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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:変態点以下?の温度で余分に長時間釜に入れたらどう…)

変態点以下の温度で余分に長時間釜に入れた結果の影響は?

2023/10/18 23:27

このQ&Aのポイント
  • 変態点以下の温度で余分に長時間釜にワークを入れた場合、温度が上がらずに釜に置いた時間が長くなることは問題ありません。
  • しかし、表面の脱炭などの影響が考えられます。
  • 具体的にどの温度までが良かったのかはわかりませんが、829度や一瞬でも830度になった状態でいた場合は問題になる可能性があります。
※ 以下は、質問の原文です

変態点以下?の温度で余分に長時間釜に入れたらどう…

2012/07/07 20:30

変態点以下?の温度で余分に長時間釜に入れたらどうなるか

材質SKS3
ワーク 板厚50ミリ 122×76

  板厚30ミリ 180*125 の
ワークそれぞれ 1個ですが、

最初釜の温度が830度になるのを待ち

その二つを釜に入れた。 その時釜の温度は扉を開けるから
いくらか下がり7百度代の温度になった。
ここまではいつもどおりですが、 タイマーは60分にセットしたのに 1時間30分たってもまだタイマ-がかからないので変に思いよく見てみると
 釜の扉にわずかな隙間があることに気がつきました。ワークを釜に入れ
1時間30分たった時点で 温度計は829度と830度をいったりきたりしていました。
しかし 830度を超えられないので、タイマーがかからなかったのです。

扉のわずかな隙間を閉じるとすぐにタイマーはかかりました。
それからタイマーどおり60分 釜の中でおいて
から 油焼入れしました。




ここで質問です。SKS3の変態点が何度か覚えていませんが、
釜にワークを入れてからの1時間半の間 (829度位の温度でいた
時間がどれくらいあるのかわかりませんが、)

結果的に タイマーどうり釜に置きましたが、

このような中途半端な温度で90分余分においてしまったことは
どのような 影響が考えられるのでしょうか?


829度付近で 830度よりも温度が上がっていないのであれば

長時間おいたことは 問題ないですか?

それとも表面の脱炭などの 影響が考えられますか?

長時間余分においてしまったのが 何度までなら 
良かったのでしょうか?

829度や 一瞬でも830になった状態でいくらかいたのは 
問題でしょうか?

回答 (11件中 1~5件目)

2015/01/25 19:19
回答No.11

基礎が判らないのことにより、変なことで、すごく悩むことになる典型のような質問と思いました。それにつられて回答まですごい内容になっている。

回答(2)にあるようにSKS3の焼入温度は800~850℃であること、回答(3)にあるように熱電対の精度から829℃と830℃の差を論じることが無意味であることから、質問者の不安は的外れでです。

温度計がデジタル化されたことにより、1℃の差を心配してしまう。昔のペンレコーダーならば、こんなことはなかったのに。
さらに、そのデジタル数値で保持時間を制御しているから、ますます計器に振り回されている(人間が機械に使われている)。
デジタル化とマニュアル化(もしくはバカチョン化)の弊害が現れています。

今回の質問は、その辺を知っていれば、「焼入温度保持時間が標準よりも長くなってしまいましたが、何か問題があるでしょうか」になるはず。

その回答。
焼入も焼戻と同様にパラメータとして整理されるので、過熱は問題だか、適正温度範囲で保持時間が2倍程度になっも、金属組織(残留オーステナイト、粗大化も含む)、表面酸化ともに何の問題もありません。

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解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。

質問する
2012/07/12 10:45
回答No.10

回答(8)で洩れた脱炭の問題を追加します。

これはナマでは当たり前に存在してます。
黒皮材とは? 熱間圧延 処理温度は? 開始約1200℃ なので必ず脱炭している
規格は? SKS3 φ25~50 許容限度0.8

これが黒皮のままで焼入が不可な理由。
  http://mori.nc-net.or.jp/EokpControl?&tid=259272&event=QE0004
  黒皮ギリギリの素材取りをすると熱処理で想定の硬度がでない
↑体験談!!??

脱炭とは普通に起きている現象。
とはいえ、使用条件が厳しいバネ関係では安易に済ませられない。

  http://www.accurate.jp/technology/sp57.pdf
  脱炭は850 度以下ならばまず心配はない。しかし900 度を越すと、
  そろそろ脱炭が生じてくる。それも鋼種によってやや発生量が違う
  のでややこしい  、、、加熱時間が倍の1 時間になると、1.6 倍になると考えてよい。
グラフでは最も少ないSUP9で 1000℃ × 30分 <0.1mm

この関連規格では
  ピアノ線(冷間圧延):認めてはならない 弁ばね用オイルテンパー線:0.05以下

熱処理は実際を知らないと、ネット情報を真剣に解釈しようと努めてもすぐ横道に逸れるし、それすら怠ってタコ足イカ足を並べるだけでは、この程度で?分析センター?などと不必要な大騒ぎをした挙句の『評価して閉じましょう』になってしまう。

それで良いのです。

何事も評論より経験が勝る、黒皮材ままで焼入の試しなんて簡単なはず。

一般人の生命を預かる交通関係などのモノでヤヤコシクなったら捨てるを原則にするのも当然。しかし自己責任で済むなら注意してやれば良い。その際は事故事例など参考に、どう壊れたら危ないか予測して回避策を考えるなど慎重さも必要です。

  http://anzeninfo.mhlw.go.jp/anzen_pg/SAI_DET.aspx?joho_no=101201

補足

2012/07/12 21:31

ありがとうございます。

>脱炭は850 度以下ならばまず心配はない。しかし900 度を越すと

すると今回は 850度は絶対に超えていないのだから

90分長くおいたとしても あまり 気にしなくていい感じなのですね。


ヤスリで確認はしましたが、ちゃんと滑る感じで生とは全違う感じでした。

確かに0.5ミリ位は 面取りされたようにも感じるので、

研磨を念のため0.9ミリ行いました。

質問者
2012/07/11 21:58
回答No.9

熱履歴をリセットするか または 廃却

その材料の性質に影響を与えた過去の加熱冷却の経過状況です
素の状態まで戻せるかどうかという事です
焼き入れに失敗した場合は完全焼鈍し調質再焼き入れ等初期状態に戻す事
また 何度かこれを繰り返すと 規定の硬度に焼き入れできない場合がある

補足

2012/07/12 21:32

熱履歴とは何でしょうか?
そして

それはどうしたらリセット出来るのでしょうか?

質問者
2012/07/11 18:20
回答No.8

中途半端な不適切回答は正さねばならないので、安易に閉じては不満が残るはず。

>◆ 非破壊検査でクラック等を確認する

そんな面倒はやりません。
脱炭の様態によって起きるクラックで二次的現象。脱炭の有無を確認すれば済むから硬さ測定で事足りる。


>結晶粒の粗大化

  『熱処理・現場ノウハウ99選』の要約
  最も細かくなるのがAc3変態点直下。
  結晶粒の成長は保持時間も影響するが、加熱温度に比較してその影響は少ない(モデル図だけ)

焼戻し/焼入れは上記+50℃とかの同じ温度で行うこと多いが、違いは油冷却するか炉中徐冷するか。
なのでいずれでも結晶粒粗大化が起きにくい領域で行うもの。
判定をするのはエッチングしての顕微鏡観察が必要。

結晶粒粗大化が最も観察されるのは浸炭。
  900~1000℃×数時間
今回お悩みの焼入よりも遥かに高温で長時間処理だから必ず粗大化が起きる。
なので一次焼入と称する結晶粒微細化を行う処理をすべきとされるが・・・

  http://homepage1.nifty.com/seas/database/heat/carbon.htm
  処理費の上昇に結びつくので、量産品では二次焼入れ・焼戻しのみを採用する場合も多い。

省くこともある。そういう扱いもあることを認識すべき。
SKS3 についてどうか?、SC、SCMと違い、靱性を求める用途は少ないから結晶粒粗大化はさほど気にしなくて良い。

補足

2012/07/12 21:37

ありがとうございます。

>靱性を求める用途は少ないから結晶粒粗大化はさほど気にしなくて良い。

結晶粒粗大化は 靭性が 少なくなる方向に働くのですね。

質問者
2012/07/11 16:53
回答No.7

再出です。

>> ◆ 非破壊検査でクラック等を確認する

> 非破壊検査の機器がないですが、
他の回答者さんの記述の如く、最寄りの(都道府県等の)工業試験場を利用するか、
価格は高いが民間の分析センターに依頼するかです。

> 90分余分に窯に入れた事によってまだ 打ち抜きに使っていない
> 段階からでも クラックが入る可能性が出てくる位なのしょうか?
> 影響的に
oh kawaさんの仰る< 1Nの涙さん記述の >
・残留オーステナイトの増加→硬度測定と金属組織の観察
・脱炭(炭素成分の減少)→硬度測定と金属組織の観察
・結晶粒の粗大化→金属組織の観察(金属顕微鏡を大概持っている)
に関して、“硬度を測定する”と“非破壊検査でクラック等を確認する”は間接的な
品質確認と考えてください。
直接的には、“金属組織の観察”等がベストですが、専門の知識が入用のために、
“硬度を測定する”と“非破壊検査でクラック等を確認する”にて、品質確認の代用と
アドバイスした次第です。

“非破壊検査でクラック等を確認する”は、一般的な確認の延長と考えてください。
今回は、特別な条件での品質確認なので、“打ち抜きに使っていない段階からでも”ではなく、
特殊条件での念のための確認の意味合いです。

確認ができましたら、この森のルールなので、評価して閉じましょう。

お礼

2012/07/12 21:38

ありがごうございます。

質問者

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