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電気亜鉛メッキの二重メッキについて
2023/10/18 23:28
- 亜鉛メッキを引っかけ治具で行い、メッキ厚が規定に足りなかったため、40分程度放置後、再めっきを行いました。二重メッキの弊害や水素脆性のリスクについて詳しく知りたい。
- 二重メッキを行う際に、しっかりとベーキングを行っていれば、水素脆性は起こらないと考えられます。再めっきの間隔やベーキング条件についても確認したい。
- また、二重メッキによる層間剥離などの問題は起きないのか、そのリスクについても知りたい。
電気亜鉛メッキの二重メッキについて
2012/07/07 16:46
亜鉛メッキを引っかけ治具で行い、メッキ厚が規定の厚さに足りなかったた
め、濡れたまま40分程度放置後、再めっきを行いました。二重メッキの弊害は
何か起きるのでしょうか?又、同じ理由で再めっきを行うために、亜鉛メッキ
を落としたのですが、落とし切らないうちに再めっきを行った場合に、何か弊
害はあるのでしょうか?水素脆性が起きるのではと顧客からは言われていま
す。
色々のお答えありがとうございます。
メッキ対象物はバネで素材は 線径φ2.0mmのSWP-Bです。
二重メッキを行ってしまっても、しっかりとベーキングを行っていれば、水素脆性は起こらないと考えても良いのでしょうか?再めっきの間隔は、最初のケースで40分程度、次のケースで1時間程度です。ベーキングは再めっき後に200℃×3.5時間行っています。
又、二重メッキに成った場合に、そこから層間剥離と言うような問題は起きないのでしょうか?
回答 (6件中 1~5件目)
極力、二重めっきは止めた方がいいです。
ましてや濡れたままとはいえ、40分~1時間も置いておくと、表面の脱脂力・活性力が極端に低下します。
結果、層間剥離も起こりえますし、ムラによる外観不良も生じます。
どうしても二重めっきを行いたいのであれば、5分以内に再めっきするようにして下さい。
めっきが残っている場合も同様で、二重めっきは極力避けてください。
水素脆性と二重めっきは全く関係ありませんし、ベーキングを行っているならば全く問題ないといっていいでしょう。
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再出
>メッキ対象物はバネで素材は 線径φ2.0mmのSWP-B
水素脆性が怖くて、安全に直結するようなブツには普通やらないでしょう。
http://tokaibane.com/about/dt_36.html
http://www.jsse-web.jp/tech/kandokoro/kan16.pdf
面倒覚悟でやったとしても、トラブルが出たら捨てた方が安心なのでは。
終端に密着部があること多く、普通にやればメッキが付かない。対策にはコスト何倍
http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=260173&event=QE0004
回答(3)
なので、ステンレスにするか、またはこれのほうが適しているかも
JFEテクノ ばね用亜鉛めっき鋼線
http://www.jfe-techno-wire.co.jp/product/spring_galva/index.html
再出です。
話題を戻して、
二重メッキの弊害は何か起きるのでしょうか?
又、同じ理由で再めっきを行うために、亜鉛メッキを落としたのですが、落とし切らない
うちに再めっきを行った場合に、何か弊害はあるのでしょうか?
水素脆性が起きるのではと顧客からは言われています。
ですが、客先が水素脆性が起きるのでは?と心配をするのは、
◆ メッキ対象物が、バネで素材で 線径φ2.0mmのSWP-B
◆ 亜鉛メッキを落としたのですが、落とし切らないうちに再めっきを行った場合には、
水素ガス抜き と 亜鉛メッキが表面を覆っている ので、水素ガス抜きが充分できる
のかと、亜鉛メッキの密着性が損なわれるのではないか
なので、やはり基本に立ち返り、処理しましょう。
水素脆性を回避するにはベーキングで水素を追い出すことです。開始時間が問題になる。
http://koza.misumi.jp/surface/2008/05/351_2.html
めっき後ベーキング処理までの時間を、30分以内、2時間以内などと決めている企業もある
ようですが、放置時間1?24時間の実験の結果では、ベーキングの効果に影響がないようです。
但し、素材の肉厚が厚いものについてISOでは、ベーキングまでの時間が規定されています。
最初からのカウントで時間内で処理すれば支障なしとしてよいが、焼入れが硬いほど感受性が大きいのと、用途の軽重も考えて判断。
にしても特に < 落とし切らないうちに再めっき > では外観がマダラになり、許してもらえるとは思えないですが
他の回答者さんの記述の如く、メッキの前処理に関することと、水素脆性(メッキ脆性)を
確認してにてください。