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錫の耐候性について
2023/10/18 21:26
- 錫の耐候性を調査するため、真空蒸着による錫蒸着を行いたい。酸化しにくい性質を持つが、他の情報も参考にしたい。
- 酸化しづらい性質を持つ錫について、真空蒸着の効果を調査したい。
- 錫の耐候性を確認するために、酸化しにくい性質を持つ錫の蒸着を検討している。他の情報も取得したい。
スズ(錫)の耐候性について
2012/11/01 09:25
真空蒸着にて錫を蒸着しようと思っておりますが、
錫の耐候性を調査するように指示が出ました。
酸化しにくいという記事を見つけましたが、その他何でも良いのですが、
参考になる情報やサイトを教えて頂ければと思います。
酸化錫などではなく、あくまで錫単体でお願いします。
質問者が選んだベストアンサー
耐候性は使用環境を特定しないことには漠然としたものになります。
錫単体で使うことは希で殆どはめっき。貴金属ではないから厚めっきが容易な溶融めっきや湿式化学めっきが多く、厚さが苦手な真空蒸着=乾式めっきの例はやや少ないでしょう。
めっき皮膜の耐食性
http://tri-osaka.jp/fields/kinpyou/surface/morikawa/pdf/corr_pdf/plating_Corr.pdf
表.1腐蝕性ガスにおけるめっき皮膜の耐食性
・・・・試験方法、参考書籍・・・全般的にまとまっている
鉄に施すめっきでは、腐蝕電位が卑で犠牲防蝕作用のある亜鉛めっき、表面に不動態被膜を形成するクロムめっきが多いが錫めっきもある。
一方電気部材の銅線、真鍮部材などは錫めっきが非常に多く、良導電性や、半田を構成する金属そのものという利点が大きい。
なので、電気部品の使われ方を見渡す、更には環境試験の実際を調べれば結論を得やすいでしょう。
>メッキと蒸着の違いは、層の綿密さにあると考えます
緻密以前の問題として、蒸着は厚さがナノ、溶融めっきなら数十ミクロンにも達するから勝負にならない。
用途も鉄に施す防蝕めっきではなく、錫単体の性能評価でしょう?
なので腐蝕電位は気にしないでよいが、<錫単体で使うことは希>なのでめっき評価を流用する、また銅/錫は近いから問題になりにくいです。
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その他の回答 (2件中 1~2件目)
他の回答者さんと似た内容となりますが、アプローチに特化してアドバイスをします。
錫の耐候性調査は、錫メッキで行なえばよいと考えます。
錫メッキの資料が参考になります。
そして、メッキと蒸着の違いは、層の綿密さにあると考えます。
それが、メッキ厚さと蒸着厚さの違いで、…の資料を貴社がお持ちであるか、ジョイント会社
若しくは大学関係者がもっているなら、確認してみては如何でしょうか?
それか、蒸着機の製造メーカーに、錫のメッキと蒸着の比較資料はないかと確認してみても
よいと思います。
色々アタックして、“藁”も掴んでくださいな。