、出口に残ってしまった(切りきれなかった?)切り粉を必ず除去できれば、転造で問題が起きえないとも言えます。
私が考える高速化の可否判断基準は…
切削タップ…切り粉の排出が追いつくか(切り粉対策)
転造タップ…溶着せずに加工できるか(冷却・潤滑対策)
というところでしょうか。どちらも給油環境が重要と考えております。高速用のタップは、?発熱を抑える?放熱効果を高める?欠損を予防する?耐熱性を高める?切削油や切り粉の循環を良くする…と言ったことが設計基準にもりこまれます。前述の下穴加工時の切り粉問題を解消できれば、大幅に道は開けるかと。

切り粉を発生させる切削タップは、切り粉問題を0%にすることは絶対にできません。下穴での問題はどちらであっても共通ですから(切削タップであっても、問題であるのに違いは無い)、転造タップの方が簡単かもしれません。

お礼

2012/02/16 10:57

有難うございます。
同意見で自信が付きます。
QDCの中で品質が最優先ですからそのへんを
重視して対策していきたいと思います。

質問者

お礼をおくりました

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