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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:エラストマーの変色)

熱可塑性エラストマーの熱衝撃試験による変色について

2023/10/18 19:49

このQ&Aのポイント
  • 熱可塑性エラストマーの成形品を熱衝撃試験にかけると、変色が生じることがあります。
  • 特に、-55度から+85度までの温度で25分ずつ、100サイクルを行った場合、白色のものが若干赤味を帯びることが報告されています。
  • 熱可塑性エラストマーは変色しやすい性質を持っているため、このような変化は一般的な現象と言えます。
※ 以下は、質問の原文です

エラストマーの変色

2011/01/13 12:39

熱可塑性エラストマーの成形品を熱衝撃試験(-55°/+85° 各25分 100サイクル)にかけたところ、白色のものが若干、赤味をおびました。

熱可塑性エラストマーは変色しやすいものなのでしょうか?

原因が解かれば教えて頂きたく宜しくお願い致します。

回答 (1件中 1~1件目)

2011/01/13 13:33
回答No.1

熱可塑性エラストマーにフェノール系酸化防止剤が配合されているとすると黄色、ピンク、赤色等に変色する可能性があります。
空気中の窒素酸化物、エラストマーに配合されている他の窒素化合物等によってキノン構造を形成すると着色します。
自動車等の排気ガスも着色を促進します。

熱可塑性エラストマーがポリオレフィンの場合しか分かりませんが、一般的にチーグラーナッタ系アニオン重合触媒によって得られるPEやPPは、当然融点が低い熱可塑性エラストマーも含まれますが、押出機中での酸化劣化が認められます。
ポリエチレンだと架橋し分子量が大きくなり、最終的にはゲルを生成します。
ポリプロピレンは主鎖が断裂して分子量が小さくなります。
これらの酸化劣化を防止するために通常フェノール系及び燐系の酸化防止剤が配合されます。両者を併用するのが効果が大きいようです。
変色しても主はポリマーでは無く添加剤の着色なのでポリマーの強度耐久性等には大きな影響は無いと思います。
熱可塑性エラストマーのメーカーに相談確認される事をお薦めします。

一般的に化学反応は温度が高いと早くなります。活性化エネルギーが30kcal/モルの時、温度が10℃高くなると反応速度は2倍になります。
急激な温度変化は関係が無いと考えます。

お礼

2011/01/13 13:44

早速のご回答ありがとうございます。
もう少し教えて下さい。

フェノール系酸化防止剤は一般的によく配合されているものなのでしょうか?

変色後、強度や耐久性に影響は出ますでしょうか?

宜しくお願い致します。

ありがとうございます。

周囲温度に影響を受けますでしょうか?

また今回の変色は高温でおきたのか低温でおきたのか、急激な温度変化が原因
なのかというと、いかがでしょうか?

宜しくお願いいたします。

ご丁寧にありがとうございました。

アドバイス頂いた様にメーカーへも相談してみます。

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