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水平方向につける吊りボルトの選定について
2023/10/18 22:49
- 機械設計をしている者ですが、構造上どうしても水平方向にしか吊りボルトがつけれません。製品の重量的にはおよそ150kgなのですが、4箇所穴を開けるとした場合、どのサイズが適切なのでしょうか?
- 吊りボルトを水平方向に設置するための適切なサイズについて教えてください。製品の重量は150kgで、4箇所に穴を開ける予定です。
- 構造上の制約により、水平方向にしか吊りボルトを設置できません。おおよその製品の重量は150kgで、4箇所に穴を開ける予定です。適切なボルトのサイズを教えてください。
水平方向につける吊りボルトの選定について
2012/07/31 15:54
機械設計をしている者ですが、今造っている機械に吊りボルトをつけなければいけないのですが、構造上どうしても水平方向(横向き)にしか、吊りボルトがつけれません。
客先にも水平方向で了承は得ているのですが、ボルトのサイズで迷っています。
製品の重量的には、およそ150kgなのですが、4箇所穴を開けるとした場合
どのサイズが適切なのでしょうか?
是非教えていただきたいです。宜しくお願いします。
あと、一応材質は鋳物になります。
回答 (12件中 1~5件目)
閉じられる前に再投稿w
先に、申し上げた通りに「ねじ」部でせん断力を直接受けないようにすること
が機械設計では常識になっています。戻って先に私が回答した摩擦でせん断力
を受ける時に役立つ資料を参考URLに(鋼構造設計規準orJISにも掲載あり)
またミスミの吊フックボルトも掲載されていますが私は使ったことが無いので
果たして、どの様な機械の範疇まで適用できるのかJISにも規定されていないし
判断が付きませんが荷重が小さくとも、その重要性や用途により設計者自らが
適宜に選択・決定しなければならないものであろうと思います
補足要求「あと、一応材質は鋳物になります。」これが、とっ~ても気になる
初心者では仕方が無いが、先輩技術者に聞かずに最近はネットで聞くのか?
或いは良い先輩技術者の絶対数が減ってしまったのだろうか・・・心配してる
最後に、吊板は、JISF3410「船用オーバルアイプレート」が参考になるだろう
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再々出です。
再出のURL“力学の知識>つり角度”にもあるように、横吊りは張力の増加をもたらす
危険性があります。
更に、せん断荷重やモーメント荷重の掛かり方も、結果的には増加するケースが高くなります。
以上のことを考慮して、且つ吊りボルト1本に全荷重が掛かった条件での安全率を算出し、
吊りボルト選定が必要です。
(ちゃんと玉掛けの講習を受けた人なら、それ等を考慮できると思いますが、それより先に
横吊りはしないし、しても張力増加する角度ポイントには設けないです。)
また、アイボルトを使用しなくても良いが、
★ スリング等をどのようにセッティングし、スリング等が落下しない工夫をする
(これは、ちゃんと玉掛けの講習を受けた人ならクリアできそうかな?)
★ アイボルトならスリング等のセットポイントがある程度明確化できますが、
通常のハイテンボルト等では、最悪の位置を想定し、特にモーメント荷重確認をする
必要があります。
初出、再出、再々出の内容を踏まえ、ボルトへ最悪どのような荷重が加わるかを確認し、
選定をする必要があります。
納得したら、評価し速やかに閉じましょう。
回答者諸兄は、アイボルトに関する書き込みが多いのですが、
回答(6)mytec氏と同様、私も普通のボルトで吊るのを、
数多く目撃しております。
一般用の産業機器や、医療機器 等々でも普通にやっていますね。
4本に吊りワイヤーを引っ掛けて、真ん中で絞るようにして
ユニックで持ち上げています。
まぁ、やり方としては些か邪道なのですが、
現場ではよくある事。
ちゃんと玉掛けの講習を受けた人なら、
無茶な事はしない筈なのですが。
これから設計するなら、他のアドバイスに従って王道でどうぞ。
どうしても仕方が無いなら、
1本のみに加重が加わっても大丈夫な様に
剪断と曲げに対して更に安全率を設定する事で・・・。
私でしたら、ミスミの吊りフックボルト式を使用します。
http://jp.misumi-ec.com/ec/ItemDetail/10100190750.html
CHN10 (M10タイプ)で2452N
CHN12 (M12タイプ)で3530N
吊り上げられます。
M36タイプまでありますので耐荷重も十分かと思います。
回答(1)さんを全面的に支持いたします。
機構上横吊り以外の選択肢が無ければ、
?専用の吊り治具を設計製作する
(適当な板厚のアングルを切断して、バカアナとタップをたてる
程度でも可)
?自在形アイボルトを部品一部として手配する
ことが最善です。
付属品として、?を用意しておけば、現場は感心するでしょう。