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笹子トンネルの天井板崩落事故の真相とは?
2023/10/18 20:35
- アンカーで1.3tの天井を吊る設計はあり得ない?
- 点検不足や経年劣化、施工不良が原因で症状が発生した可能性も
- 土木や建築の世界でのアンカー設計について考える必要がある
笹子トンネルの天井板崩落事故
2012/12/07 14:23
「アンカーで1.3tの天井を吊っていた」
これを知ったとき そんな設計ありえない
重い天井をアンカーで吊るという構造の設計思想が間違っていると思いました
ですが巷の意見は
点検がされていないのが問題だ
経年劣化だ
アンカーの適切な施工がされていなかった
という批判が多いです
そのことにさらに驚きました。
土木や建築の世界では普通なのでしょうか
どう思われますか?
回答 (11件中 1~5件目)
人間が自ら作り上げた安全に則り安全・安心を唱えていた原発事故でさえも
想定外と国や東電は言っているが、国会事故調では人災であると明言された
あれから未だ半年も経たずに新たな仮想安全を作り法に従い再稼働させる積り
形あるものは、いつか壊れる。事故というものは人間が介在するのであるから
どうしても瑕疵や色々なミスが生じてしまうし、そもそも自然を支配できるか
のような考え方は人間の勝手かも知れない。先住民族のアイヌ人の生活様式の
ように自然と共に生きることが本来の姿かも知れません・・・おっと横道失礼
今朝、笹子トンネルのアンカーボルトに異常が見つかったという報告があった
本当に目視していたのか?も非常に怪しい。例え20年と安全な?使用期間を、
定めたとしても20年迄は点検しなくても大丈夫という慢心が人間には生じる
原発も当初は30年だったのを40年+αとドンドン伸ばしてしまい事故に至った
常に最悪のシナリオを想定できるかが、リスクマネジメントなんでしょう?
設計の安全基準自体も、使用環境にも左右されることも忘れてはならない
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当時の設計思想はまだマスメディアで公表されていないようですが、一般的に安全性、コストに順に考えなければなりません。ケミカルアンカーでも安全性が担保されていれば問題は無いはずです。
私は保全に対する思想に問題があったと考えます。
アンカー樹脂の耐用年数は経年劣化や環境・外的要因(湿度、熱疲労、振動等)の安全率を見込んで設定されているべきだと考えます。仮に十分大きな安全率を取って20年と見込んだら、数年ごとに保全検査を行い20年後には全数交換が基本だと考えます。この耐用年数なくしてケミカルアンカーは使えるのでしょうか?特に樹脂は少なからず加水分解するので寿命をもち、耐用年数は設定されるはず、べきです。
ご参考まで。
私も質問者さんと同じ感覚です。
ケミカルアンカーは使ったことが有りませんが、
定期点検で緩みが有りました。。増し締めしました。
締めすぎて、もしボルト側が回ったりしたら・・・お終いでしょ。
保持力は限りなくゼロに近づくのではないかと思います。
報道で見ている限り、打音検査もいい加減だと感じました。
万が一を考え、必ずネジは締まり方向に叩く様昔教わった経験が有ります。
TVで見た幾つかの検査シーンで、そこに留意していると見られる方は、
極僅かでした。
> 道路標識を取付ける基礎部は天井ではないですね その点が決定的な違いです。
???
オーバーハングしている道路標識には、転倒モーメントが常に働き、固定ボルトには、
常に引張の負荷が掛かっています。
また、ボルトは同じアンカーボルト又は基礎ボルトを使用することもあり、同じです。
また、ボルトがスッポ抜けたり、緩んで抜けたりすれば、転倒して車の上に倒れかかる
場合もあるので、これも同じです。
違いは、ねじやコンクリートに隙間が生じても、一度に抜けるような構造になっていない、
ねじの奥部分がねじ径よりも大きくなっていて、ある程度の期間その状態でも負荷を一時的に
受けられるアンカーボルト又は基礎ボルト構造にしていることが、最大の違いで事故原因の
最大のポイントでしょう。
それと、接着剤使用で、緩まないねじ構造になったとの過信で、“打音検査”を省いた??
ことも。
初出の?に繋げたくない方々の思惑があるからだと思います。
特に、監督官庁の業務上過失致死は、有り得ないことだし、処分対象も有り得ないこと
でしょうが、世論が其方の方向に向かわない対処方法をしているのではないでしょうか?
質問者さんも、小生も同じことを結局云っています。
今回のトンネルの吊り天井に使用しているボルトも、オーバーハングしている標識の固定
ボルトも、常に引張荷重が掛かっていて、
オーバーハングしている標識の固定ボルトは、法令で厳しく決められているのでしょう等 と
なっていて、トンネルの吊り天井に使用しているボルトは、報道されている内容で、
何故異なっているのかですか?、異なって良いのですか?、となります。
すると、監督官庁の責任問題にもなりますし、設計を認可したお役所系の道路公団等の
責任問題になります。
旧道路公団のTOPは、お役人の出向者やOBですから、“打音検査”を省いたにて、
問題を解決したいのでしょう。
トンネル工事認可等の責任問題と、アフターコストを直ぐに掛けられない問題にてで。
お礼
2012/12/10 11:01
これ見ると同じとは言えないように思います
http://www.otecs.co.jp/album/20121105-hokuden_hyosiki/index.htm
法令で厳しく決められているのでしょう
少なくともケミカルアンカーはだめだと思います
打音検査も???です (数値に表れないから)
検査証にも異常なしと書かれるだけ?
叩いて少し違う音がしたらどうするのでしょうか
その判断基準は?
改修するとして
交換でしょうか?
ケミカルアンカーの交換で良い訳ないですよね
コンクリートにひびがあるかもしれないですから。
そうなると大規模改修になります
その判断、命令は誰がするのか?
疑問だらけです
ありがとうございました
>どんな構造で吊ってるのか?
http://www.fml.t.u-tokyo.ac.jp/research/thesis/h17b-shimizu.pdf
さすがに推力のある回転体を1本で吊る事はないでしょう。
1.3tだったら乗用車1台分くらいなのでアンカーでも楽々吊れるはず。
また樹脂固定自体が悪いって訳でもないと思う。
あんなにいっぺんに落下するってことはアンカーのすっぽ抜けな可能性が…
単に直孔を開けてアンカーを固定しただけなら長年のうちに拘束力が低下して
周囲のコンクリートと樹脂の界面が雪崩的に剥がれたのかも。
孔をスクリューのような螺旋孔にしてあれば抗力は大きいだろうけど。
ジェットファンは稼動施設なので点検間隔はずっと短いです。
かなり古いけど例えばコレ
http://www.mlit.go.jp/sogoseisaku/kensetsusekou/kikaisetubi/dourokanrisisetuyouryou/H1603dourosisetutenkenseibi-3.pdf
それでなくともメンテ作業を行わないと性能が維持出来無いので
ジェットファンや照明はメンテ要員に良心があれば
そうそう致命的にはならないはず。
ゼネコンの立派な設計書でも要所以外研修受けただけの作業者が施工なんてザラ
書類上の監督責任者は同時に複数箇所掛け持ちになってるとかも…
建築・土木は作業者が玉石混交。自民党が土建献金欲しさに
野放しを長く続けたので心無くせばいくらでも手を抜ける業界体質になった。
>多分、特別天井までの距離がありメンテし難いからそうなったのだろうけど、
>技術者としての倫理は何処に行った?
論理が逆。技術者なら楽にメンテできるように設計すべき
支持体のないところで5m高はつらいぜ。
今回もアンカーに三角形の脚立爪掛けを付けとけば
検査を手抜きされるほどのものじゃ無かったと思うんだけど。
装置でも
研究室の優男が設計したのか隙間が狭くてメンテナンスバルブに手が届かないとか
プロレスラーが設計したのか固いつまみの径が小さすぎて筋肉痛になるとか
メンテ設計が適当なの多過ぎ。
>今の日本人は何でも「金」が最優先で、何とも恥ずかしい人間になったものだ
儲けがなけりゃ品質も守れないしお金は大切ですよ
金は出さないけど品質は守れという要求をする人間の方が恥ずかしい。
>コンクリート製の吊り天井の上に立ったとき
>床がこのボルトで吊られていると認識するのは困難だと思いますね
メンテナンス要員は知らされてるはずですし
それに上を歩けば床のしなりで体感できるんじゃないかな。
お礼
2012/12/08 09:57
ジェットファンは明らかに吊っているのがわかりますから 検査の目もおのずと厳しくなるでしょう
ですが
コンクリート製の吊り天井の上に立ったとき 床がこのボルトで吊られていると認識するのは困難だと思いますね 傍目には天井が剛体に見えるでしょうし・・・ だから 検査がおろそかになるのは理解できます
ありがとうございました
お礼
2012/12/11 12:55
私もテレビで打音検査のサンプルを見ました。コンクリートにボルトを埋め込んだもので ひとつはコンクリートにひびがありました。叩き比べると明らかに違いがわかりますが、ひびの入った方だけを聞いてもそれが不具合のある音なのかどうかははっきりわからないだろうと思いました。
ありがとうございました