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焼入れ材のNC旋盤加工におけるCBNチップの使い方と効果について
2023/10/18 22:51
- NC旋盤で焼入れ材の加工を行う際、超硬チップにクーラントを使用することで良好な結果が得られます。
- フライス加工においては、超硬チップよりもエアーを使用した荒加工が効果的であり、焼入れ材でも同様の効果が期待できます。
- CBNを使用した仕上げのチップでは、クーラントかドライ加工のどちらでも良い仕上がり面が得られますが、注意が必要です。さらに、CBNチップの持ちについてもアドバイスがあります。
CBNチップについて
2012/07/29 12:44
NC旋盤で、焼入れ材の加工をしています。
YXM-1~-5、SKH-51~-55などで、HRC63~65ぐらいです。
荒加工で超硬チップを使っていますがクーラント(水溶性切削液)を使ってい
ます。
フライス加工ですが、超硬チップでの荒加工はエアーのほうが断然持ちが
良いと思うのですが、焼入れ材ではどうなのでしょうか?
仕上げのチップで、CBNを使っています。
こちらはクーラントかドライ加工どちらで加工すればよりよい仕上がり面に
なりますでしょうか。あとCBNチップの持ちとかもアドバイスして
いただければ助かります。
なにぶん素人ですので詳しい方にご教授願います。
回答 (3件中 1~3件目)
自社で加工する事は稀ですが
客先には専門的に加工している会社もある
一般鋼の焼き入れ材から SKD・SKH・ステライト 等々
関わった中で最高難度は HAP72 (HRC70) 0.5Rのボールで溝入れ
エアーかクーラントの選択肢だが
コールドエアーという手もある
機械に内蔵するには面倒だし
後部から高温のエアーが排出されるし
バカみたいにエアーを消費する
冷却しすぎで寸法管理も面倒だが・・・・
刃もちに関しては効果ありです。
コスト的にメリットがあれば良いかも?
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この質問は投稿から一年以上経過しています。
解決しない場合、新しい質問の投稿をおすすめします。
大変な加工ですね。
文面から、ギアや穴あき形状などの断続加工ではないと思われますので、
連続加工を前提として回答いたします。
?超硬
焼き入れ後の荒加工と思われますが、かなり厳しいですね。
切削速度は恐らく20~40m/minぐらいと推測しますが如何でしょうか。
刃先へじゃぶじゃぶと徹底的にクーラントを掛けることを推奨いたし
ます。
フライス加工におけるHRC55を超えるような高硬度鋼の加工も、原則
クーラントを使用しません。これは断続加工のため、加工している
時と空転しているときの刃先温度差が大きいので、クーラントで冷却
すると熱衝撃によって異常損傷するからです。
超硬による高硬度材のターニング連続加工の場合は、常に刃先がワーク
と接しているので、熱衝撃が生じにくいことから、クーラントの使用が
可能と考えます(ただし切削速度をそれなりに低く抑えている場合に
限ります)。
最近は、中荒加工用のcBNインサートも商品化されているので、超硬の
寿命・加工能率が低い場合は、こちらを検討する価値も十分あると考
えます。
?cBN
代表的なメーカのカタログURLを貼っておきます。
高硬度鋼の加工では、cBNにコーティングを施したタイプがトレンドに
なっています。
質問者さんの場合も、HRC60を大きく超えるような硬度なので、こちらの
タイプが適していると考えます。
推奨条件や加工事例をみると、Dry、Wetの両方が記載されています。
どちらかと言えば、Dryの方が刃持ちが良いと思われますが、高温の切り
くずによる機械の熱変位精度への影響を考えると、実生産においてクーラ
ントを使用せざるを得ない状況です。
したがって、もし量産部品でなければ、クーラントを使用しないでトライ
してみては如何でしょうか。
>その通りでCBNはドライ専門です。
(ターニングの連続加工において)Dryが望ましいが、Wetでも使われているの
で、(言わんとしていることは理解できますが)適切な表現ではないと思い
ます。
>フライスは断続になるため旋盤より厳しく、辛うじて削れるレベルという
>のが常識でしょうが、、、
>加工事例 被削材質 SKH51(65HRC)切削長300m・・・信じ難い
フライスではなく、切込みの小さい金型のエンドミル仕上げ加工なので
成り立っているのでしょう。
質問No.40105 と関連したご質問でしょうか。
cBNとしてはDryが推奨ですが、ワークが細いの切削熱による変形が
懸念されます。
やはり、Wetの場合は、ワーク全体にじゃぶじゃぶと掛けてください。
また、質問しっぱなしはこのサイトの主旨に反します。
回答に対しトライした結果などのコメントをお願いいたします。
(大変な難加工であり結果が気になります)
>NC旋盤で、、YXM-1~-5、SKH-51~-55などで、HRC63~65、、、荒加工で超硬チップを使って、、
クーラント(水溶性切削液)を使っている。
理屈よりも結果優先。
>フライス加工、超硬チップでの荒加工はエアーのほうが断然持ちが良いと思うが、、、
仕上げのチップで、CBNを使っている。
その通りでCBNはドライ専門です。
フライスは断続になるため旋盤より厳しく、辛うじて削れるレベルというのが常識でしょうが、、、
http://www.osg.co.jp/products/pdf/n-65_cbn_endmill_series_vol8_0908.pdf
P.11 加工事例
被削材質 SKH51(65HRC)切削長300m・・・信じ難い
それだけの実績が有れば、素人なんてご謙遜なさらず、教えていただくことを願ってます。
そのように結果を報せて頂くのは、回答が合ってようが違ってようが有難いことです。
お礼
2012/07/30 21:47
早速の回答ありがとうございました。
明日ドライにて試してみたいと思います。
結果はまた後日ご連絡いたします。
お礼
2012/07/30 21:49
早速のご回答ありがとうございます。
CBNの仕上げ加工もドライで加工してみたいと
思います。
結果は後日、ご連絡します。
ありがとうございました。