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錫を溶融したまま圧送
2023/10/18 23:44
- 当社の得意先より銅線に錫メッキの工程を改善するために、溶融槽にどぶ付していた方式を改めて錫を圧送したい。
- 錫の圧送は危険な作業であり、当社には経験や実績がないため、慎重に対応する必要があります。
- タンク容量が小さいため、大きな溶融タンクに錫を保存しておき、必要に応じて圧送する予定です。
錫を溶融したまま圧送
2012/06/16 16:34
当社の得意先より銅線に錫メッキの工程を改善するのに、今迄溶融槽にどぶ付していた方式を改めて、タンクに溶融した錫を入れてそのまま加熱した状態で錫を圧送したい。
ついては圧力容器と配管及びバルブの提供をしてほしいとの要請が有りました。
錫は融点は低いですが、それを圧送するのはかなり危険な気がします。
当社では溶融金属を圧送した経験はなく、温度も250℃までの高温での加熱も実績が有りません。
このような顧客の要望に対して気を付けなければいけない事が有りますか?
タンク容量は3リットル程度と小さいのですが、もっと大きな溶融タンクに溶けた錫を保存しておき、小さいタンクの残量が少なくなったら、大きなタンクから圧送する予定です。(大きなタンクの製造と過熱はユーザー側が担当)
ON,OFFバルブで使用温度300℃までのものが市販でありますか?
専門外の要請で困っています。
よろしくお願いします。
回答 (4件中 1~4件目)
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溶融金属は金属を腐食するので、その対策が必要です。
?エロージョン? (類似用語のエロージョン・コロージョンに非ず。混乱させる回答多)
http://www.jwri.osaka-u.ac.jp/~spc3/0309SUS-EROSION.PDF
SUS304製容器などを長期に使うと出会す問題。窒化処理やチタン製容器、セラミック(コーティング含む)が有効とされる。
ヒーターの形状は様々で投げ込み型もあるが上記の窒化処理などを施す。
http://homepage2.nifty.com/netu/handa.pdf
圧送には(1)にある電磁ポンプ。機械的可動部分が無いのでエロージョン対策がしやすい。
http://www.sukegawadenki.co.jp/download/kyuutousouti.pdf
バルブは使わないのでは?
この種機械の代表例はダイカストマシン。
ホントの高圧はプランジャで押出すことで得るが、それは定量する機能もあるし、途中で止める必要もない。
http://www4.plala.or.jp/intercast/jpn/cold_chamber_dcm.htm
http://www.diecasting.or.jp/diecast/pdf/book/pdf_set030-0.pdf
>圧送するのはかなり危険な気がします
高温であるが、非圧縮性、電磁ポンプだけなら圧が低く汲上げ程度、プランジャ加圧なら量が限られるという点を鑑みるに、エロージョンによる漏洩を防ぐことで良いと思います。
配管の温度を常に錫の融点以上に保っておくヒーターを装備することが
必要と思います。溶けた錫を送り続けるのであれば、断熱材で保温する
だけでも設計可能かもしれませんが、圧送と停止を繰り返すのであれば
停止時に温度低下して、パイプの中の錫が凝固してしまうように思います。
ON,OFFバルに心当たりはありませんが、溶融したはんだを流動させるため
のポンプがありますから、このポンプを使って、モーターを運転、停止す
れば、所要の動作でできそうに思います。
溶融はんだ用のポンプを扱っている会社の例
http://www.daitokutech.com/repair/maintenance_v.html